第43回日本リーグ
2018-2019 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第4週

第1日・2018/10/13(土)
 
第2日・2018/10/14(日)

　◆　男　子　◆

トヨタ車体　　　29 (17-11, 12-10) 21　トヨタ自動車東日本

  • 　『トヨタ車体、攻守ともに安定したゲーム運び』
  • 　前半、トヨタ車体のスローオフで試合開始。1分30秒、トヨタ東日本は7mスローで、13番桑名が得点し、先制する。その後、トヨタ車体は、5連続得点でリードする展開へ。トヨタ東日本は、果敢に攻めるも、トヨタ車体No.21甲斐の好セーブもあり、追いつくことができず、17対11で前半終了。
    　後半立ち上がり、トヨタ東日本No.14佐藤が得点する。その後10分間、互いに点を取り合う展開が続く。トヨタ車体は、最後まで集中を切らすことなく守り、トヨタ東日本に反撃を許すことなく29対21で勝利となる。

北陸電力　　　　27 (12-11, 15-12) 23　大崎電気

  • 　『北陸電力、粘りのディフェンスで勝利』
  • 　前半、北陸電力のスローオフ。北陸電力No.27竹内の得点を皮切りに試合が動く。北陸電力は連続得点で最大6点差を広げるも、大崎電気の猛攻を防ぎきれず、一時同点まで追いつかれる。北陸電力は前半終了間際に、No.22筒井がシュートを決め、1点リードで折り返す。
    　後半、北陸電力が点を決めれば、大崎電気も点を決め点差が変わらない時間が続く。その後、流れに乗った北陸電力が徐々に大崎電気を引き離す。大崎電気も必死に追うが、北陸電力の粘りのディフェンスを前に、点差が縮まらない。そのまま北陸電力が4点差で勝利。

豊田合成　　　　35 (18- 6, 17-11) 17　琉球コラソン

  • 　『豊田合成、終始リードで5勝目』
  • 　豊田合成のスローオフで試合開始。豊田合成No.23橋本のシュートで先制。その後4連取されたところで、琉球コラソンたまらずタイムアウトをとり先制するも、豊田合成No.16坂井の好セーブ等で得点を重ね、12点のリードで前半終了。
    　後半、豊田合成の得点でスタートするが、琉球コラソンもNo.7石川の7mスローの後、連続で得点。豊田合成に退場者が出るなど得点を縮めるチャンスはあったが、7人攻撃でのミスなどでディフェンスを崩せず、着実に得点を重ねた豊田合成が35-17で5勝目をあげた。

湧永製薬　　　　24 (12-12, 12-11) 23　トヨタ紡織九州

  • 　『トヨタ紡織九州地元で連勝ならず』
  • 　前半湧永製薬スローオフで試合開始。湧永製薬3番松本のシュートで先制後、3連続得点トヨタ紡織九州はたまらず、3分過ぎに1回目のタイムアウト。その後23番金のシュート、7mスローなどで4-4の同点に追いつき、10番田中のシュートで逆転するも、お互いに一進一退の攻防で12-12の同点で前半終了。
    　後半、トヨタ紡織九州が23番金のシュート、5番松浦のシュート等で一時リードするも、湧永製薬のキーパーの好セーブや速攻などで、再びリードを許す。残り4分で同点に追いつくが、あと一本が決まらず、23-24で湧永製薬が勝利を収め、地元連勝とはならなかった。

　◆　女　子　◆

大阪ラヴィッツ　24 (14-11, 10-11) 22　ＨＣ名古屋

  • 　『大阪ラヴィッツ辛くも逃げ切って初勝利。HC名古屋追い上げ届かず』
  • 　前半立ち上がり、No.10水谷のロングシュートで先取点をあげたHC名古屋だが、ラヴィッツはNo.8儀間のサイドシュートで同点とするとNo.2水田の3連続得点で逆転し、5分4-1、14分9-4とペースをつかんだ。HC名古屋もNo.4福井、No.9髙宮らで追い上げたものの、前半は14-11とラヴィッツリードで折り返した。
    　後半に入り、突き放したいラヴィッツはNo.7永塚で先制するが、HC名古屋はNo.10水谷、No.13木村のサイドシュートなどでじりじりと追い上げ、10分No.14綿引が飛び込んでついに16-16の同点に追いついた。しかしラヴィッツはNo.8儀間、No.2水田らが要所で得点し、粘るHC名古屋を振り切って、初勝利をあげた。

三重バイオレットアイリス　22 (12- 5, 10- 7) 12　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『三重バイオレット前半で大きくリードして、2勝目をあげる』
  • 　前半2分、三重バイオレットは11番團の速攻で先行。7mスローで同点とされるも、25番林、15番多田、23番森本らで着々と加点し、18分8-3。その後も6番近藤、19番万谷のロング、23番森本のサイドシュートなどで4点を連取するなど、12-5と大きくリードして前半を終了。
    　後半に入り、ブラックブルズも5番池之端、33番陣野などで食い下がるが、三重バイオレットGK16番花村の好守もあって得点が伸びず、三重バイオレットは15番多田、25番林などのシュートでリードをさらに広げて2勝目をあげた。

北國銀行　　　　23 (12- 9, 11-10) 19　広島メイプルレッズ

  • 　『広島メイプルの追い上げがあったが、北國銀行の辛勝』
  • 　前半出だし広島メイプルが3連続得点などで有利に進めたが、15分過ぎからディフェンスの良くなった北國銀行が5連続得点で逆転し、前半を北國銀行12-9の3点リードで終了。
    　後半出だし北國銀行が4連続得点で試合決定と思われたが、広島メイプルの2回2連続と終盤の3連続得点で追い上げられたが、北國銀行が4点差23-19で逃げ切った。

オムロン　　　　24 (15- 9, 9- 7) 16　プレステージ・インターナショナル　アランマーレ

  • 　『オムロンの辛勝』
  • 　オムロンが出だし4連続得点で主導権を握ると、その後も2・3・2・2連続得点して有利に試合を進めた。アランマーレの4連続得点があったが、オムロンが15対9の6点差で前半を終了。
    　後半は宮川のファインセーブで試合を盛り上げた。負けじとアランマーレ安田もファインセーブを連発し、ロースコアのゲームとなったが、オムロンが24対16の8点差で勝利した。

　◆　男　子　◆

トヨタ自動車東日本　25 (10- 8, 15-13) 21　北陸電力

  • 　『トヨタ自動車東日本安定した試合運び』
  • 　トヨタ東日本No.5遠山の得点で始まった前半だが、北陸電力もNo.30川島が得点し、同点とする。その後、トヨタ東日本は素早いリスタートで反撃し得点。その後連続得点で点差をつける。北陸電力は徐々に追い上げるも追いつくことができず、トヨタ東日本2点リードで終了。
    　後半、北陸電力の先制点でスタートする。その後は勢いにのったトヨタ東日本が北陸電力を引き離していく。北陸電力はディフェンスを高く上げ攻撃的に守るも、追いつくことができず、25対21トヨタ東日本が勝利をおさめる。

トヨタ車体　　　20 ( 8- 8, 12-11) 19　大崎電気

  • 　『大接戦の末、トヨタ車体逆転勝利！』
  • 　前半、トヨタ車体のスローオフで試合が始まる。序盤、大崎電気が連続得点でリードする展開となる。両チーム、相手キーパーの好セーブに阻まれシュートを打つも得点とならない。トヨタ車体は終盤にNo.5高智の2連続得点で、大崎電気に追いつき、8対8で折り返すことになる。
    　後半立ち上がり、大崎電気No.24信太の得点でリードする。しかし、その後トヨタ車体が4連続得点で勝ち越す展開となる。大崎電気はその後猛攻をしかけるもあと一歩およばずトヨタ車体が1点を守りきり試合終了となる。

湧永製薬　　　　24 (10-15, 14- 8) 23　琉球コラソン

  • 　『琉球コラソン前半のリードを守れず惜敗』
  • 　琉球コラソンのスローオフで前半開始。琉球コラソン9番福田のシュートで先制。高いディフェンスからの速攻等で得点を重ねる。一方流れを変えたい湧永製薬は7人攻撃やタイムアウトをとるもリズムがつかめないまま10-15で琉球コラソンリードで前半終了。
    　後半、湧永製薬はじわじわと点差を縮め、13分11番矢田のシュートで18-18の同点に追いつくが、すぐに琉球コラソンがリードする。その後は一進一退の攻防が続く。残り2分で湧永製薬に退場者がでるが、残り2秒で5番成田がシュートを決め、見事な逆転で勝利を収めた。

豊田合成　　　　36 (17-16, 19-14) 30　トヨタ紡織九州

  • 　『トヨタ紡織九州地元の後押し実らず惜敗』
  • 　前半、豊田合成のスローオフで始まったゲームは、一進一退の攻防を繰り返すが、開始9分、豊田合成No.14樋口の退場により、トヨタ紡織九州No.14梅本が速攻で得点を重ね、一時11対6と5点をリードしたが、タイムアウトによりリズムをとり戻した豊田合成は、徐々に点差を縮め16対17と豊田合成のリードで前半を折り返した。
    　後半10分が過ぎトヨタ紡織九州の攻撃ミスから豊田合成No.21小塩が速攻で得点を重ねる。その後トヨタ紡織九州も巻き返しを試みるが、豊田合成の足の止まらぬ積極的なディフェンスにより攻め倦み30対36で豊田合成が勝利を手にした。

　◆　女　子　◆

ＨＣ名古屋　　　13 ( 5- 7, 8- 5) 12　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『HC名古屋後半逆転し、1点差で逃げ切る』
  • 　前半、13番木村の速攻を皮切りに11分3-1と先行したHC名古屋だが、ブラックブルズも8番松本、33番陣屋で12分3-3と追いつく。しかし両チーム共、攻撃にやや精彩を欠き、ここから8分間互いに1ゴール、その後2点づつ取り合った後、ブラックブルズは17番金のシュートで初めてリードを奪い、さらに8番松本のロングが決まり2点差で折り返した。
    　後半に入りHC名古屋は9番髙宮の7mスロー13番木村の速攻などで8分9-9の同点に追いつき、その後両チームGKの好守もあって得点が伸びない中、ブラックブルズが退場者を出す間に10番水谷19番宇野で2点を連取、これが決め手となって接戦を制し、3勝目をあげた。

三重バイオレットアイリス　26 (13-13, 13-12) 25　大阪ラヴィッツ

  • 　『三重バイオレットアイリス、ラスト1分で突き離して辛くも勝利』
  • 　立ち上がり1-2と先行された三重バイオレットだがNo.11團のサイドシュート、No.20原のポストシュートなどで逆転し、15分には9-4とリードを広げた。しかしラヴィッツはこの日好調のNo.2水田のロングNo.8儀間の速攻などで5点を連取して追いつき、その後互いに点を取り合って13-13の同点で前半を終了。
    　後半に入っても5分15-15、10分17-17、16分20-20とまさに1点を争う展開が続いた。ここから三重バイオレットはNo.10河嶋No.23森本で2点を連取し、流れをつかむかと思われたがラヴィッツもNo.2水田No.19三原らでまたも同点。しかしラスト1分で三重バイオレットはNo.10河嶋No.23森本が連取し熱戦にけりをつけた。

北國銀行　　　　32 (17- 6, 15- 6) 12　プレステージ・インターナショナル　アランマーレ

  • 　『北國銀行、大差で勝利！』
  • 　ゲームの序盤、北國銀行の高めの6-0ディフェンスに対しアランマーレはスピードを活かしNo.3牛山のカットインやポストプレーで攻め先取点を上げる。しかし高さと体力に勝る北國銀行はNo.14河田のパス展開からBPNo.9横嶋彩の攻撃等も有効に決まり点差を徐々に広げ前半17対6で折り返す。
    　後半に入り北國銀行の高さを活かしたディフェンスに対し、アランマーレも速いパス展開からスピードで何とか切り崩そうと試みるが攻めあぐむケースが多く、それを速攻につなげられ失点を重ねる結果となった。点差は開いたが最後まで全力のプレーが見られ見応えがあった。

広島メイプルレッズ　17 ( 8- 8, 9- 7) 15　オムロン

  • 　『広島メイプルレッズ堅い守りで辛勝』
  • 　一進一退の守り合い。原因として広島メイプルGK板野の5本のファインセーブが光っていた。オムロンの石井の2回退場は痛いが必死の守りの気持ちがあらわれたプレーであった。両者8-8のロースコアで前半終了。
    　後半は広島メイプルが10分間で6得点オムロンが5得点して堅い守りからの好プレーを連取する時間があったが広島メイプルが最後に近藤のパスカットからの得点、門谷のカットインでオムロンを突きはなし、17-15の2点差で辛勝した。

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