第43回日本リーグ
2018-2019 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第18週

第1日・2019/02/16(土)
 
第2日・2019/02/17(日)

　◆　男　子　◆

大同特殊鋼　　　25 (12-12, 13-13) 25　大崎電気

  • 　『大同特殊鋼執念の引き分け』
  • 　開始早々、大崎電気No.25元木、No.24信太の豪快のロングで3連取し流れをつかんだかに見えたが、大同特殊鋼のNo.20東江のステップで応戦、一進一退の展開。大崎電気GK木村の好守からNo.3小澤らへつなぎ速攻で5連取し9対4としたが、17分大崎電気に退場者が出たのをきっかけに、No.4藤江のステップなどで追い上げ前半を12対12で折り返す。
    　後半、大崎電気No.25元木、大同特殊鋼No.14尹の両者を中心にロング・ミドルなどで22分20対20の一進一退の展開。大崎電気がディフェンス5-1に変更し大同特殊鋼No.14尹を厚く守る。大同特殊鋼の退場が出たすきに大崎電気がNo.3小澤の速攻で4連取したが、退場をあけた大同特殊鋼No.14尹が3連取し、29分30秒には25対24の1点差となった。残り10秒大同特殊鋼No.20東江がインターセプトしそのままゴールへ。25対25の引分けとする。

トヨタ車体　　　28 (19-10, 9-16) 26　北陸電力

  • 　『北陸電力の追い上げならず、トヨタ車体逃げ切る』
  • 　開始早々から、11番津谷・18番吉野を中心にロング・サイド・速攻と得点を重ねてトヨタ車体のペースで試合が進む。北陸電力は3番藤坂がトヨタ車体のディフェンスを揺さぶるも突破できず、逆にGK甲斐の好守もあり、19対10のトヨタ車体リードで前半を終了した。
    　後半開始は北陸電力のディフェンスプレッシャーが功を奏してトヨタ車体のシュートがGKに捕まる。北陸電力のペースで始まった。北陸電力は攻撃の的を絞らせず、じりじりとトヨタ車体に詰め寄るが、トヨタ車体が2点差で逃げ切った。

トヨタ自動車東日本　21 (11-10, 10- 8) 18　湧永製薬

  • 　『最後まで集中を切らさなかったトヨタ自動車東日本が勝利』
  • 　前半、トヨタ東日本のスローオフで試合開始。トヨタ東日本はNo.14佐藤の3連続得点で流れを掴む。その後もトヨタ東日本は速攻などで加点し点差を広げる。しかし湧永製薬もNo.7東江を中心に点差を縮め、守ってはNo.1志水が好セーブを連発し、トヨタ東日本1点リードで折り返す。
    　後半開始、No.7東江のシュートで湧永製薬は同点。No.14仁平のポストシュートで逆転とする。しかしトヨタ東日本もGK関口の好セーブで中盤は一進一退の攻防が続き、終盤湧永製薬はミスが続きトヨタ東日本は確実に点を重ね、トヨタ東日本が勝利を収めた。

トヨタ紡織九州　28 (16- 9, 12-13) 22　琉球コラソン

  • 　『トヨタ紡織九州、ホーム2連戦の初日に勝利を飾る』
  • 　トヨタ紡織九州のスローオフで試合開始、23番金のシュートでトヨタ紡織九州が先制。トヨタ紡織九州10番田中、23番金を中心に順調に得点を重ね、試合を優位に進めた。琉球コラソンは10番俣野のシュートや速攻で追いすがる。トヨタ紡織九州GK岩下のナイスセーブもあり、トヨタ紡織九州が16-9とリードして前半終了。
    　後半、琉球コラソンは、3-2-1ディフェンスに変更し、積極的にプレッシャーをかけ、相手のミスを誘った。ディフェンスからリズムを掴み速攻へ繋げ追い上げるトヨタ紡織九州は、後半立ち上がりこそオフェンスリズムを崩されたが立て直し、前半からのいい流れを継続させ、危なげなく勝利を収めた。

　◆　女　子　◆

広島メイプルレッズ　20 (10- 6, 10- 8) 14　ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング

  • 　『奄美開催、広島メイプルが終始リードし、勝利 ! 』
  • 　ソニーSCのスローオフで試合開始。6番川村のミドルシュートでソニーSCが先制。両GKのセーブにより前半11分で2-2。広島メイプル5番眞継の速攻で広島メイプルが逆転する。さらに17番三橋のサイドシュートなどで8-5とつきはなす。ソニーSCの反撃も堅いディフェンスと2本のペナルティスローを阻止するなど4点リードで折り返す。
    　後半、序盤は両チーム攻撃的に展開。ソニーSC13番北原や24番角南らの得点に対して広島メイプルの20番田渕や9番門谷らが得点し、後半17分14-12と一進一退の攻防。広島メイプルは2番角屋のポストシュート、3番石川の7mスローで16-12とつきはなす。広島メイプルGK板野が好セーブを連発し、ソニーSCの攻撃を阻み、20-14で試合終了した。

　◆　男　子　◆

トヨタ車体　　　27 (12-13, 15-13) 26　大同特殊鋼

  • 　『トヨタ車体、驚異の粘りで逆転勝利』
  • 　前半、大同特殊鋼14番尹、トヨタ車体18番吉野を中心にバックプレイヤーが果敢にシュートを放つが、トヨタ車体21番甲斐、大同特殊鋼12番久保両GKの好セーブにより締まった試合展開となる。大同特殊鋼は1-5の高いディフェンスから速攻、トヨタ車体は20番渡部、7番久保のサイドシュートで応戦し、前半を13対12で大同特殊鋼1点リードで折り返す。
    　後半はトヨタ車体のミスから速攻で6分には、17対14として大同特殊鋼が流れをつかんだかに見えたが、トヨタ車体18番吉野のロング・ミドルシュートで点差を縮めていく。トヨタ車体は残り4分間を21番GK甲斐の好セーブにより0点に抑えると、17番杉岡のサイドシュートがことごとく決まり、27対26でトヨタ車体の逆転勝利。

大崎電気　　　　31 (17-15, 14- 9) 24　北陸電力

  • 　『大崎電気が終始リードして快勝』
  • 　前半開始から24番信太のミドルでリードする大崎電気に対し、北陸電力は3番藤坂のミドルシュートで対抗、一度もリードを許さなかった大崎電気だが、北陸電力も5番久保の巧みなサイドシュートなどで食い下がった。17対15大崎電気のリードで前半終了。
    　後半も北陸電力は早い動きで大崎電気のディフェンスに揺さぶりをかけたが、大崎電気25番元木がサイド・速攻で得点を重ね、じりじりと点差は開いた。大崎電気のディフェンス力が勝ったゲームとなり、31対24と大崎電気が快勝した。

トヨタ自動車東日本　23 (10- 7, 13-10) 17　琉球コラソン

  • 　『白熱した試合展開。終盤の攻防でトヨタ東日本の勝利』
  • 　前半、琉球コラソン俣野のミドルシュートで先制。トヨタ東日本も佐藤のミドル、河内のサイド、川端のポストシュートにより着実に加点。前半15分琉球コラソン退場もあり、トヨタ東日本ペースで展開。琉球コラソンも石川のミドルシュートで応戦するが、トヨタ東日本がGK関口の好セーブもあり、3点リードで折り返した。
    　後半の立ち上がりの足の動きがよくなった琉球コラソン、ディフェンスでしっかり守り、速攻につなげた。12分過ぎに村山のペナルティスローで逆転する。トヨタ東日本15分過ぎのタイムアウトで息を吹き返し、ペースを取り戻す。その後琉球コラソンも必死に食い下がったが、力及ばず。トヨタ東日本が勝利した。

トヨタ紡織九州　27 (13- 9, 14-14) 23　湧永製薬

  • 　『ホーム最終戦、有終の美を飾る』
  • 　前半、トヨタ紡織九州23番金のミドルシュートで先制。湧永製薬18番中浦のカットインですぐさま追い付く。両チームともに、ポストや、ミドルシュート、カットイン等、多彩な攻撃で一進一退の攻防が続く。立ち上がりこそミスが目立ったがトヨタ紡織九州14番梅本の連続得点等で、13-9で折り返す。
    　トヨタ紡織九州13番李のミドルシュートが決まり、後半のスタート。堅守からの速攻で湧永製薬が追い上げを見せるが、トヨタ紡織九州10番田中のミドルシュートが連続で決まり、追随を許さない。湧永製薬も5番成田を中心に試合を進めるが、最後までリズムを崩さず、トヨタ紡織九州が逃げ切った。

　◆　女　子　◆

三重バイオレットアイリス　30 (16- 7, 14- 9) 16　プレステージ・インターナショナル　アランマーレ

  • 　『自力で勝る三重バイオレットの勝利』
  • 　前半、アランマーレ9番横嶋の7mスローで始まった試合は、立ち上がり両チーム激しいディフェンスで得点が動かない時間帯が続いた。10分に三重バイオレット10番河嶋の技有りサイドシュートが決まり、アランマーレがタイムアウト。22:40には22番高木がポストに入り、攻守にわたり、攻めの姿勢になった。しかし、三重バイオレット25番林が上手くゲームを作り、7-16で前半を終えた。
    　後半、流れを変えたいアランマーレはスタートからディフェンスを高めにシフト。しかし、三重バイオレットは19番万谷、24番細江のシュートで突き離す。アランマーレも9番横嶋、13番園田を中心に組み立てるが三重バイオレットのディフェンスを押し込めない。終始落ち着いたゲーム運びをした三重バイオレットが16-30で試合を終えた。

北國銀行　　　　35 (20- 5, 15- 7) 12　ＨＣ名古屋

  • 　『20勝目で北國銀行、フレーオフに向けて勢い増す! ! 』
  • 　前節引き分けとなるも、負けなしの北國銀行は、プレーオフに向けて仕切り直し。HC名古屋の攻撃を寄せ付けず、速攻で点差を広げる。たまらずHC名古屋は、9:46、13:58にタイムアウトを取るも流れは変えられず、5-20で前半を折り返す。
    　後半、前半の勢いそのままに、北國銀行の速攻が決まる。北國銀行9番横嶋が前半7点、後半4点、合計11点の活躍により、北國銀行が20勝目をあげる。HC名古屋10番水谷が後半3点をあげるも、ホーム最終戦を勝利で飾ることができなかった。

オムロン　　　　31 (18-11, 13-13) 24　大阪ラヴィッツ

  • 　『前半の点差を守りきり、オムロン逃げ切る』
  • 　前半立ち上がり、パスミスなどが目立ち、なかなかリズムを掴めないオムロンは、ラヴィッツの足を使った高いディフェンスに苦しめられる。ラヴィッツは水田や儀間のミドルシュート等で得点を重ね、18分まで一進一退の攻防が続く。その後4分間に2本の7mスローを含むオムロンの5連続得点でオムロンが優位に立ち、前半終了。
    　ラヴィッツ水田の2連続得点で後半開始。その後もラヴィッツは川﨑や儀間のポストシュートなどで得点を重ねる。一方オムロンは吉田のミドルシュートや相澤のサイドシュートなどで応戦し、一進一退。結局前半の点差を守りきったオムロンがそのまま勝利した。

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