第44回日本リーグ
2019-2020 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第21週

第1日・2020/02/15(土)
 
第2日・2020/02/16(日)

　◆　男　子　◆

大崎電気　　　　34 (17-11, 17-12) 23　北陸電力

  • 　『大崎電気、快勝 ! ! 』
  • 　両チームの好ディフェンスから始まったゲームは、大崎電気が得意の速攻で先制し、リードする展開に。北陸電力はディフェンスから速攻、パスワークからのサイドシュート応戦。退場者が出た大崎電気が、2点差に詰めよられるも、木村の好セーブからの速攻で突き放し、17-11の6点差で前半を終えた。
    　後半スタート、大崎電気は信太、玉川、東長濱など代表経験者の4連続得点で突き放した。北陸電力は竹内、宮田のディスタンスシュートで反撃するも、大崎電気の堅いディフェンスを崩すことができず、大崎電気の速攻を許して勝負あり。34-23で大崎電気が快勝した。

トヨタ自動車東日本　30 (17-13, 13- 9) 22　ゴールデンウルヴス福岡

  • 　『キーパーの好守が光り、トヨタ東日本勝利』
  • 　試合開始直後、トヨタ東日本19番堤のシュートで先制するも、ウルヴス福岡31番津山の得点ですぐさま同点で追いつく。ウルヴス福岡はミドルシュートを中心として点を重ねるも、トヨタ東日本のフィジカルを活かした個人技やキーパーのファインセーブにより差を広げる。しかし、前半終了間際ウルヴス福岡の3連続得点により17-13で前半を終えた。
    　後半、ウルヴス福岡は立体ディフェンスに変更し9番森の速攻などで追い上げを見せるが、トヨタ東日本の組織的なディフェンスやキーパーのファインセーブによって勢いに乗り切れず、得点差が縮まらないまま、30-22で試合を終えた。

トヨタ車体　　　28 (14- 9, 14-13) 22　トヨタ紡織九州

  • 　『守護神岡本大爆発』
  • 　前半、トヨタ車体の高い攻撃力と堅い守りに苦しむも、トヨタ紡織九州は10番田中大介を中心とした攻撃で流れを渡さない。しかし、トヨタ車体22門山のシュートや1番岡本の7mスローセーブにより、最大6点差まで開き、トヨタ紡織九州は食い下がるも前半を14-9で終えた。
    　後半、互いに譲らぬ均衡した試合展開となった。トヨタ紡織九州が徐々に流れを掴み、13番李らの得点により2点差まで詰め寄るも、1番岡本の三連続セーブで流れを取り戻したトヨタ車体が、終盤17番杉岡の三連続得点などによって28-22で逃げ切った。

大同特殊鋼　　　33 (14-13, 19-15) 28　豊田合成

  • 　『大同特殊鋼東江が大活躍し、接戦を制す ! !』
  • 　立ち上がり4分までに大同特殊鋼が4連続得点。その後豊田合成も追い上げ、7対7の同点に。しかし、No.20東江のトリッキーなプレーで大同特殊鋼が突き放し、22分には13対8の5点差に。しかし、負けられない豊田合成は、No.9趙を攻撃に入れ、5連続得点。No.11平子のサイドシュートで大同特殊鋼が1点リードで前半終了。　
    　後半、互いに堅いディフェンスとGKのファインセーブで、なかなかペースをつかめない。16分過ぎに大同特殊鋼がペースをつかみ始める。豊田合成もねばるものの終盤大同特殊鋼の怒涛の攻撃。この試合、12得点をあげたNo.20東江の活躍もあり、33対28で大同特殊鋼が勝利した。

湧永製薬　　　　25 (11- 6, 14- 8) 14　琉球コラソン

  • 　『ディフェンスを頑張り、湧永製薬の勝力』
  • 　前半、湧永製薬 ・ 中浦のカットインシュート、琉球コラソン ・ 東江のフォローからのシュートで試合は動き出したが、両チームとも得点が少なくロー得点の試合となった。琉球コラソンは7人攻防するもペースがつかめず、湧永製薬は中浦 ・ 成田のロングシュートが決まり5点リードで前半終了。
    　後半も湧永製薬の3連続得点でペースをつかむ。琉球コラソン ・ 東江のステップシュートで得点するも、湧永製薬GK伊藤のキーピングからの速攻で得点を重ねる。勢いをそのままに25対14で湧永製薬が勝利を収める。

　◆　女　子　◆

北國銀行　　　　22 (13-14, 9- 8) 22　オムロン

  • 　『両チーム一進一退の末、引き分けに終わる』
  • 　オムロンのスローオフ。開始早々オムロン岩渕のロングシュートが決まると、ポスト石井、サイド尾崎と連取。北國の動きが堅くリズムに乗れない。中盤ようやく北國松本の速攻により2連取で追いつき、秋山のサイドからの2連取で追い越した。終盤、北國のミスが続きオムロンは4連取で再び1点リードで折り返した。
    　序盤からポスト、速攻、サイドと多方向から得点しGK馬場の好セーブもあり北國ペースが続く。中盤オムロン岩渕中心に反撃が始まり同点になるが、終盤お互い加点することができず苦しい展開となり両チーム決着がつかず引き分けで終了した。

プレステージ・インターナショナル　アランマーレ　23 (16- 8, 7- 7) 15　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『アランマーレ対戦間2連勝。高山リベンジならず』
  • 　立ち上がりは、両チーム速いパスワークから得点を重ねる展開になったが、22番高木のポストプレーを効果的に使ったアランマーレがリード。高山は、シュートチャンスを作るもアランマーレGK安田に阻まれ得点が伸びなかった。その後も鎌倉、朴を中心に堅く守ったアランマーレが16-8でリードし前半を終えた。
    　後半の立ち上がりも前半同様、アランマーレの堅いディフェンスに高山は攻めあぐみ差が広がる。中盤、高山もディフェンスを修正し得点に動きがなくなる。両チーム退場者を出すものの粘りのディフェンスを見せ失点を最小限に抑えた。持ち味の速攻で追いつきたい高山だったがミスが出てしまい23-15でアランマーレが逃げ切った。

三重バイオレットアイリス　26 (13- 9, 13-13) 22　ＨＣ名古屋

  • 　『勝負どころで流れをつかんだ三重バイオレットの勝利』
  • 　前半、三重バイオレットのスローオフで始まった東海勢対決。両チームともGKの好守もあり、ロースコアの一進一退の試合展開となった。しかし、三重バイオレットアイリスが20分過ぎから速攻などで4連続得点をあげ、三重バイオレットアイリスが4点リードで折り返した。
    　後半、立ち上がりHC名古屋が3連続得点で1点、さらに3連続得点で11分過ぎにはついに逆転した。しかし、三重バイオレットはここで踏ん張り、16分から23分の間に5連続得点。終盤HC名古屋も盛り返したが、中盤のリードを守りきった三重バイオレットが勝利した。

イズミメイプルレッズ　26 (12- 9, 14- 9) 18　大阪ラヴィッツ

  • 　『ラヴィッツは攻撃の軸を封じられ完敗』
  • 　5分12秒、ラヴィッツはメイプル17番三橋の退場を取るが、チャンスを生かせず逆に3点差にリードを広げられる。その後、ラヴィッツは反撃を開始し、15分過ぎは1点差に追いつく。しかしメイプルはラヴィッツのエース藤井を徹底マーク。3点差で前半を終了。
    　後半もメイプルは徹底してラヴィッツ藤井のマークを継続。攻撃の軸をつぶされたラヴィッツはじりじりと点差を広げられ、そのまま流れはメイプルに。最終18対26でメイプルが勝利。

　◆　男　子　◆

大崎電気　　　　27 (10-13, 17-14) 27　トヨタ自動車東日本

  • 　『激しく変化する試合展開、熱戦は決着つかず』
  • 　お互いの堅いディフェンスの前に点がとれない両チームだったが、4分にトヨタ東日本の堤がシュートを決め、ついに試合が動く。その後もロースコアゲームが続くが12分にタイムアウトを取ったトヨタ東日本が優位に試合を進めていく。しかし大崎電気もくらいつき、10-13でトヨタ東日本がリードして前半を終える。
    　後半は前半とは変わって点を取り合う展開となった。序盤は大崎電気が速攻で点を重ね、10分には元木の連続得点で逆転に成功する。対するトヨタ東日本は相手の退場による数的優位を活かし、再び逆転するがその後は一進一退の攻防が続き、試合は27-27の引き分けに終わった。

湧永製薬　　　　25 (12-13, 13-11) 24　トヨタ車体

  • 　『終了間際、トヨタ車体の手から滑り落ちた勝利』
  • 　ホームで湧永製薬を迎えるトヨタ車体だったが、序盤は湧永製薬にリードを許す展開となる。しかしタイムアウトをとり、立て直したトヨタ車体は、18番吉野のミドルシュートを中心にして同点に追い付く。その後は両チーム互角のまま試合が進むが、24番北詰が前半終了間際にロングシュートを決め、トヨタ車体が1点リードで前半を終える。　
    　後半は序盤からトヨタ車体が速攻を中心に得点を重ねて優位に試合を進め、最大で4点差のリードを奪う。しかし、今度は湧永製薬が速攻による得点で徐々に追い上げを見せ、ついに25分同点に追い付く。最後は湧永製薬の6番野村がラスト30秒で得た7mスローを決め、トヨタ車体が25-24で接戦を落とした。

大同特殊鋼　　　36 (18-13, 18-11) 24　琉球コラソン

  • 　『大同特殊鋼、地元での最終戦　攻守で圧倒 ！』
  • 　序盤は一進一退の攻防が続いた。大きく動き出したのは10分頃。大同特殊鋼が4点連取して試合の主導権を握った。その後琉球コラソンも粘るが、要所で大同特殊鋼GK久保のファインセーブでペースがつかめない。前半は、5点大同特殊鋼リードで折り返した。
    　後半もペースは変わらず。琉球コラソンはポストを使って得点を狙うが、大同特殊鋼の堅い守備を崩すことができず。対する大同特殊鋼は、多彩な攻撃で着実に得点を重ねる。大同特殊鋼は、地元での最終戦を36対24の大差での勝利を納めた。

豊田合成　　　　31 (11-13, 20-10) 23　北陸電力

  • 　『豊田合成No.19徳田、流れを掴み勝利に導く。』
  • 　前半開始早々豊田合成は、No.19徳田のスカイシュートで先制点を奪う。その後、両者どちらも引かず、一進一退の攻防が続く。しかし開始13分、豊田合成から2名の退場者が出て、北陸電力に数的有利な状況が生まれる。ここで離したい北陸電力。しかし豊田合成も粘りを見せ、No.21小塩が得点をつなげる。両者またも接戦を繰り広げるが、前半11対13で北陸電力2点リードで試合が終了した。
    　後半、巻き返しを図る豊田合成は北陸電力のミスを逃さず、果敢に攻める。そして、No.19徳田が点を決め、同点に追いつくと続くNo.20出村、No.10水町が得点を重ねる。流れを掴んだ豊田合成は、この日絶好調のNo.19徳田を中心にさらに点を決めていく。追いつきたい北陸電力だが、豊田合成のディフェンスとNo.1藤戸を前に思うように点が伸ばせず、31対23で豊田合成が逆転し、勝利を掴んだ。

ゴールデンウルヴス福岡　29 (13-12, 16-15) 27　トヨタ紡織九州

  • 　『ゴールデンウルヴス、接戦を制して2勝目をあげる』
  • 　前半1分、トヨタ紡織九州が8番荒川のミドルシュートで先制。しかしウルヴス福岡も31番津山、99番伊藤らで3-1と逆転。トヨタ紡織九州も9番岡松、13番李らで15分6-5と一度はリードするも、ウルヴス福岡は3番久保、20番野口らで4点を連取するなど終始押し気味に試合を進め、13-12の1点リードで折り返した。
    　後半に入ってもトヨタ紡織九州は8番荒川、ウルヴス福岡は99番伊藤を中心に点を取り合い、15分21-21と互角の戦い。しかし、常に先手を取り続けたウルヴス福岡は21分、9番森のシュートで26-23と3点をリードし、その後のトヨタ紡織九州の反撃をかわして、シーズン2勝目をあげた。ウルヴス福岡99番伊藤が12点を奪う活躍を見せた。

　◆　女　子　◆

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング　26 (12-11, 14-11) 22　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『ソニーSC、苦しい一勝』
  • 　ブラックブルズホーム戦、多くの声援に包まれた会場、ソニーSCのスローオフで始まる。先制点はブラックブルズ9番丸山のサイドシュート。しかし、ソニーSC29番金のミドルシュートを軸に4点差をつけたところで、ブラックブルズがタイムアウトを要求。流れが変わり、ブラックブルズ1点差まで追い上げ、前半を終える。
    　後半開始すぐにブラックブルズ2番金のミドルシュートが決まり、同点となる。中盤、ソニーSC7番服部のサイドシュートを中心に、5点のリードを広げる。終盤、ブラックブルズGK16番神谷のナイスセーブ、2番金のカットインで粘りをみせるが、26-22でソニーSCの勝利となった。

ＨＣ名古屋　　　28 (17-12, 11-14) 26　大阪ラヴィッツ

  • 　『HC名古屋No.5笠原リーグ通算200得点。地元最終戦を勝利で飾る』
  • 　HC名古屋の地元最終戦。序盤は互いに点の取り合いとなった。15分過ぎから、HC名古屋No.4綿引のロング、No.9髙宮のカットインが決まり出し、徐々にHC名古屋のペースに。前半は17対12の5点差、HC名古屋リードで折り返した。
    　後半に入っても、激しい点の取り合いに。ロングシュートや速攻で得点するHC名古屋に対し、ポストを効果的に使って得点をあげるラヴィッツ。終盤追い上げるラヴィッツに対し、前半のリードを有効に使ったHC名古屋が地元最終戦を勝利で飾った。

プレステージ・インターナショナル　アランマーレ　24 ( 7-11, 17-10) 21　イズミメイプルレッズ

  • 　『アランマーレ粘りを見せて勝利を掴む』
  • 　前半試合開始直後、メイプルNO.21近藤が先制点を奪い、メイプルがリードする。流れを変えたいアランマーレだが、メイプルの好ディフェンスに攻め倦む展開に。しかし、試合中盤メイプルNO.21近藤の退場で数的有利な状況が生まれる。このチャンスを逃さず、アランマーレN0.22高木の得点も重なり、1点差に追いつくが、メイプルの巻き返しにより、前半7対10で終えた。
    　メイプルが４点リードして迎えた後半、点差を離したいメイプル。しかし、アランマーレも粘り強くボールを繋ぎ点数を重ねる。そして、アランマーレNO 4飯塚の得点で1点差に追いつき、NO.19檜木のシュートでリードする展開に。負けられないメイプル。果敢に攻めるも、アランマーレの勢いは止まらず、24対21でアランマーレが3点リードで試合が勝利した。

オムロン　　　　26 (10-15, 16- 9) 24　三重バイオレットアイリス

  • 　『オムロン　後半逆転勝利、三重バイオレットは悔しい敗戦』
  • 　前半、先週首位を行く北國銀行に勝利して勢いに乗る三重バイオレットは、この日も好調な立ち上がり。No.11團の速攻で先制するとGKNo.1髙木の好セーブからNo.15多田No.6近藤で12分6-1とペースを掴んだ。オムロンもNo.4吉田No.2勝連らで追い上げるが、三重バイオレットもNo.15多田No.19万谷らが得点し、5点差のまま前半を終了。
    　後半に入ると少しずつオムロンがペースを取り戻す。No.4吉田No.7岩渕No.11尾崎らでじりじりと追い上げ、23分No.11尾崎の速攻でついに同点。No.4吉田のミドルシュートで逆転するとNo.7岩渕No.6石井の2連打で三重バイオレットに勝利し、プレーオフ争いに踏みとどまった。

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