第43回日本リーグ
2018-2019 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第10週

第1日・2018/11/23(金)
 
第2日・2018/11/25(日)

　◆　男　子　◆

トヨタ自動車東日本　33 (15-12, 18-18) 30　北陸電力

  • 　『トヨタ自動車東日本が地元宮城で初勝利を飾る』
  • 　前半、GKNo.12関口が立ち上がりから好セーブを見せ、No.10玉井やNo.5遠山のポストなどでトヨタ東日本がリズムを把んだ。北陸電力も10分過ぎからNo.30川島のミドルなどで反撃し、20分で同点に追い付くも、No.19堤の連続ゴールなどで東日本が3点リードで折り返した。
    　後半、No.27竹内のミドルやNo.21中山のポストで北陸電力が徐々にペースを把み、15分に再び追い付いたが、トヨタ東日本はNo.2濱口がダブルスカイを決め一気に流れを引き寄せた。その後はNo.19堤のカットインなどで得点を重ねトヨタ東日本が勝利を収めた。

大崎電気　　　　30 (14- 9, 16-13) 22　豊田合成

  • 　『首位攻防戦！　接戦をものにする』
  • 　前半、立ち上がり豊田合成が2点先取。対する大崎電気も25番元木の２連続速攻などですぐさま逆転する。16分スコアが9-5となり、豊田合成タイムアウト。その後、お互いに退場者を出すが点差は変わらず。28分、大崎電気8番東長濱が2回目退場。29分には豊田合成の得点源9番趙が失格。これが後半どう影響するか。大崎電気が14－9とリードして折り返す。
    　後半、豊田合成は11番ウーゴを中心に、大崎電気は総合力で得点をあげていく。後半10分過ぎ、追い上げたい豊田合成だがノーマークを再三、大崎電気GK12番木村の好セーブにあう。中盤はお互いミスが目立った展開。19分大崎電気は17番植垣のミドルが決まり7点差。ここで合成タイムアウト。大崎電気の最後まで安定した試合展開、そしてGK12番木村の活躍が光り、30-22でホーム最終戦を勝利で飾った。

湧永製薬　　　　26 (14-11, 12-10) 21　琉球コラソン

  • 　『地元開催を勝利で飾る！』
  • 　前半、湧永製薬No.6野村が先制し試合スタート。琉球コラソンは高めのディフェンスでミスを誘い、試合をリードする展開。対して湧永製薬はNo.8小賀野、No.5成田がロングシュートを決め同点になる。19分に琉球コラソンがタイムアウトを請求後、流れが変わるかと思われたが両者ミスが多く一進一退の攻防が続き湧永製薬3点リードで前半を折り返した。
    　後半開始、両チームなかなか得点を決めることができず、共に苦しい展開となる。試合中盤、着実に得点を決めリードしていた湧永製薬だが、続けて3人退場し4点差まで詰められてします。琉球コラソンは再び高いディフェンスでミスを誘うも巻き返しできず、湧永製薬は大勢の歓声もあり地元戦26-21で逃げ切った。

トヨタ紡織九州　28 (14-14, 14-13) 27　大同特殊鋼

  • 　『離島で熱戦。ハンドボールの魅力伝える』
  • 　前半、大同特殊鋼No.3斎藤の速攻シュートで先制。その後も堅い守りからの速攻、No.20東江のロングシュートなどで最大6点差まで引き離す。中盤、No.20東江がディフェンスファールで退場。これを機にトヨタ紡織九州が反撃開始。No.8荒川のサイドシュート、速攻が冴えわたり14対14の同点にまで巻き返す。
    　後半、開始早々、トヨタ紡織九州、No.24朴のカットインシュートで逆転。同時に大同特殊鋼、No.8朴がディフェンスファールで退場。この間にトヨタ紡織九州がリードを奪う大同特殊鋼も食い下がり、一進一退の攻防が最後まで続く。残り1分、トヨタ紡織九州、No.24朴がスチールから速攻。これが決勝点となった。

　◆　男　子　◆

大同特殊鋼　　　28 (15-11, 13- 9) 20　北陸電力

  • 　『大同特殊鋼、磐石の堅守速攻で10勝目』
  • 　前半、北陸電力はNo.11池上のシュートで先制するも、その後大同特殊鋼に7連取を許し、ゲームは大同特殊鋼ペース。北陸電力のオフェンスはボールが手につかず、リズムを作れない。15分北陸電力はタイムアウトを請求後、No.30川島のミドルやNo.5久保の速攻で巻き返しを図るが、大同特殊鋼もNo.13池辺らの豪快なロングやNo.24杉本の華麗なスカイプレーで迎え撃つ。北陸電力は驚異的な追い上げを見せるも、序盤の借りは返しきれず、11対15で前半を折り返した。
    　大同特殊鋼は後半の立ち上りから積極的なディフェンスを見せ、勢いのある速攻から4連取する。北陸電力はやはりオフェンスのミスが目立ち、大同特殊鋼に速攻を許す展開に。点差はこれまでで最大の10点差となる。しかしその後、北陸電力は大同特殊鋼のミスにうまくつけ込んで連取を重ね、後半20分、17対24で大同特殊鋼はタイムアウトを請求。その後北陸電力はメンバーを大きく入れ替え、逆転の機会を伺うが20対28で力尽きた。

トヨタ車体　　　29 (14-17, 15-10) 27　トヨタ自動車東日本

  • 　『地力に勝るトヨタ車体、粘るトヨタ東日本を突き放す』
  • 　前半、先取点はトヨタ東日本No.12GK関口の好守から速攻でNo.7河内がシュートを決める。序盤トヨタ車体が先行する展開が続くが、12分過ぎまたもGKの好守からNo.19堤が逆転のシュート。トヨタ車体はNo.5高智を投入しリズムを取り戻そうとするも、トヨタ東日本No.19堤の3連取やGKの好セーブがあり、一時4点差までに。17対14トヨタ東日本リードで折り返す。
    　後半も互いに点を取り合う展開、しかしトヨタ車体No.1GK岡本がファインセーブを見せ、トヨタ車体に攻守のリズムが出てくる。13分過ぎGKの攻守から速攻No.13岡元の得点でついに逆転。20分過ぎまでトヨタ車体8連続得点。トヨタ車体2人続けて退場者を出すも、地力に勝るトヨタ車体が、粘るトヨタ東日本を29対27で突き放した。

豊田合成　　　　36 (19-12, 17-15) 27　湧永製薬

  • 　『豊田合成、快勝！』
  • 　前半、豊田合成No.21小塩の得点で試合が始まった。序盤は、互いの堅い守りで一進一退の攻防が続いた。しかし20分過ぎに豊田合成No.9趙が豪快なロングシュートで会場を沸かせると、No.11ウーゴが7mスローで確実にシュートを決めて2点差にし、徐々に点差が開いていく。豊田合成ペースのまま7点リードで前半を折り返した。
    　後半の先制点は豊田合成No.9趙のカットインだった。湧永製薬は序盤、No.5成田のミドル、No.19後藤のサイドシュートで得点を重ねるも、No.1藤戸の好セーブもあり点差を縮めることができない。豊田合成は堅いディフェンスから相手のミスを誘い、速い速攻でさらに得点を重ね、勢いそのままに豊田合成が勝利した。

トヨタ紡織九州　33 (17-16, 16-14) 30　琉球コラソン

  • 　『激しい攻防、トヨタ紡織九州が競り勝つ』
  • 　前半2分過ぎに琉球コラソンが7番石川のシュートで先制する。トヨタ紡織九州も8番荒川のポストで応戦する。高いディフェンスの琉球コラソンに対してトヨタ紡織九州は23番金を中心とした攻撃を展開する。後半28分過ぎの琉球コラソンの退場の場面で5番松浦の連続得点で逆転して、前半を終える。
    　後半、開始琉球コラソン17番浅井のサイドに追いつくが、トヨタ紡織九州23番金、24番朴の個人技を中心とした攻撃、琉球コラソンは17番浅井、23番佐藤を中心とした攻撃で一進一退の攻防が続くが、得点を重ね、リードを広げたトヨタ紡織九州が勝利した。

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