第45回日本リーグ
2020-2021 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第11週

第1日・2020/11/21(土)
 
第2日・2020/11/23(月)

　◆　男　子　◆

大崎電気　　　　34 (15- 9, 19-12) 21　トヨタ紡織九州

  • 　『大崎電気　サポーターが見守る中ホームで8勝目』
  • 　トヨタ紡織九州のスローオフで試合開始。紡織10番大橋に先制点を取られると大崎25番元木が7mスローを獲得するが紡織1番小峰が止め、得点を許さない。その後13番李のシュートや12番岩下のナイスセーブもあり開始5分2-0で紡織がリードする。対する大崎は20番高間の速攻や11番馬場のシュートで同点追いつく。大崎5番柴山が退場するもキーパーを下げ6人で確実にオフェンスを組み立て27番玉川のシュートが決まり開始9分で3-2と逆転。紡織はミスが続き流れを取り戻すことが出来ず、大崎が堅い守備やキーパーの正確な処理で素早い速攻を繰り出し15-9でリードし前半を折り返す。
    　後半は、開始後すぐ大崎20番高間、5番柴山のサイドシュートが決まるなどセットで確実に点を取っていく。紡織は24番朴、22番酒井のシュートや相手のミスからの速攻で点数を取り食らいつくが大崎ペースの試合展開が続く。退場者を出す大崎だが16番村上のナイスセーブが光り34-21で勝利を収めた。

トヨタ車体　　　33 (19-13, 14-12) 25　北陸電力

  • 　『終始リードを許さなかったトヨタ車体の勝利』
  • 　前半、北陸電力のスローオフで試合が始まった。先制点はトヨタ車体No7藤本選手。その後も北陸電力のミスからトヨタ車体が速攻で得点を重ねる。北陸電力も5-1ディフェンスからのパスカットによるNo30川島選手の得点で応戦。試合の中盤、トヨタ車体No11津屋選手がリーグ通算400得点を達成。さらに、7人攻撃やポストをからめた攻撃で得点を重ねる。北陸電力も追い上げを見せ、2点差まで詰め寄るが、トヨタ車体No12ゴールキーパー加藤選手のナイスセーブによって流れを渡さなかった。トヨタ車体6点リードで前半を折り返した。
    　後半開始、トヨタ車体No18吉野選手のスカイプレーで点差を広げた。中盤にかけて、北陸電力No1岩永選手のナイスセーブもあって5点差をめぐる攻防が続く。北陸電力はNo33西片選手のポストプレーや速攻で点差を詰めるも、トヨタ車体の圧力がじわりじわりと上回り、トヨタ車体No18吉野選手の得点で6点差。最後は、確実に得点を加えたトヨタ車体が8点差で勝利を収めた。

豊田合成　　　　37 (20-12, 17-18) 30　大同特殊鋼

  • 　『両ゴールキーパーの好セーブが光る見応えのあるゲーム』
  • 　合成スローオフ。合成はNo．12中村を中心とした堅いディフェンスから、No．9チャオ、No．23橋本、No．20出村らの連続得点で前半20分16ー9とリード。対する大同もNo．24杉本、No．5石橋のシュートで着実に得点を重ねるが、なかなか流れを引き寄せることができない。合成は新加入No．7ヨアンのリーグ初得点を含め20-12の8点差で前半を終える。
    　後半立ち上がり、両チーム得点を取り合い譲らない展開に。後半12分、合成に退場者が出たのきっかけに大同の反撃が始まる。No．20東江、No．10鄭を中心にオフェンスを巧みに組み立てる。合成はNo19徳田、No．14田中のシュートで突き放す。最終スコアは37-30。大同の追い上げを振り切った合成が勝利を収めた。

湧永製薬　　　　36 (16- 8, 20- 7) 15　ゴールデンウルヴス福岡

  • 　『昭和電工武道スポーツセンターでリーグﾞ初開催。』
  • 　スタートはお互いロングシュートで応酬したが、その後10分間福岡は得点出来ず、その間に湧永がロングシュート、速攻と多彩な攻撃で加点。福岡は中盤からペースを掴んだが、湧永ペースで試合は進み8対16で前半終了。湧永ゴールキーパー伊藤選手の要所の好セーブが目立つ前半であった。
    　後半スタートから湧永は果敢な攻撃でコンスタントに加点し余裕のゲーム展開で福岡を寄せつけない展開。福岡も随所で応酬するが、実力の差を感じた戦いであった。終始、湧永ペースで試合が進み15-36で湧永勝利で試合終了。特に、湧永ゴールキーパー伊藤・荻原両選手の好セーブが目立った。

琉球コラソン　　27 (11- 8, 16-16) 24　トヨタ自動車東日本

  • 　『コラソンホームでうれしい勝利！』
  • 　コラソンのスローオフで試合開始。お互い先に試合の主導権を握りたいところだったが、東日本ゴールキーパーNo12関口、コラソンゴールキーパーNo26衣笠の好セーブの連続と、粘り強くお互いが守り、なかなか得点が伸びない。前半残り5分を切った25分過ぎにコラソンNo24三村のシュート、No2村田の速攻2連取でコラソンが一歩抜け出し11対8の3点差で折り返す。
    　後半は、点を取り合う一進一退の攻防が続いた。後半から出場のコラソンゴールキーパーNo16内田が好セーブを連発すれば、No34東江、No7石川が要所で得点し、一度も追いつかれることなくコラソンが3点差で逃げ切った。コラソンはホーム会場にたくさん集まったファミリアの後押しと、ベテラン、新人の融合で厚くなった選手層で勝利を収めた。

　◆　男　子　◆

豊田合成　　　　34 (13-10, 21- 8) 18　トヨタ自動車東日本

  • 　『堅守で流れを掴んだトヨタ合成が快勝』
  • 　立ち上がりは、東日本12番関口、合成12番中村のファインセーブでロースコアの緊迫したゲーム展開となった。10番水町のミドル、23番橋本のポストなどで合成がリードし、17番中川のミドルやロングで東日本も追い上げたが、合成が3点リードして前半を折り返した。
    　東日本のミスに乗じ、合成が9番趙の速攻などでリードを広げた。東日本は17番中川がミドルやカットインで応戦するも、合成の堅いデフェンスを崩せず、20分過ぎからは1点しか得点することができなかった。終盤に勢いに乗った合成が大きく引き離し勝利を収めた。

大崎電気　　　　33 (18-10, 15-12) 22　北陸電力

  • 　『大崎攻守ともに好プレー！手堅く白星！』
  • 　序盤は互角の立ち上がり。一進一退の攻防で互いに譲らない試合展開が続いていく。試合が動いたのは前半終盤、大崎が退場者を出すも北電が点数を決めきれず2分間が終了。一方、大崎は北電が退場者を出している間、点数を着実に決め、10-18と大崎リードで前半終了。
    　後半開始早々、北電No.30川島選手のシュートが決まり、キーパーNo.1岩永選手も好セーブを見せ、勢いに乗ったかに見えたが、大崎選手陣の多彩な攻撃と、堅い守りで点差は思うように縮まらない。そのまま大崎が逃げ切り22-33で、手堅く白星を挙げた。

大同特殊鋼　　　26 (13-14, 13-10) 24　湧永製薬

  • 　『湧永地元勝利ならず。大同が終盤押し切り勝利。』
  • 　先制点は大同21番小澤のミドル、オフェンスのテンポが悪い湧永は開始5分で0ｰ3と開けられる。中盤湧永のゴールキーパー伊藤の好セーブ、4番助安、20阿部の速攻で1点差に詰め寄る。大同6番加藤の退場から湧永がリードを奪うが、大同20番東江が3得点と湧永を離さない。終了間際湧永20番阿部が速攻を決め、14ｰ13湧永1点リードで折り返す。
    　後半、大同の得点チャンスを湧永ゴールキーパー伊藤がことごとくシャットアウト。オフェンスも答えるように10番稲毛が連取と3点差をつける。点差が詰められない大同は4点差をつけられた時点でタイムアウトを請求。湧永のオフェンスミスに乗じ残り5分23-23の同点に追い付く。大同ゴールキーパー久保、湧永ゴールキーパー伊藤が流れを譲らない中、大同20番東江の3得点で大同が押し切った。

トヨタ車体　　　41 (22- 8, 19-10) 18　ゴールデンウルヴス福岡

  • 　『力を見せつけた車体が勝利』
  • 　福岡のスローオフで試合開始。先制は福岡。その後は車体のディフェンスを崩せずシュートミスからの速攻を許し失点を重ねる。車体は14分すぎに2人の退場を出すが福岡のミスもあり着実に加点し前半を車体が22-8と大きくリードし折り返す。
    　粘る福岡、速い展開からシュートを放つが、車体のゴールキーパーの攻守もあり得点を重ねることが出来ない。車体は、相手のミスからの速攻で点差を広げる。メンバーを変えながらの試合運びでフィジカル・総合力で勝る車体が危なげなく勝利した。

ジークスター東京　33 (19- 9, 14-15) 24　琉球コラソン

  • 　『ジークスター新加入選手の活躍光り完勝！』
  • 　一昨日の勢いそのままに連勝したいコラソンと、約1か月ぶりの試合となるジークスターの戦い。No34東江のシュートで幸先よく先制したコラソンだったが、ジークスターは、No11平本、No13中村、No17高橋の3連取で流れを掴む。その後もNo7細川の速攻、サイドシュートなどで攻撃の手を緩めず着実に加点していき、前半を19対9の10点差で折り返す。
    　後半に入ってもジークスターの勢いは止まらず、No3アダム、No22蔦屋、No13中村の躍動感あふれるプレーで圧倒しコラソンに付け入る隙を与えない。コラソンは、後半だけで7得点のNo2村田が一人気を吐いたが、ジークスターの堅いディフェンスを最後まで崩すことができなかった。33対24でジークスターの勝利。新戦力による勢いが際立った試合だった。

ページトップへ戻る