第45回日本リーグ
2020-2021 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第10週

第1日・2020/11/14(土)

　◆　男　子　◆

大同特殊鋼　　　35 (15- 8, 20-12) 20　ゴールデンウルヴス福岡

  • 　『粘り強いディフェンスからの得点。大同 完勝。』
  • 　大同特殊鋼のスローオフで試合開始。最初の得点は、大同No.20 東江選手のスカイシュート。続いて、No.4 藤江選手、No.20 東江選手の強いロングシュートで点を重ねた。対するウルヴズは、キーパーのNo.21 稲本選手を中心に大同特殊鋼のシュートを連続好セーブ。得点を防ぎNo.99 伊藤選手、No.46 庄司選手の強いロングシュートで応戦した。前半19分にはウルヴズがタイムアウトを取り、No.28 三浦選手を中心にパスを回すが大同の堅いディフェンスを崩すことが出来ず、15-8で大同特殊鋼がリードを保ち、前半を折り返した。
    　ウルヴズのスローオフで後半開始。ウルヴズはNo.10江藤選手のサイドシュートを筆頭に、No.99 伊藤選手の不意をつくロングシュートやNo.9 森選手の速攻、No.7 佐藤選手の豪快なポストシュートを決め流れを作った。しかし、大同のNo.13 池辺選手が"技ありパス"からスペースを作り出しディフェンスを崩し、ウルヴズのゴールネットを揺らした。試合は、ホームの大同特殊鋼が35-20で勝利を収めた。

大崎電気　　　　34 (17-20, 17-11) 31　トヨタ車体

  • 　『大崎電気　守りからの逆速攻で逆転勝利！』
  • 　トヨタ車体vs大崎電気の試合は、車体のスローオフより試合が始まった。車体は、開始すぐにNo.20 渡辺選手が得点を決め、続いてNo.18 吉野選手、No.24 北詰選手と連続得点。また、No.1 岡本選手の好セーブからの速攻で得点を4-1と差を広げた。対する大崎は、No.25 元木選手の左手から繰り広げられる強烈なロングシュートや強い1対1を筆頭に点差を縮め、同点に。両チームとも得点を取られては取り返すなど、早いボール回しでゴールネットを揺らした。前半25分辺りから両チームともに退場者が出たが、確実に車体が得点を重ね、20-17の車体リードで前半を終えた。
    　後半戦は、大崎電気のスローオフでスタート。大崎は、No.9 森選手のポストシュートで得点後、車体の攻撃を守り逆速攻から4点を連続で得点し、21-20で逆転。その後、No.5 柴山選手、No.20 高間選手のサイドシュートから流れを作り後半18分までに32-27と点差を広げた。一方、車体は後半20分辺りからディフェンスシステムを変化させ、大崎のミスを誘い、No.7 藤本選手の速攻から得点を重ねていった。No.7 藤本選手はこの試合で通算600得点を決めた。両チーム素晴らしい攻防を見せ、34-31で大崎電気が勝利を収めた。

湧永製薬　　　　24 (12-12, 12-12) 24　トヨタ自動車東日本

  • 　『湧永地元で4連勝狙うも痛恨のドロー』
  • 　湧永製薬のスローオフで試合開始。湧永の立ち上がりのミスに乗じ7メートルスローを獲得した東日本は、これを13番桑名が着実に決め先制。東日本のアグレッシブなディフェンスを攻めきれない湧永はミスからの速攻でリードを許す。一時は4点差がつくも、終盤ゴールキーパー伊藤の好セーブ、13番原、11番矢田の連続得点で追いつき12-12で折り返す。
    　後半はスタートから一進一退の攻防が続く展開。東日本は再三退場者を出すもゴールキーパー関口の好セーブでリードを許さない。湧永もゴールキーパー伊藤が東日本のシュートチャンスをことごとく阻むが、東日本のディフェンスを崩しきれず点差を開けられない。終盤東日本が2点リードを奪うも、湧永13番田中、11番矢田の連取で追いつき、そのままドローとなった。

トヨタ紡織九州　22 (13-13, 9- 9) 22　琉球コラソン

  • 　『紡織・琉球、両チーム流れを掴めず同点』
  • 　観客席からサポーターが見守る中、トヨタ紡織九州のボールで試合がスタート。琉球コラソンはNo.19美並が早々に2点を決め、その後は4連続得点で流れを引き寄せる。しかし、対する紡織もNo.22酒井のポストシュートなどを含む5連続得点を決め、簡単には試合の主導権を譲らない。紡織No.12岩下と琉球No.27衣笠、両キーパーの好セーブも光り、互いに一歩も退かぬまま、13対13の同点で前半を折り返した。
    　紡織の2連続得点で動き出した後半、琉球は前半同様4連続得点を挙げ、リードを作る。しかし、紡織も負けじとNo.10大橋の2得点を含む4連続得点で点差を縮めた。両チームともに決定打を欠き、最後まで主導権を奪い合った試合は、22対22の同点で幕を閉じた。

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