第44回日本リーグ
2019-2020 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第13週

第1日・2019/11/30(土)
 
第2日・2019/12/01(日)

　◆　男　子　◆

湧永製薬　　　　30 (14-12, 16-11) 23　北陸電力

  • 　『湧永製薬No.5成田通算500得点達成 ! !』
  • 　前半開始早々、湧永製薬No.17子安の速攻により先制。対する北陸電力はNo.3藤坂を中心とするスピーディーな攻撃から得点を重ねるが、湧永製薬No.5成田や、No.10稲毛のミドルが決まり、湧永製薬がりードを保つ展開に。その後、一進一退の攻防が続き、湧永製薬の2点リードで前半終了。
    　後半、北陸電力No.21中山のポストや、No.8髙森のミドルで得点を重ねるも、湧永製薬No.17子安の速攻、No.8小賀野が確実に7mスローを決めリードを広げ、落ち着いてゲームを進めた湧永製薬が勝利を飾った。なお、後半20分湧永製薬No.5成田のミドルが決まり、リーグ通算500得点を達成した。

琉球コラソン　　28 (16- 8, 12-18) 26　ゴールデンウルヴス福岡

  • 　『今季初勝利の琉球コラソン。石川のリーグ通算500得点に花を添える』
  • 　共に今季初勝利を目指すチーム同士。No.1棚原を中心とした琉球コラソンのアグレッシブなディフェンスを攻めきれないウルヴス福岡に対し、着実に点を入れる琉球コラソン。前半16対8と大きくリードした琉球コラソンが今季初勝利に向けて1歩前進して折り返した。
    　リズムを取り戻したウルヴス福岡は、徐々に点差を縮めた。後半残り5分からの4連続得点。残り2分でついに1点差に詰め寄った。しかし、負けられない琉球コラソンがここで踏ん張り、No.21連が速攻を決め万事休す。前半のリードを生かした琉球コラソンが辛くも逃げ切った。

大崎電気　　　　35 (18-11, 17-16) 27　大同特殊鋼

  • 　『大崎電気、攻守に渡って大同特殊鋼を圧倒。リーグトップを確実にキープ』
  • 　前半、リーグの行方を占う首位攻防戦。立ち上がりペースをつかんだのは大崎電気。開始7分で、5対1とした。ここで大同特殊鋼はたまらずタイムアウト。立ち直った大同特殊鋼が、いったん同点に追い着いた。しかし、GK木村の好セーブなどでリズムにのった大崎電気が着実に点差を広げていき、7点差で折り返した。
    　後半、大同特殊鋼がリズムをつかみ得点を重ねる。しかし、大崎電気も要所々で確実にシュートを決め、ペースを渡さない。前半の大量リードを活かした大崎電気が首位攻防戦を制し、リーグ首位をキープした。

トヨタ自動車東日本　27 (14-12, 13-14) 26　トヨタ紡織九州

  • 　『接戦 ! トヨタ東日本制す ! 』
  • 　前半、トヨタ東日本のスローオフで試合開始。序盤は一進一退の攻防が続く。前半20分から28分まで、トヨタ紡織九州はトヨタ東日本のディフェンスを崩すことができず、点が入らない。その間にトヨタ東日本は5点取り、リードする。トヨタ東日本が2点リードし、前半を折り返した。
    　後半、トヨタ東日本がNo.20藤村が2分間の退場となり、数的不利の状況となる。その後、No.7河内も退場となる。トヨタ紡織九州は、その間に逆転に成功する。ゲームは一進一退の攻防が続くも、トヨタ東日本の連続得点もあり、トヨタ東日本が1点差でゲームを収める。

豊田合成　　　　33 (19-13, 14-14) 27　トヨタ車体

  • 　『豊田合成、安定した試合運びで勝利 ! 』
  • 　前半、トヨタ車体のスローオフで試合開始。序盤から豊田合成の11番アクターナ選手がミドルシュートや、ポストを使った多彩な攻めを見せる。前半が残り10分で5点差となり、トヨタ車体はタイムアウトをとるが、GK藤戸選手の好セーブにより、なかなか点差を縮められず、前半13-19で折り返す。
    　後半、トヨタ車体は、18番吉野選手のロングシュートや、17番杉岡選手のサイドシュート、速攻などで3点差まで追い上げる。ここで豊田合成はタイムアウトをとり、集中力を取り戻す。ここから一進一退の攻防を繰り広げるが、前半の点差が大きく、試合は27-33で幕を閉じた。

　◆　男　子　◆

トヨタ紡織九州　26 (13-10, 13-12) 22　北陸電力

  • 　『GK岩下の堅守でトヨタ紡織が勝利』
  • 　ホーム北陸電力のスローオフで始まったゲームは、3番田中がカットインでトヨタ紡織九州が先制、北陸電力も8番高森の7mスローゴールで直ぐに追いつくが、トヨタ紡織九州GK12番岩下の好守により、なかなかリズムをつかめず、20分を過ぎタイムウトを請求する。その後の7人攻撃で何とか粘り、前半を13対10の3点ビハインドで折り返す。
    　後半は、立ち上がりから19番三重のミドル、22番酒井のポストなどで連続得点したトヨタ紡織九州が一気に抜け出し、15分を過ぎたところで20対13とリードを7点に広げた。北陸電力もタイムアウトから立て直しを図るが、前半に続き、要所でGK12岩下にシュートを阻まれ、安定した試合運びのトヨタ紡織九州が26対22で勝利した。

湧永製薬　　　　28 (13-14, 15-13) 27　大崎電気

  • 　『No.5成田選手9得点、湧永製薬、大崎電気を破り10勝目 ! !』
  • 　湧永製薬No.5成田、大崎電気No.21安倍両チームレフトバックが点を取り合い20分過ぎ、9-9の同点。ここから湧永製薬が連取に成功。11-9とこの試合初となる2点差をつける。なかなかリズムに乗れない大崎電気は、No.25元木を投入、自身の得点アシストでチームを落ち着かせる。その後、No.14土井の得点で逆転した大崎電気が14-13で前半を折り返した。
    　後半、No.20小山が積極的に前を狙い得点を重ねる大崎電気に対し、湧永製薬はNo.4ピヴォット助安にボールを集め反撃、15分を過ぎ22-22の同点。その後、No.24信太を投入し、ゲームの均衡を打ち破ろうとする大崎電気であったが、湧永製薬GKNo.12伊藤が好守を連発。25分、25-25同点から、No.5成田の連続得点で27-25とリードした湧永製薬が大崎電気を振り切り、勝利を収めた。

大同特殊鋼　　　30 (14- 9, 16-10) 19　ゴールデンウルヴス福岡

  • 　『地力に勝る大同特殊鋼、ウルヴス福岡を退け13勝目』
  • 　10分を過ぎ、4-4の同点。ここから地力に勝る大同特殊鋼が徐々に点差を広げていく。対するウルヴス福岡も、No.99伊藤、No.46庄司の得点でくらいつくも、前半は14-9、大同特殊鋼5点リードで折り返した。大同特殊鋼両サイド、No.11平子、No.18吉田が合わせて11得点をあげる活躍を見せた。
    　後半立ち上がり、No.4藤江、No.18吉田で連取した大同特殊鋼は、16-9とさらにリードを広げる。その後もNo.20東江などで得点を重ねる大同特殊鋼、13分過ぎには23-13と10点差をつける。終盤、若手主体となった大同特殊鋼であるが、危なげなく試合を展開。リーグ13勝目を確実に積み重ねた。

トヨタ自動車東日本　24 (13-11, 11-12) 23　豊田合成

  • 　『最後まで集中力を切らさなかったトヨタ東日本が前日に続く接戦を制す』
  • 　前半試合開始1分にトヨタ東日本No.21西山のカットインで口火が切られたが、3分に豊田合成No.17古屋の得点で追い付くと、その後両者の堅牢な守りを崩すことは出来ず1点を争うシーソーゲームとなる。前半終了までこの流れは大きく変わらず、1対13とトヨタ東日本の2点リードで折り返す。
    　後半互いに連続得点する場面もあったが、大きく流れが変わることはなく、残り1分で23対24のトヨタ東日本1点リードとなる。残り10秒を切ったところでトヨタ東日本のボールとなり、このままゲームを終えるかと思われたが、相手オーバータイムら豊田合成ボールとなる。タイムアウト後に同点ゴールを狙うが、No.16GK西出の好守もあり、集中力を切らさなかったトヨタ東日本が競り勝った。

トヨタ車体　　　30 (12- 9, 18- 9) 18　琉球コラソン

  • 　『トヨタ車体が後半自力の差をみせつけ、大差で勝利』
  • 　前半、静かな立ち上がりとなったこの試合は、26分時点で9対9と拮抗した戦いになった。27分に6番内海のサイドシュートにてトヨタ車体が再びリードし、7番藤本の速攻からの連続得点で加点し12対9で前半を終了した。
    　後半に入ると11番津屋や18番吉野のカットイン、17番杉岡の速攻、20番渡部を基点としたスカイプレーなど、多彩な攻めを見せるトヨタ車体が次々加点していく。琉球コラソンもなんとか食い止めようとするが、パワー面でも勝るトヨタ車体に押し込まれ、思うようなプレーができない。自力の差を見せたトヨタ車体が大差で勝利した。

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