第44回日本リーグ
2019-2020 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第1週

第1日・2019/07/13(土)
 
第2日・2019/07/15(月)

　◆　男　子　◆

豊田合成　　　　33 (15-14, 18-10) 24　トヨタ自動車東日本

  • 　『トヨタ東日本、開幕戦勝利で飾れず』
  • 　豊田合成14番樋口の得点で開幕戦がスタートした。立ち上がりはポストを中心とした攻撃でリードする展開となった。すかさずトヨタ東日本はタイムアウトを取りたて直す。ディフェンスの頑張りとGKの好セーブで20分同点に追い着いた。その後点を取り合いトヨタ東日本のスカイプレーで1点差で折り返した。
    　後半立ち上がりは、お互いに点を取り合う展開でスタートした。7分過ぎに豊田合成が立て続きに退場し、トヨタ東日本がチャンスをむかえたが、逆にリードを広げられ、苦しい展開となった。ホームの声援をうけ、最後まで頑張りを見せたトヨタ東日本だったが、豊田合成が開幕戦を勝利した。
    　
    　

大崎電気　　　　22 (13-10, 9- 7) 17　湧永製薬

  • 　『開幕戦、大崎電気が勢いで制した』
  • 　前半立ち上がりは両者とも五分で、一進一退で点差なく進んだが、10分過ぎより大崎電気17番植垣のミドル、8番東長濱のサイドシュートが決まるなど徐々に点差を広げ、15分過ぎには8-4となった。湧永製薬もその後攻めに転じ、17番子安のサイドシュート、2番谷村のミドルなどで13-10と3点差まで追い上げた。
    　後半、両者とも堅いディフェンスで激突したが、勢いで勝る大崎電気が4-5点リードのまま推移。大崎電気1番東の好セーブもあり、湧永製薬は差を詰め切れず。湧永製薬は5番成田を中心として攻めに転じようとしたが一歩及ばずに最後22-17の5点差で終了した。
    　
    　
    　

トヨタ紡織九州　28 (13-13, 15-12) 25　北陸電力

  • 　『第44回日本ハンドボールリーグ開幕戦』
  • 　前半、北陸電力は素早いパス回しで6番松島、5番久保の両ウィングの得点で5:2とペースを握る。対するトヨタ紡織九州も北陸電力の退場を機に早いパスワークや、速攻で食らいつく。トヨタ紡織九州は退場で4人の時間帯が合ったものの、13番李のカットイン、8番荒川のスカイで得点を重ね、前半はお互い譲らず13:13で折り返す。
    　後半も互いに得点を重ね、均衡したゲームが進む。北陸電力は二人退場するも、GK16番家田の好セーブで苦しい時間帯をしのぐ。残り5分北陸電力は2点差をつけられると、焦りからパスミス、シュートミスが続く。北陸電力も最後まで粘りをみせるが、25:28でトヨタ紡織九州が逃げ切った。

大同特殊鋼　　　32 (19- 4, 13- 7) 11　ゴールデンウルヴス福岡

  • 　『大同特殊鋼、安定の大勝利』
  • 　前半、大同特殊鋼による猛攻撃にやられ流れを完全に持っていかれたウルヴス福岡。開始15分で99番伊藤のループシュートを皮切りに反撃を始めるも、パスミスや大同特殊鋼の巧みなパスカットにやられ、4-19という大差で前半を終える。
    　後半は、大同特殊鋼による先制点から始まった。直後にウルヴス福岡99番伊藤がシュートを決めるとともに相手を2分退場にさせる。中盤では両チーム点数が入らない時間が続くも、大同特殊鋼が確実に点数を重ね、11-32で勝利。
    　
    　

トヨタ車体　　　35 (17-16, 18-14) 30　琉球コラソン

  • 　『トヨタ車体、貫禄勝ち』
  • 　今シーズン開幕戦は、トヨタ車体のスローオフで開始。ホームの琉球コラソンは松信のミドルで先制。対するトヨタ車体は高智、内海、吉野などで応戦する。突き放そうとするトヨタ車体を今シーズンより新加入の東江、復帰した棚原が攻守のリズムを作りそれを許さず、17対16のトヨタ車体1点リードで折り返す。
    　後半、棚原を中心に良く守っていた琉球コラソンだったが、地力に勝るトヨタ車体は5分過ぎより高智のカットイン、内海の連続得点により突き放す。琉球コラソンも棚原、赤塚などの得点で反撃を図るが、差を縮められず35対30でトヨタ車体が勝利した。

　◆　男　子　◆

大同特殊鋼　　　32 (16-15, 16-16) 31　トヨタ紡織九州

  • 　『大同特殊鋼、薄氷を踏む思いで開幕2連勝』
  • 　前半、大同特殊鋼20番東江のシュートでゲームが動き出すが、両チームとも主導権を握るまでは至らない。トヨタ紡織九州がパスカットからの速攻や8番キャプテン荒川のサイドシュートで先行するものの、大同特殊鋼は22分過ぎからの4連続得点で逆転に成功し、1点リードで前半を終了する。
    　後半序盤、厳しいディフェンスからリズムをつかんだ大同特殊鋼が13番池辺の速攻などで一時、7点差をつける。トヨタ紡織九州は10番田中のステップシュートなどで懸命に食らいつき、25分過ぎからの4連続得点で同点に持ち込む。大同特殊鋼は残り時間わずかで14番尹のシュートが決まり、白熱した好ゲームに終止符を打った。

トヨタ車体　　　33 (15-12, 18-12) 24　北陸電力

  • 　『激しいディフェンスで攻守を制したトヨタ車体が勝利 ! 』
  • 　前半、序盤から激しいディフェンスの応戦でお互い主導権を譲らない展開が続く。北陸電力はクロスを多用してトヨタ車体ディフェンスのスイッチの隙を狙い、6番松島、7番須坂で得点。それに対しトヨタ車体は、北陸電力ディフェンスの牽制の段差を攻め、5番高智、18番吉野が得点を重ねる。後半24分から連続得点したトヨタ車体が3点リードし、前半を終える。
    　北陸電力9番宮田の得点で後半がスタート。しかしトヨタ車体も5番高智、2番笠原が得点し、主導権を渡さない。その後トヨタ車体ディフェンスが機能し、速攻による連続得点でリードを広げる。数的不利な場面でも、粘り強いディフェンスで最後まで守り切ったトヨタ車体が勝利。17年ぶりの福島県開催。地元出身のトヨタ車体2番笠原の4得点に会場は大いに盛り上がった。

豊田合成　　　　33 (17-17, 16-13) 30　湧永製薬

  • 　『ホーム開幕、激しい攻防戦合成制す』
  • 　前半、豊田合成No.9チャオのシュートで試合は動き出す。その後、湧永製薬No.8小賀野の7mスロー、No.5成田のステップシュート、No.6野村の速攻で着実に加点。湧永製薬リードの展開に。湧永製薬の激しい攻撃に豊田合成は2回の退場を出すも、No.23橋本の連続得点でついに逆転。豊田合成が一時3点差をつけるも、湧永製薬No.10稲毛の連続得点あり、17対17で折り返す。
    　後半開始、豊田合成No.9チャオの退場をきっかけに、湧永製薬3点差に突き放す。一方の豊田合成もくらいつき後半10分には22対22の同点に、互いに得点を取り合う展開が続く。後半15分には両チームから退場者が出て、さらに試合は緊迫した状態に。最後は激しい攻防戦を制して、豊田合成がホーム開幕戦を連勝で飾った。

大崎電気　　　　50 (24- 5, 26-13) 18　ゴールデンウルヴス福岡

  • 　『大崎電気の圧倒勝利』
  • 　前半、ウルヴス福岡もミドルシュートやサイドシュートで点を少しずつ入れるが、すぐに速攻で大崎電気が点を取り返すという大崎電気のペースで試合が進んだ。また、ウルヴス福岡5点目の得点が入った15分30秒以降は大崎電気の得点のみが積み重ねられ、24対5と、19点差で前半終了した。
    　後半、序盤は双方共にミドルシュートやカットイン、速攻で点を重ねるも、ウルヴス福岡のミスを大崎電気が直実に得点に結びつけ、点差を大きく離して26対13の13点差を後半でつけ、後半を終了した。

トヨタ自動車東日本　31 (12- 7, 19-14) 21　琉球コラソン

  • 　『開幕2戦目は、トヨタ自動車東日本の勝利』
  • 　琉球コラソンのスローオフでスタートしたこのゲーム。前半2分過ぎトヨタ東日本19番の堤のシュートで先制したが、すぐに琉球コラソン1番棚原のミドルで追い着く。その後はお互い一進一退の攻防が続き、前半を12-7でトヨタ東日本のリードで折り返した。
    　後半立ち上がりに、トヨタ東日本の14番堤のシュートでスタートした。その後、琉球コラソンに退場があり、トヨタ東日本にチャンスがあったが、逆に琉球コラソンが連続得点をした。その後は、トヨタ東日本が得点を重ね、琉球コラソンがタイムアウトを取り、7人攻撃を試みたが最後はトヨタ東日本がその攻撃を防ぎ勝利した。

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