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第43回日本リーグ
2018-2019 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第19週

第1日・2019/02/23(土)
 
第2日・2019/02/24(日)

　◆　男　子　◆

トヨタ車体　　　33 (13-14, 20-14) 28　トヨタ紡織九州

  • 　『トヨタ車体、7番藤本の500得点を勝利で飾る』
  • 　前半、数々のファインセーブで、トヨタ紡織九州12番岩下はチームを救った。トヨタ車体17番杉岡はスピード感ある速攻を、18番吉野は執念の得点を見せるが、トヨタ車体の攻撃陣は12番岩下の神がかったセービングに度々頭を抱えた。そんな中、トヨタ紡織九州は23番金の高速1オン1、13番李の軽快なミドルで着々と得点を重ね、じわじわとトヨタ車体を引き離し、トヨタ車体は26分タイムアウトを請求。トヨタ車体は意を決し速攻に飛び出すと、22番門山が勝負強さを見せて流れを引き寄せるが、わずかに及ばず、14-13トヨタ紡織九州リードで前半を折り返した。
    　後半、トヨタ車体は5番高智の巧みな1オン1、18番吉野の豪快なミドルで逆転に成功する。トヨタ紡織九州ディフェンスの要である22番酒井が退場するとトヨタ車体は17番杉岡の弾丸速攻等でさらに勢いに乗る。徐々にGKを攻略し始めたトヨタ車体は20分に一気に5点差とする。しかしトヨタ紡織九州のスーパールーキー10番田中が数々の個人技で観客を沸かせ、シーソーゲームに持ち込む。25分再度投入されたトヨタ車体22番門山はすぐに力を発揮し勝利を呼び込む。前半好調の12番岩下も再び食い下がったが、最後に勝負強さを見せたトヨタ車体が33-28で勝利した。

北陸電力　　　　24 (12-10, 12-14) 24　琉球コラソン

  • 　『北陸電力、地元で勝星ならず』
  • 　前半試合開始早々、北陸電力は27番竹内の力強いカットインや30番川島のミドルで連取を重ね、4:1と突き放す。しかし琉球コラソンも23番佐藤が絶妙な個人技で得点すると、7番石川、21番連らが続き逆転し、ゲームは拮抗した展開に。中盤に6番松島が流れを呼び込む果敢なディフェンスを見せ、そのまま速攻で自らが得点し、チームを鼓舞する。6番松島はその後も確実にチャンスをものにし続けて北陸電力は4連取し、最高の盛り上がりを見せる。しかし琉球コラソン7番石川はディフェンスに押されながらも力強いシュートを決めて応戦、反撃のチャンスを伺うが、北陸電力がリードを死守し、12:10で前半を終了した。
    　後半も北陸電力はポストを使った攻撃を多用し、ポスト21番中山も捨て身のシュートでリードを守る。しかし、琉球コラソンは5番村山の迫力あるシュートで流れをものにし、11分23番佐藤の鋭いミドルで同点、5番村山の速攻で逆転に成功する。3番藤坂が泥臭くも持ち前の得点力を見せ粘るが、完全アウェーの雰囲気ながらチームを鼓舞し合う琉球コラソンは一丸となって流れを譲らない。20分過ぎ、同点のまま激しい攻防が続き両チームの熱量は最高潮に。北陸電力27分30番川島が7mスローを獲得して1点リードとする。しかし、残り3秒で琉球コラソン23番佐藤の放ったステップシュートは奇しくもディフェンスの技で軌道を変えて北陸電力ゴールに吸い込まれ、24:24の同点で幕を下ろした。

大同特殊鋼　　　27 (14-12, 13-14) 26　湧永製薬

  • 　『大同特殊鋼、接戦を制し13勝目』
  • 　前半序盤、大同特殊鋼、湧永製薬共に譲らず1点差の攻防が続き、16分を過ぎ8-8の同点。この展開を先に打開したのは大同特殊鋼。No.12GK久保がノーマークをシャットアウト。No.16だなか田中も7mスローを阻止すると、No.20東江の得点等で6連取、14-8と一気にリードする。対する湧永製薬もNo.5成田の得点等で4連取、14-12と大同特殊鋼に食らいつき、前半を終えた。
    　後半湧永製薬はNo.9佐藤の組み立てから着実に加点すると、3分には15-15と同点に追いつく。その後は前半同様、一進一退の展開が続き、28分、26-26なお同点。ここで大同特殊鋼No.20東江がディフェンスの間を強引に突破し、27-26と大同特殊鋼がリード。ラスト1分、湧永製薬はタイムアウトあけの攻撃に全てをかけるも、大同特殊鋼がしのぎきりタイムアップ。大同特殊鋼が接戦を制した。

豊田合成　　　　32 (18- 9, 14-13) 22　トヨタ自動車東日本

  • 　『豊田合成、久々のホーム戦勝利で終える』
  • 　前半、豊田合成のスローオフで試合開始。序盤、両者ともに譲らない一進一退の攻防が展開される。しかし、前半6分豊田合成は、10番水町による連続得点でリードを広げる。その後、トヨタ東日本19番堤、11番楳木が粘りを見せるも、得点が伸びず。そして最終、豊田合成GK1番藤戸の連続ファインセーブにより、18対9で豊田合成がリードのまま前半を終えた。
    　後半、少しでも点数を伸ばしたいトヨタ東日本。開始1分、トヨタ東日本6番川端が得点を決める。しかし、11番楳木の退場により、序盤から苦しい展開に。この間、豊田合成4番野田のスカイプレー、9番趙の速攻が続き、豊田合成は得点を重ねる。トヨタ東日本、豊田合成に喰らいつこうとするも、この試合、終始豊田合成がペースを握ったまま、最終、32対22で試合を終える。

　◆　女　子　◆

オムロン　　　　29 (15- 6, 14-10) 16　プレステージ・インターナショナル　アランマーレ

  • 　『オムロン今季15勝目 ! ! 』
  • 　前半、スタートから互いに0-6ディフェンスと守備的な展開を予想させる。そんな中先制点はアランマーレ。No.13園田が積極的に放ったミドルシュートがゴールイン。その後No.17佐藤のミドルも決まり、アランマーレが勢いに乗るかと思われたが、体格に勝るオムロンのディフェンスを崩すことができず、次第にオフェンステンポが悪くなる。するとオムロンはNo.4吉田のミドルをきっかけに6連取。一気に試合を優位にし、6-15で前半を折り返した。
    　後半の立ち上がり、アランマーレは前半途中から出場していたPVのNo.22高木がオムロンディフェンスの裏のスペースへ移動し、ディフェンスのズレを誘発させる。そこからNo.7朴のミドルなど、前半とは違ったオフェンスを見せる。ディフェンスもNo.22高木をトップとした5-1でオムロンのオフェンスリズムに微妙な乱れを起こす。アランマーレが追い上げるかに思われたが、オムロンも落ち着いて中から外の展開からサイドシュートなどで点差を詰めささず、29-16でオムロンの勝利となった。

三重バイオレットアイリス　21 (13- 9, 8-11) 20　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『三重バイオレット、ノータイム7mスローで辛くも勝利、大きな一勝をあげた』
  • 　前半立ち上がり、三重バイオレットは19番万谷の速攻で先取点をあげると、15番多田、20番原で3-0。ブラックブルズ6番比嘉に一点を返されるも、20番原、19番万谷、11番團で再び3連取してペースをつかんだ。ブラックブルズも13番和田、6番比嘉らで23分7-9と食い下がったが、三重バイオレットは10番河嶋、23番森本らで加点し、13-9の4点差で前半を終了。
    　後半に入るとミスが目立ち始め、得点が伸びない三重バイオレットに対しブラックブルズは、5番池之端、13番和田、15番山中らでじりじりと追い上げ、ラスト2分で19-19とついに同点。互いに1点を取り合って引き分けと思われたが、三重バイオレットはノータイムで7mスローを獲得。15番多田が決めて、辛くも勝利し、プレーオフ進出に一歩前進した。

北國銀行　　　　33 (19- 7, 14- 9) 16　大阪ラヴィッツ

  • 　『北國銀行、地力を発揮』
  • 　前半北國銀行9番横嶋の3連続得点でペースをつかみ、中盤では多彩な攻撃で勢いづいたラヴィッツもタイムアウトを取ったり、2番水田のカットインシュートで得点するも、北國銀行9番横嶋の7mスロー通算200得点もあり、12点リードで前半終了。
    　後半、ラヴィッツ10番川崎のポストシュートで得点するも、北國銀行9番横嶋の得点など4連続得点し、ペースを保つ。ラヴィッツスカイプレーで得点するも、堅いディフェンスを破れず、北國銀行は5番塩田の通算200得点など落ち着いた攻撃と堅守を見せ、勝利。

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