第44回日本リーグ
2019-2020 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第4週

第1日・2019/08/31(土)

　◆　男　子　◆

トヨタ車体　　　32 (11-20, 21-10) 30　トヨタ自動車東日本

  • 　『前半のリードを守れずトヨタ自動車東日本が手痛い逆転負け』
  • 　前半、トヨタ東日本が10番玉井や2番濱口のミドルで得点するがトヨタ車体も18番吉野の連続ゴールで応戦。その後は、トヨタ東日本の堅い守りから19番堤の5連続ゴールなどで一気に流れを掴みリードを広げた。トヨタ車体はトヨタ東日本の速攻を守り切れず9点差で折り返した。
    　後半に入り、トヨタ車体は多彩な攻撃から着実に得点を重ね、5番高智の3連取などで一気に追い上げ、20分過ぎに13番岡元のポストシュートで遂に同点に追い付いた。トヨタ東日本も12番関口の好セーブなどで粘りを見せたが、攻撃が単調になったトヨタ東日本が逆転負けを喫した。

北陸電力　　　　37 (18- 9, 19-11) 20　ゴールデンウルヴス福岡

  • 　『北陸電力、ホームでの大声援に後押しされ、今季初勝利』
  • 　前半、福岡20番野口のカットインを皮切りに試合が動き出す。序盤は一進一退の攻防に見られたが、北陸電力７番須坂の連続得点や6番松島の速攻で北陸電力は一気に波に乗り、ウルヴス福岡を引き離しにかかる。対するウルヴス福岡は、粘り強いオフェンスやアグレッシブなディフェンスで食らいついていく。しかし、北陸電力は安定した得点力で終始優位に試合を進め、北陸電力9点リードで前半を折り返す。
    　後半も北陸電力が優位に試合を進める。ウルヴス福岡は北陸電力の堅いディフェンスを何とか崩そうとするが、焦りからかミスに繋がってしまう。余裕がある北陸電力はウルヴス福岡のミスを速攻に持ち込み、着実に得点を重ねる。ウルヴス福岡は形勢逆転を狙い、アタックディフェンスを仕掛けるが、北陸電力の勢いは止まらない。前半から試合の主導権を握った北陸電力がホームでの大声援に応え、今季初勝利を掴んだ。

大同特殊鋼　　　33 (15-12, 18-15) 27　湧永製薬

  • 　『要所で速攻を決めた大同特殊鋼が激戦を制す ! 』
  • 　湧永製薬のスローオフで始まった愛知大会。湧永製薬の積極的に前に出るアグレッシブなディフェンスを攻めあぐむ大同特殊鋼。対する湧永製薬も思うようにシュートが決まらず、一進一退の攻防が続いた。中盤で3連続攻を決めた大同特殊鋼がそのリードを生かして前半15-12大同特殊鋼リードで折り返した。
    　後半も前半同様の攻防で、一進一退が続いた。10分過ぎから大同特殊鋼が速攻を連続で決め、15分には26対20と6点差となった。この後湧永製薬も盛り返すが、要所で速攻を連取した大同特殊鋼が、この日14得点をあげた東江の活躍もあり、激戦を制した。

大崎電気　　　　32 (13-15, 19-14) 29　豊田合成

  • 　『大崎電気　逆転開幕5連勝』
  • 　前半、試合は豊田合成No.21小塩のサイドシュートで動き出す。対する大崎電気もNo.8東長濱のステップシュートで得点、豊田合成GK藤戸の連続好セーブ、豊田合成の堅い守りが奏功し、豊田合成リードの展開が続く。試合中盤大崎電気4連続得点で一時7対7の同点に。豊田合成No.7武田退場を契機に大崎電気3連取するも、15対13豊田合成リードで折り返す。
    　後半、大崎電気は二人の退場者を出し、なかなか追いつけなかったが、17分No.24信太のゴールで同点に。その後互いに点を取り合う展開があったが、大崎電気GK木村のセーブからの速攻、No.14土井の3連続ゴールを含めた5連取で豊田合成を突き放す。残り2分で豊田合成は1対1防御を仕掛けるも追いつけず、32対29で大崎電気5連勝!

トヨタ紡織九州　24 (14-11, 10-10) 21　琉球コラソン

  • 　『琉球コラソン初勝利ならず』
  • 　前半、琉球コラソン34番東江、トヨタ紡織九州10番田中のゲームメイクに注目が集まる一戦は、トヨタ紡織九州13番李の2次速攻で先制。6分過ぎまでに、琉球コラソンは0-4とリードされるが、琉球コラソン6番赤塚の打点の高いループシュートで1点を返し落ち着きを取り戻し、リズムをつかみ始め前半を11-14で終了。
    　後半立ち上がり、互角の攻防を見せるが、トヨタ紡織九州22番酒井の退場を機に追い上げを開始、ついに琉球コラソン1番棚原のロングで同点に追い付く。その後、一進一退を繰り返すも、3連取したトヨタ紡織九州が抜け出し勝利を収めた。敗れはしたものの琉球コラソン16番内田の好セーブが光る試合であった。

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