第43回日本リーグ
2018-2019 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第21週

第1日・2019/03/09(土)
 
第2日・2019/03/10(日)

　◆　男　子　◆

大崎電気　　　　35 (16-12, 19-14) 26　トヨタ紡織九州

  • 　『今季最終戦は大崎電気に軍配、11番馬場、21番安倍故郷に錦』
  • 　前半立ち上りから双方果敢にゴールを狙うも両GKがこれをよく防ぎ、譲らない展開が続く。突破口を開きたい大崎電気は15分、陣容を大きく変更し岩手県出身、21番安倍を投入。トヨタ紡織九州のディフェンスファールを誘発し、7mスローを獲得する。これで流れを掴んだかと思われたが、22番酒井らがよく食い下がり、予断を許さぬ状況のまま後半へ。
    　後半、大崎電気は岩手県出身、11番馬場を投入。闘志あふれるプレーでゲームメイク・カットイン・守備・速攻と躍動、チームに勢いをもたらす。トヨタ紡織九州はクイックリスタートで反撃するも、大崎電気ディフェンス陣に粘り強く阻まれ、逆速攻を許してしまう。終了間際には21番安倍が駄目押しのロングシュート。大崎電気が今季最終戦を白星で飾った。

湧永製薬　　　　26 (13-14, 13-11) 25　トヨタ自動車東日本

  • 　『湧永製薬が接戦を制す』
  • 　前半湧永製薬がNo.9佐藤の連続ゴールなどで先行するが、トヨタ東日本もNo.14佐藤の3連取などで追い上げる。中盤、湧永製薬GKNo.1志水の好セーブに苦しむ場面もあったが、No.10玉井の速攻で逆転に成功。トヨタ東日本が1点リードで前半を折り返した。
    　後半早々、湧永製薬が連続ゴールで逆転し、その後は一進一退の攻防を展開した。GKNo.1志水の好セーブからの速攻などで20分過ぎに湧永製薬が5点リードするも、トヨタ東日本も途中交替したNo.16西出が好セーブを連発し追い付いた。ノータイム寸前にNo.23福田がサイドシュートを決め、1点差で湧永製薬が勝利した。

豊田合成　　　　30 (16-11, 14-13) 24　琉球コラソン

  • 　『豊田合成、プレーオフへ向けて弾みをつける勝利』
  • 　前半開始30秒、高めのディフェンスを敷く琉球コラソンに対し、No.9趙がカットインでオープニングゴール。琉球コラソンはNo.23佐藤のステップ、No.11堤の速攻等で一進一退の攻防。20分過ぎより豊田合成はNo.9趙の1対1、No.14樋口のロング等で加点し、11-16で折り返す。
    　後半、No.6赤塚の速攻、ミドルなどで3点差まで追いつく琉球コラソン。17分過ぎにはこの日好調のNo.9趙へマンツーマンの作戦を取り、流れを掴みかけたかに見えたが、豊田合成No.1藤戸の好セーブとNo.9趙のミドル、カットイン等で効果的に加点した豊田合成が貫禄を見せた試合だった。

　◆　女　子　◆

北國銀行　　　　34 (15- 9, 19-12) 21　三重バイオレットアイリス

  • 　『多彩な攻撃で北國銀行が快勝』
  • 　前半、早いパス回しからチャンスをつくり、No.14河田やNo.3鰍場のサイドシュートなどで着実に得点を重ねる北國銀行に対し、シュートまでは持っていくものの、GKNo.1寺田の好セーブに苦しめられ、三重バイオレットがリズムを掴めないまま前半を終えた。
    　後半に入ってもNo.9横嶋のカットインやミドルなどで北國銀行が5連取し、一気に突き放した。最後まで攻撃の手を緩めず、多彩な攻撃で北國銀行が三重バイオレットを圧倒し、勝利を収めた。

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング　22 (15-13, 7- 9) 22　オムロン

  • 　『ソニーSC、ホーム最終戦はドロー』
  • 　前半試合開始10分までにソニーSCは金のロングシュート、カットイン等で8-3とリードする。その後もGK飛田のセーブ、川村のステップシュート等で20分には7点差をつける。しかしそこからオムロンは石井、吉田らが5連取を決め、2点差までつめより前半終了。
    　後半7分までにオムロンはソニーSCの攻撃を無得点に抑え、その間、吉田の3連取で逆転に成功。その後は一進一退の攻防を展開する。29分30秒、ソニーSCは1点ビハインドで迎えた最後の攻撃でオムロンが残り2秒でランニングシュートを決め、同点で終了した。

　◆　男　子　◆

トヨタ車体　　　35 (17- 8, 18- 7) 15　北陸電力

  • 　『トヨタ車体、ホーム最終戦を快勝で飾る』
  • 　前半開始直後からトヨタ車体が主導権を握る。No.7藤本が先制すると、No.15富永のサイドシュート、No.11津屋のカットインなどで、6分6-1と差が開く。北陸電力もNo.3藤坂のロングシュート、No.5久保、No.6松島のサイドシュートで加点するが、トヨタ車体のスピードある攻撃を止められず、17-8と大きくリードを広げられ前半を終了。
    　後半になっても、流れはトヨタ車体。後半から出場したNo.22門山が存在感を示す。前半から好調のNo.18吉野の高い打点からのシュート、No.21甲斐のファインセーブなどがあり、後半10分27-11とさらに差がひらく。北陸電力は、No.4大島、No.8高森、No.23成田などの選手を投入し、状況の打開を試みるも機能しなかった。35-15とトヨタ車体の快勝となった。

　◆　女　子　◆

広島メイプルレッズ　25 (11- 9, 14- 6) 15　ＨＣ名古屋

  • 　『広島メイプル、後半にリードを広げ勝利』
  • 　前半、広島メイプルのスローオフで試合開始。広島メイプルNo.5真継のロングシュートで先制。序盤、HC名古屋GKNo.12瀧澤がファインプレーを連発。互いにディフェンスが機能する時間があり、試合は均衡した展開になる。HC名古屋はNo.10水谷の7mスロー、サイドシュートなどで得点。広島メイプルはNo.3石川、No.17三橋の両サイドが加点し9-11で前半終了。
    　後半、先に試合の主導権を握ったのは、広島メイプルNo.5真継、No.2角屋、No.17三橋の4連続得点で後半8分、10-15。HC名古屋はタイムアウトで修正を図るも、広島メイプルNo.9門谷のカットインなどの得点で、12-19と差が広がる。HC名古屋はNo.5笠原を中心とした攻撃を展開するも、広島メイプルNo.12板野の安定したセーブもあり、追撃できず。その後もリードを広げた広島メイプルが15-25で勝利。

大阪ラヴィッツ　20 (12-11, 8- 9) 20　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『最後に粘りを見せて、引き分けに持ち込んだラヴィッツ』
  • 　前半開始早々、ブラックブルズ33番陣野のミドルシュート等でブラックブルズが4連続得点でリードするもラヴィッツも速攻等で得点し、20分経過した時点で同点に追いつく。前半6得点したラヴィッツ8番儀間、5得点した19番三原の活躍でラヴィッツ1点リードで終了。
    　後半ブラックブルズは17番金を中心に反撃を開始、14分過ぎで逆に5点の差をつける。その後ラヴィッツも17番藤井のロングなどで必死早に食い下がる。ついに29分50秒、5番田中のミドルシュートで同点に追いつき、試合終了。

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