第44回日本リーグ2019-2020 Season
試合結果
RESULTS
JHL戦況報告 第20週
第1日・2020/02/06(木)
第2日・2020/02/08(土)
第3日・2020/02/09(日)
第4日・2020/02/11(火)
◆ 男 子 ◆
トヨタ車体 32 (18-12, 14-18) 30 大同特殊鋼
- 『門山800得点達成で勝利に花を添える』
- 前半、立ち上がりは一進一退の攻防が続く。8分過ぎのNo.17杉岡の得点を皮切りにトヨタ車体は5連取に成攻し、リードを広げる。22分過ぎにはNo.22門山が現役最多となる800得点を達成した。
トヨタ車体6点リードで迎えた後半戦は、交互に得点を重ねる好ゲームでスタート。13分過ぎのNo.21小澤のシュートをきっかけに、大同特殊鋼が4連取し猛追を開始。しかし前半のリードを活かしたトヨタ車体に逃げ切り勝利した。
◆ 男 子 ◆
大同特殊鋼 35 (16- 9, 19-13) 22 北陸電力
- 『大同特殊鋼、堅守光る ! 今シーズン15勝目 ! !』
- 前半、テンポの良いパスワークから得点を重ね、開始3分までに3-0とゲームをリードする大同特殊鋼。北陸電力も27番竹内のカットイン、5番久保の速攻で4-2と迫るが、ここで得点がとまる。次々と選手を入れ替え攻撃を仕掛ける北陸電力だが、大同特殊鋼12番久保のナイスセーブに阻まれる。大同特殊鋼は堅守からの速攻で着実に得点を重ね、前半を16-9と大きくリードする。
後半に入り北陸電力の攻撃がリズムを掴む。30番川島らの速攻で連続得点19-15まで迫る。11分過ぎに大同特殊鋼ベンチもたまらずタイムアウトを請求。ディフェンスの立て直しを図る。北陸電力は20番東江を中心とした大同特殊鋼の多彩な攻撃を守り切れず、最終スコア35-22で試合を終える。
湧永製薬 26 (13- 9, 13-15) 24 トヨタ自動車東日本
- 『一進一退の攻防、湧永製薬接戦を制する』
- 前半、立ち上がりから互いに得点し一進一退の展開から12分過ぎ湧永製薬の6番野村、5番成田の連続得点で初めて2点リードし抜け出すかに思われたが、16分7mスローが顔面へのシュートで6番の野村が失格となり、それに乗じたトヨタ東日本が息を吹き返し一旦は逆転に成功したが、前半終盤5番成田の連続得点などで再逆転し、13-9の4点リードで前半を終了した。
後半開始も一進一退の攻防が続くなかトヨタ東日本は2点差まで追い詰めるが、湧永製薬GK伊藤の好セーブにより点差を詰めることができない。しかし、後半20分トヨタ東日本14番佐藤6番川端の得点で点差と詰めるも、またもやGKの好セーブに追撃を阻まれる。湧永製薬の5番成田や17番子安の勝負どころでのシュートが決まり、点差をリードしたまま後半を終了した。
トヨタ車体 28 (16- 6, 12-12) 18 ゴールデンウルヴス福岡
- 『ウルヴス福岡後半に巻き返すも、トヨタ車体安定の勝利』
- トヨタ車体1番岡本選手の得点から始まった前半戦。すぐにウルヴス福岡も点を取り返し、反撃を試みるも、トヨタ車体が順調に点を重ね、6対16で前半を終える。
後半もトヨタ車体による得点から始まるが、ウルヴス福岡の99番伊藤極選手が連続得点を決め、巻き返しを図る。しかし、前半の大きなリードを守ったトヨタ車体が18対28で勝利を収めた。
豊田合成 26 (12-14, 14-10) 24 トヨタ紡織九州
- 『両チーム一歩も譲らない熾烈な戦い』
- トヨタ紡織九州の先制点から始まった前半戦だが、すぐに豊田合成が点を取り返し、その後はどちらかのチームが点を取ればもう一方が取り返すという両チーム譲らない展開に。14対12というわずかな差でトヨタ紡織九州がリードし、前半を終える。
後半もその流れは続き、お互いのチームに退場者を出しながらも、点を取り続ける展開に。残り1分で1点差でリードしていた豊田合成がさらに1点を決め、2点差の24対26で勝利を収めた。
◆ 女 子 ◆
イズミメイプルレッズ 26 (12- 8, 14-10) 18 飛騨高山ブラックブルズ岐阜
- 『メイプルレッズ完勝、7勝目をあげる。』
- 前半、メイプルのスローオフで試合開始。前半開始、メイプル26番山根の鋭いカットインにより、ブラックブルズ2番金が退場、その間に同点に追いつく。その後は両チームとも豊富な運動量による厳しいディフェンス、GKの好セーブにより、一進一退の攻防にもつれる。後半終盤、メイプルの連続得点により点差を広げ、12-8でメイプルリードで前半終了。
後半5分、メイプルは19番木村の得点や22番中村の好セーブにより6点差まで広げる。その後も27番村松や5番眞継などの得点で着実に加点を続け、18分22-14とした。後半終盤メイプル16番狩野の好セーブに阻まれブラックブルズは失速、点差を縮められない。そのままメイプルがブラックブルズに流れを与えず、26-18でメイプル勝利で試合を終了した。
◆ 男 子 ◆
大崎電気 34 (16-11, 18-14) 25 琉球コラソン
- 『大崎電気の快勝』
- 前半、大崎電気はNo.22高間のサイドシュートで先制したあとGKの好セーブもあり得点を重ね、15分までに7点差をつける。一方の琉球コラソンはNo.34東江のステップシュートなどで追い上げるが、大崎電気はNo.25元木の連続得点など5点差で前半を終える。
後半、大崎電気は10分までに7連続ポイントでリードを広げる。その後両チームが互角の点の取り合いとなるが、9点差をつけて大崎電気が快勝する。
◆ 女 子 ◆
北國銀行 29 (13- 4, 16-12) 16 プレステージ・インターナショナル アランマーレ
- 『北國銀行の快勝で10連勝』
- 前半、アランマーレのスローオフで試合開始。北國銀行No.10佐々木を中心に早いパス回しから着実に得点を重ねた。一方のアランマーレは、北國銀行の堅いディフェンスとGKのファインプレーによりチャンスをつかめず13-4で折り返す。
後半に入りアランマーレが速攻で点差を縮めるものの、北國銀行の堅いディフェンスを崩すことができなった。一方北國銀行はNo.2田邉を始めとした速攻と多彩な攻めで終始北國銀行のペースで29-16と快勝した。
ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング 31 (13-10, 18-11) 21 三重バイオレットアイリス
- 『ソニーSC後半一気に加速し、8勝目をあげる』
- プレーオフ進出のために両チームにとって重要な一戦。前半は立ち上がりから、ソニーSCは4番田村、6番川村、三重バイオレットが19番万谷、11番團らで点を取り合って、11分7-7と互角の展開をみせる。しかしソニーSCは、24番角南、29番金らの得点で20分には12-8とペースをつかみ、11番團のサイドシュート、15番多田の7mスローで食い下がる三重バイオレットに3点差をつけて前半を終了。
後半立ち上がり、ソニーSCはGK1番飛田の好セーブから13番北原、7番服部らで、いきなり4点を連取して、一気にリードを広げる。三重バイオレットも15番多田、11番團らで反撃するが流れは変わらず、ソニーSCは7番服部、13番北原らで得点を重ね、三重バイオレットに10点差をつけて8勝目をあげた。
オムロン 24 (15-11, 9-10) 21 大阪ラヴィッツ
- 『オムロン、ラヴィッツの追撃かわす』
- 前半、20分過ぎまで9-9の同点で緊迫したゲーム展開となった。23分オムロンは、No.2勝連の速攻でリード、3連続得点し前半を11-15の4点リードで終了した。
ラヴィッツは、後半立ち上がりNo.12斎藤の好セーブとNo.18西笛のサイドシュートで8分に15-14と1点差に迫った。オムロンは10分過ぎから速攻で着実に得点し、20分には6点差とし、退場者を出しながらも3点差で逃げ切った。
◆ 男 子 ◆
大同特殊鋼 27 (14-14, 13-12) 26 湧永製薬
- 『緊迫した試合を大同特殊鋼が制す』
- 大同特殊鋼のスローオフで試合開始。大同特殊鋼20番東江の先制点から、8連続得点。湧永製薬は大同特殊鋼の固いディフェンス、12番久保の好セーブにより得点できない。しかし、前半11分湧永製薬4番助安の得点から、5番成田、10番稲毛の連続得点などで徐々に勢いに乗り、14-14で前半を折り返す。
後半立ち上がり、13番原の得点でこの試合初めて湧永製薬がリードを奪う。後半は一進一退の攻防が続く。後半20分大同特殊鋼11番平子、20番東江の連続得点で2点差とするが、湧永製薬も17番子安、4番助安の得点ですぐさま同点とする。残り1分、大同特殊鋼18番吉田のサイドシュートが決まり、27-26で大同特殊鋼が接戦を制した。
ゴールデンウルヴス福岡 28 (15-12, 13-15) 27 北陸電力
- 『ゴールデンウルヴス福岡、歴史的一勝 ! !』
- 初めは北陸電力の得点から試合が始まったが、その後はウルヴス福岡のアグレッシブなディフェンスからの速攻などで得点を重ね、ウルヴス福岡の3点リードで前半を終了した。
後半始まってすぐ北陸電力の連続2得点で15対14となり、そこからどちらもリードをゆるさない拮抗した状況のまま試合が進んだ。最後の最後まで得点を取り合い、最後はウルヴス福岡のリードで試合終了した。
大崎電気 32 (18-12, 14-17) 29 豊田合成
- 『1位と2位の激突。大崎電気が粘り勝つ。』
- 前半、大崎電気のスローオフで試合開始。大崎電気5番柴山のカットインから先制後、3連取でスタート。0-6までリードを広げる。豊田合成の反撃。堅守からの速攻を中心に詰め、前半7分の7mスローを21番小塩が決め6-6に追いつく。豊田合成の堅守で逆転。15分まで8-7。その後、大崎電気12番GK木村のファインセーブから大崎電気が8-9の逆転。大崎電気5番柴山が2分退場するも、その間リードを広げ12-18の大崎電気リードで折り返す。
後半は、豊田合成2連取からスタート。しかし、大崎電気がセットオフェンスを成功させリードを守る。豊田合成は速攻を中心に粘る。互いに7mスローが増えていく中、後半15分で18-23の大崎電気リード。展開が早くなり、速攻で点を取り合い20-25。豊田合成は11番アクターニャを起点に、19番徳田のスカイなどで反撃。後半残り1分切り29-31の2点差。しかし、大崎電気14番土井が速攻を確実に決め、29-32で大崎電気の勝利。
トヨタ車体 35 (16- 7, 19-11) 18 トヨタ自動車東日本
- 『ディフェンス力で、相手を圧倒した勝利』
- トヨタ東日本のスローオフでゲーム開始。前半トヨタ車体は地元出身No.13岡元のポストシュートで先制後、速いパス回しとポジションチェンジで、トヨタ東日本を揺さぶり、じわじわと点差をつけていく。トヨタ東日本もNo.17中川を中心にシュートをはなつが、要所でトヨタ車体のGK甲斐が好セーブをみせ7-16、トヨタ車体のリードで前半を終了した。
後半に入っても、トヨタ車体の勢いは衰えず、後半8分過ぎ13点差をつける。トヨタ東日本もスピードのある攻撃を見せるが、トヨタ車体の堅いディフェンスに阻まれなかなか有効なシュートが打てない。その後もトヨタ車体が確実に得点を重ね18-35でトヨタ車体が快勝した。
トヨタ紡織九州 26 (12- 8, 14-16) 24 琉球コラソン
- 『琉球コラソン追い上げも実らず』
- 開始早々、琉球コラソンはパスカットから5番村山の速攻と7mスローで最先の良いスタートを切ったが、退場者が出ている間にトヨタ紡織九州が7番津山の7mスローや10番田中大介のカットインなどで点差を開げて、12-8とトヨタ紡織九州リードで前半を終える。
後半立ち上がり、琉球コラソン34番東江が連続得点で反撃ののろしを上げるが、琉球コラソンのノーマークをトヨタ紡織九州GK12番岩下がはじき返し一進一退の攻防を繰り広げる。琉球コラソンも24番三村の速攻やカットインで追いすがるが、攻守が上回ったトヨタ紡織九州が26-24と勝利した。
◆ 女 子 ◆
三重バイオレットアイリス 32 (18-10, 14-14) 24 北國銀行
- 『北國銀行が終始ペースを掴めず初黒星』
- 前半、立ち上がりから北國銀行のオフェンスミスが続き三重バイオレットが2点を先取、その後も11番團選手のリイドシュートが冴え中盤で10対3と三重バイオレットが大きくリードした。北國銀行は、GKを交代するなど対応を図るが、2度の退場もありペースを掴めないまま8点差の三重バイオレットリードで前半を終えた。
後半も三重バイオレットの11番團のサイドシュート、15番多田のペナルティーゴールで2点を連取し、得点差を広げた。途中、北國銀行も三重バイオレットの3度の退場をきっかけに追いつこうとするも、三重バイオレットは両サイドからの攻撃の手を緩めず、得点差は縮まらないまま試合を終えた。
大阪ラヴィッツ 28 (14-13, 14-13) 26 飛騨高山ブラックブルズ岐阜
- 『ラヴィッツ2勝目、ブラックブルズの追撃かわす』
- 前半、ラヴィッツはミスが多く、3連取したブラックブルズペースで試合がスタートした。5分過ぎに1点目を取ったラヴィッツが徐々にペースをつかみ接戦となった。ラヴィッツNo.17藤井、ブラックブルズNo.2金などが点を取り合うが両GKのファインセーブもあり1点差で前半終了。
後半、ブラックブルズNo.16神谷の好セーブから速攻が決まり14-14とすぐに同点とした。後半もシーソーゲームの展開となったが、ラヴィッツNo.15の森の細かいパスワークからのカットインとNo.17藤井のロングのバランスの良い攻撃が機能して徐々に点差を広げた。ブラックブルズの追撃をかわし、ラヴィッツが2勝目をあげた。
イズミメイプルレッズ 26 (11- 7, 15- 8) 15 HC名古屋
- 『好セーブが光り、イズミメイプルレッズが8勝目 !』
- 前半立ち上がりは、互いに譲らず一進一退の展開が続く。9分過ぎ速攻からの連続得点でメイプルが2点リードした。このまま突き放すかと思われたが、ことごとくノーマークシュートを外し波に乗り切れない。追い付きたいHC名古屋だが、GK22中村の好セーブに阻まれ得点できないままじわりと点差が離れ、11-17の4点リードで前半を終了した。
後半開始後5:1ディフェンスへとシステムを変更し逆転を狙うHC名古屋だが、守り切ることができず、GK22中村の好セーブも続き12分には6点差が開きたまらずタイムアウト。その後も点差は開き、交代で出場したGK16狩野の好セーブもあり最大12点差まで開いた。交代出場した選手も素早い速攻を決め、26-15で後半を終了した。
ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング 24 (14-12, 10- 9) 21 オムロン
- 『ソニーSCがオムロンの追撃をかわす』
- 前半、ソニーSC7番服部の速攻で先制。オムロンも4番吉田の得点で反撃。しかし、ソニーSC4番田村の連続得点で6対1とリードする。5分オムロンすかさずタイムアウト。オムロンはディフェンスを修正。19番福井の速攻などで追い上げる。攻め苦しんだがリードを保ったソニーSC、14対12で前半終了。
後半立ち上がり、ソニーSCは4番田村、29番キムの速攻で連続得点。1番飛田の好セーブも光り、17対13とリードする。オムロンも負けじと11番尾﨑のサイドシュートで得点を重ね、15分20対18と迫る。その後は、一進一退の攻防。オムロンは、堅い守りをみせ追撃するが24番角南のポストシュートなどで逃げ切ったソニーSCが24対21で9勝目をあげた。