第43回日本リーグ
2018-2019 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第7週

第1日・2018/11/03(土)
 
第2日・2018/11/04(日)

　◆　男　子　◆

豊田合成　　　　29 (13-10, 16-11) 21　トヨタ車体

  • 　『愛知ダービーは豊田合成の勝利』
  • 　前半、トヨタ車体のスローオフで試合開始。トヨタ車体は早々にNo.18吉野のペナルティーで先制。対する豊田合成はNo.11ウーゴのステップで即座に同点とする。その後、トヨタ車体は両ウィング、No.17杉岡・No.6内海の速攻等で得点を重ねる。豊田合成はNo.11ウーゴのペナルティー、No.23橋本のポストシュート等でリードを許さない。前半終了間際、豊田合成はNo.21・No.23の3連打で連続得点に成功。前半は10-13で豊田合成リードで終了した。
    　後半、早く同点に追いつきたいトヨタ車体はNo.17杉岡の速攻、No.19菅野のポストシュート等得点する。豊田合成のNo.23橋本・No.10水町を中心に得点し攻撃の手を緩めない。試合はそのまま、前半の連続得点でリズムを掴んだ豊田合成が速攻を中心にその差を広げ、No.1GK藤戸の好セーブも目立ち、21-29で試合終了。

大崎電気　　　　27 (16- 7, 11- 9) 16　トヨタ自動車東日本

  • 　『大崎電気、ホームで快勝』
  • 　前半、トヨタ東日本はNo.13桑名・No.14佐藤の2連続得点を決める。その後、大崎電気はNo.24信太、No.10小室、No.25元木の得点で6連続得点で反撃。リズムを変えたいトヨタ東日本はタイムアウトをとるが、大崎電気の多彩な攻撃は止まらず前半を16-7で大崎電気が大量リードで折り返す。
    　後半、少しでも得点差を縮めたいトヨタ東日本No.19堤・No.7河内・No.10玉井らが得点するが、攻撃の手を緩めない大崎電気はさらにリードを広げる。最後まで攻守ともに安定した試合運びをした大崎電気が27-16大差でホームゲームを勝利で飾った。

大同特殊鋼　　　27 (13-12, 14-12) 24　湧永製薬

  • 　『伝統の一戦　大同が制す』
  • 　前半、大同特殊鋼・湧永製薬の伝統の一戦、立ち上りから互角の展開大同特殊鋼はセットオフェンスから湧永製薬は二次速攻からと攻めるが、なかなか得点につながらない。20分過ぎ、大同特殊鋼が連続得点で逆転し前半終了。
    　後半に入ってもなかなか得点がきめられない両チーム中盤タイムアウトを取った大同特殊鋼が湧永製薬の連続退場者が出た時間帯に抜け出すと、そのまま終盤は優位にゲームを展開し逃げ切る。両チームGKの好セーブも輝いた。

トヨタ紡織九州　32 (15-16, 17-15) 31　北陸電力

  • 　『一進一退の攻防を制し、トヨタ紡織九州2勝目をあげる』
  • 　前半、北陸電力は30番川島、3番藤坂、ディフェンスからの速攻で得点を重ねるのに対し、トヨタ紡織九州は23番金の個人技からシュート、アシストで得点を重ねていく。中盤両チームGKの活躍もあり拮抗した展開が続き、前半終了時ノータイムペナルティーをトヨタ紡織九州23番金が決め、16-15の北陸電力リードで前半を折り返した。
    　後半、北陸電力6番松島、トヨタ紡織九州8番荒川の両ライトウイングの活躍で前半同様一身一退の攻防になった。後半残り10分でトヨタ紡織九州の3点リードの場面もあったが、北陸電力30番川島の4連続得点で追いつくも、最後はトヨタ紡織九州が1点差で逃げ切り勝利した。この試合で北陸電力3番藤坂は50試合連続得点を達成した。

　◆　女　子　◆

北國銀行　　　　23 (14- 7, 9- 9) 16　ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング

  • 　『攻守の安定した北國銀行が無傷の7勝目』
  • 　試合開始2分、ソニーSC6番川村がセットによる先取点を決めると、折り返して北國銀行5番塩田が得点し、シーソーゲームが続く。中盤、北國銀行はセット攻撃で4連続得点する。終盤、ソニーSCも粘るが、北國銀行1番GK寺田の堅守があり、なかなか得点に結びつかない。一方北國銀行は速攻セットと加点し14対7のダブルスコアで前半を終えた。
    　後半立ち上り、ソニーSC6番川村が7ｍスローを決めると、前半同様一進一退の攻防が続く。中盤、ややソニーSCペースになり、多彩な攻撃が展開されたが、北國銀行3番鰍場のサイドシュート、横嶋のミドルシュートが要所要所に決まり、前半の点差がそのまま試合結果に繋がった。

三重バイオレットアイリス　26 (14-13, 12-12) 25　プレステージ・インターナショナル　アランマーレ

  • 　『三重バイオレット15番多田、50試合連続得点！！』
  • 　前半、開始早々三重バイオレット11番團の速攻で先制するも、すかさずアランマーレ9番横嶋がミドルを決め、その後も一進一退の攻防が続く。17番佐藤のサイドシュートなどアランマーレは積極的な攻撃を続ける。前半26分に三重バイオレット2番中田が3回目の退場で失格となるが、23番森本がサイドシュートを決めて14-13で折り返した。
    　後半も一進一退の攻防が続く。三重バイオレット10番河嶋の退場をきっかけにアランマーレ3番牛山、18番遠藤、11番望月の3連続得点で流れを掴むかと思われたが、三重バイオレットも簡単に離されない。三重バイオレット15番多田が今日の試合で得点を決めた事によって50試合連続得点を達成した。

飛騨高山ブラックブルズ岐阜　26 (10- 7, 16-12) 19　ＨＣ名古屋

  • 　『ブラックブルズ、好調をキープし5勝目 ! ! 』
  • 　HC名古屋のスローオフで前半開始。ブラックブルズNo.20李の得点で試合が動き出す。互いに譲らず一進一退の攻防となるが、HC名古屋No.19宇野の退場と失格により、ブラックブルズがリードする展開となる。ブラックブルズNo.20李を中心に展開したいブラックブルズであったがHC名古屋GK瀧澤の好守によりリードを広げられずブラックブルズ3点リードで前半を折り返した。
    　後半も両者譲らない展開となるが、追いつきたいHC名古屋は7人攻撃を仕掛ける。しかし、ブラックブルズGK菊池の好守もあり、逆にリードを広げられてしまう。たまらずHC名古屋はタイムアウトを請求し、修正をはかるも流れは変わらずブラックブルズNo.20李を中心に得点を重ねていき、26-18でブラックブルズが勝利した。

広島メイプルレッズ　26 (14- 9, 12- 8) 17　大阪ラヴィッツ

  • 　『危なげない展開で、広島メイプルが大阪ラヴィッツを下す』
  • 　ラヴィッツからのスローオフで、前半スタート。開始直後は、点の取り合いで、お互い譲らない展開。その後、開始5分後、広島メイプルが守備からリズムを作り、着実に得点を重ね、少しずつ得点に開きが生まれる。広島メイプル19番木村のミドルシュートが炸裂し、12番板野のファインセーブも光り、広島メイプル5点リードで前半終了。
    　両チーム、序盤はキーパーのファインセーブにより得点が入らない時間が続く。試合が大きく動くことになったのは、ラヴィッツ10番川崎と2番水田の退場からで、広島メイプルが速攻による得点を重ね、リードを広げる。しかし、終盤、ラヴィッツが連続得点により、詰め寄るも広島メイプルに追いつくことはできずに試合終了。
    　

　◆　男　子　◆

トヨタ車体　　　30 (13-13, 17-10) 23　トヨタ自動車東日本

  • 　『トヨタ車体が後半の猛攻で、トヨタ東日本を突き放す！』
  • 　前半開始1分、トヨタ東日本エース2番濱口の豪快なロングシュートが決まる。トヨタ車体のエース18番吉野も負けじと奮闘。前半10分過ぎまで5対5。両者、早いパスワーク、激しい攻防で、互角の戦い。13分、トヨタ車体が退場者を出した後、トヨタ東日本が流れを掴む。9番吉田のサイドシュートや、12番関口の好セーブで、20分、トヨタ東日本が3点差まで広げる。しかしトヨタ車体は、11番津屋のミドル、7番藤本の速攻、1番岡本の好セーブで勢いを吹き返し、13対13の同点に追いついたところで前半終了。
    　後半開始直後、トヨタ東日本14番佐藤が速攻を決め、流れを掴むかと思われたが、その後すぐに退場者を出す。トヨタ車体が逆に流れを掴み、18番吉野の速攻や、11番津屋のカットイン、連続速攻で一挙に突き放す。ポストへの華麗なパスを13番岡元が決めるなど、完全にトヨタ車体ペースで進み、15分22対15。トヨタ東日本は14番佐藤、2番濱口が奮闘するも、勢いに乗ったトヨタ車体を止められない。6番内海、4番熊谷など途中出場メンバーの活躍もあり、トヨタ車体が得点を重ね、31対23で試合終了。

大崎電気　　　　29 (13-12, 16-14) 26　豊田合成

  • 　『大崎電気、首位攻防戦の激闘を制す！』
  • 　前半3分、3番小澤のサイドシュートで大崎電気が先制。その後、10番水町の4得点で、豊田合成が先に流れを掴み、前半10分、2対5、豊田合成リード。しかし、大崎電気も3連続得点で同点に追いつき、豊田合成の流れを止める。一進一退の展開から、GK1番木村の好セーブからの速攻や、スカイプレーなど多彩の攻撃で勢いづいた大崎電気が、20分10対6とリードを広げる。7番宮﨑を中心とした攻撃、27番玉川を核とした守備で、大崎電気がさらに点差を広げる。しかし、ラスト2分、豊田合成が息を吹き返し4連続得点、13対12で前半終了。
    　後半開始早々に9番趙のロングシュートで豊田合成が同点に追いつく。目まぐるしい攻防の中、大崎電気が速攻で点差を広げようとすると、豊田合成がセットでくらいつき、10分、20対18。9番趙、11番ウーゴのパワフルなプレーで逆転を狙う豊田合成だが、大崎電気も3番小澤の速攻や、スカイプレーを含む巧みな攻撃で追撃を許さず、20分、25対22。21番小塩のミドルシュートで2点差まで詰めた豊田合成は、ディフェンスからの速攻を何度も狙うが、1番木村がナイスキーピング。大崎電気は最後まで落ち着いた攻撃と堅守を見せ、29対26で勝利した。

大同特殊鋼　　　34 (18-14, 16-19) 33　トヨタ紡織九州

  • 　『大同特殊鋼の底力で1点差で逃げ切る』
  • 　前半大同特殊鋼スローオフで始まる。開始早々、大同特殊鋼杉本がポストからと速攻で2連取、大同特殊鋼ペースで展開するも、一進一退が続く。両チームディフェンスも荒く退場者が続く。中盤互角に戦うも、大同特殊鋼が4点差を開け、折り返した。
    　後半立ち上り、トヨタ紡織九州は荒川のサイドシュートが決まり、その後連続得点でトヨタ紡織九州ペース、中盤はもつれ状態が続くが、トヨタ紡織九州は一時大同特殊鋼に4点差まで引き離す。終盤、大同特殊鋼が追い上げをかける。速攻、サイドシュートと連取でトヨタ紡織九州に追い付く。大同特殊鋼はラスト1分を切ってからタイムを取り、ラスト攻撃で1点を取り逃げ切った。

湧永製薬　　　　29 (15- 8, 14-11) 19　北陸電力

  • 　『北陸電力、再三のシュートも堅守・湧永製薬に阻まれ7敗目。湧永製薬は4勝目を マーク』
  • 　前半、湧永製薬No.9佐藤のサイドシュートで先制。北陸電力もNo.7須坂のペナルティ、No.8髙森のサイドシュートで得点するも、湧永製薬No.5成田のミドルなどで10分6-4とリードする。北陸電力は湧永製薬の退場の間にペナルティを得るも、No.12伊藤のセーブやミスにより流れをつかめない。その後、湧永製薬はポストやサイドなどで得点を重ね、22分12-7と点差を広げる。北陸電力はGKをNo.12矢作に交代し、ナイスセーブも、湧永製薬No.5成田のスピンシュートなどで着実に得点を重ね、15-8と折り返す。
    　後半に入っても湧永製薬は堅い守りで得点を与えず、その間に、ミドルシュートや速攻で19-9と北陸電力を突き放す。7分には湧永製薬2人の退場を出すも、守護神・No.1志水がナイスセーブを連発し、北陸電力は苦しい展開になる。15分北陸電力はディフェンスにリズムが出始め、速攻で3連続得点し、14-22と点差をつめる。終盤、北陸電力No.30川島の速攻で得点するも、湧永製薬の多彩な動きを止めることができず、29-19で湧永製薬が勝利した。

　◆　女　子　◆

北國銀行　　　　26 (12-11, 14-12) 23　三重バイオレットアイリス

  • 　『北國銀行辛勝も、連勝を8に伸ばす』
  • 　前半、No.11秋山のカットイン、No.2田邉のサイドと2連取した北國銀行に対し、三重バイオレットはNo.11團のサイド、No.25林のカットインで得た7mスローをNo.15多田が沈めて互角のスタート。北國銀行は相手の2度の退場、機を得るも三重バイオレットディフェンスの軽快なフットワークに翻弄されリードを奪えず、前半は12-11で終了。
    　後半に入ると北國銀行は、No.3鰍場のサイドなどで突き放しにかかるが、三重バイオレットもNo.11團のサイドなどで食らいつき、18分までは20-20と大熱戦となった。ここでタイムアウトを取った北國銀行は攻撃を立て直し、No.9横嶋のミドルなどで4連取し、試合を決めた。

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング　23 (12- 8, 11- 9) 17　プレステージ・インターナショナル　アランマーレ

  • 　『ソニーSC堅守で4勝目 ! ! 』
  • 　前半、アランマーレのスローオフで試合開始。両GKの好セーブもあり、両者無得点のまま試合が進む。4分過ぎにNo.11望月のペナルティーでアランマーレが先制するも、その後のソニーSC5連続得点で11分までに5-1とソニーSCがリードする。たまらずアランマーレがタイムアウトを請求。しかし、ソニーSCのポストを絡めた多彩な攻撃に中々波にのれないアランマーレ。22分過ぎにNo.3牛山の連続得点などで応戦を図り、前半を12-8。
    　後半に入ってもソニーSCの攻撃の勢いは止まらない。またソニーSCはNo.15安倍を中心に堅い守りでアランマーレを苦しめる。しかし、対するアランマーレも食い下がることなく、7分過ぎには2連続得点。後半10分以降は一進一退の攻防が展開される。No.3牛山のロングシュート、No.10鎌倉などの得点で点差を縮めたいアランマーレだが、前半の点差がそのまま試合の結果につながる幕切れとなった。

飛騨高山ブラックブルズ岐阜　23 ( 8-12, 15- 9) 21　大阪ラヴィッツ

  • 　『ブラックブルズ、逆転で6連勝！』
  • 　前半、立ち上りから両チームとも粘り強くかつ激しく守り、得点が伸びずロースコアで試合が進んだ。18分過ぎブラックブルズNo.17金のシュートで8-8の同点に追いつくが、そこからラヴィッツはNo.8儀間のシュートなどで4連取し、12-8で前半を終了した。
    　後半に入って、より積極的に攻めるブラックブルズがNo.15山中、No.5池之端の連取で一気に2点差とするがラヴィッツも踏ん張る。勢いに勝るブラックブルズがついに6分No.6比嘉のサイドシュートで同点とした。その後も一進一退の攻防が続き、ラヴィッツの粘りもあったが、ブラックブルズが逆転で6連勝を飾った。

広島メイプルレッズ　28 (12-12, 16- 4) 16　ＨＣ名古屋

  • 　『広島メイプル後半に地力発揮し、完勝！』
  • 　地元にHC名古屋を迎えての一戦、連勝を狙う広島メイプルは、幸先よく3-1とリードを奪うもHC名古屋の粘り強いディフェンスに苦しみ、18分には7-8と逆転を許す。HC名古屋は攻めも粘り強く、着実に得点を重ね22分まで8-11と3点差リードを奪う。広島メイプルは慌てずディフェンスから速攻など、ルーキーNo.19木村の活躍もあり、12-12の同点で折り返した。
    　後半立ち上り、広島メイプルは堅いディフェンスから速攻を仕掛け、得点を奪い16-13と一気に引き離しにかかる。13分にはルーキーNo.21近藤の連続得点などで22-13と9点差に広げ試合の主導権を握った。その後も後半4点しか許さず、最終28-16の12点差で完勝した。

ページトップへ戻る