第45回日本リーグ
2020-2021 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第13週

第1日・2020/12/12(土)
 
第2日・2020/12/13(日)
 
第3日・2020/12/16(水)
 
第4日・2020/12/19(土)

　◆　男　子　◆

トヨタ車体　　　29 (11- 8, 18-11) 19　トヨタ自動車東日本

  • 　『トヨタ車体粘り勝ち』
  • 　車体16番伊舎堂選手のカットインでゲームが始まる。両チームゴールキーパーの活躍が目立ち、緊迫した雰囲気でゲームが進んでいく。車体のタイムアウト後、速攻などで3連取。ゲームの流れを引き込む。東日本も8番阿部選手17番中川選手らのミドルシュートで巻き返し8-11で前半を終了した。
    　後半は両チーム足を使ったディフェンスで決定的チャンスを作らせない。東日本は14番佐藤選手の巧みなサイドシュートで得点を重ねる。一進一退の攻防が繰り広げられたが車体のクロスプレーを多彩に使う攻撃で均衡を破る。徐々に点差を広げ19-29で試合終了した。

湧永製薬　　　　35 (19-10, 16-20) 30　北陸電力

  • 　『湧永製薬、地元北陸電力を破り6勝目を挙げる。』
  • 　北陸電力のスローオフで試合開始。序盤、ペースを掴んだのは湧永製薬。湧永ゴールキーパー伊藤を中心に、堅い守りから速攻と多彩な攻撃により、得点を重ねていく。さらに、湧永製薬は北陸電力の連続退場のチャンスを確実に得点に結びつけ、前半を19-10の湧永9点リードで折り返す。
    　後半立ち上がりは、北電ゴールキーパー岩永の連続セーブにより、北陸電力がペースを掴み追い上げを見せるも、湧永製薬は23番福田のサイドシュートなどで着実に得点を重ね、一進一退の攻防が続く。終盤、北陸電力の連続得点で点差を縮めていくも、前半のリードを活かした湧永製薬が36-30の6点差で勝利。この試合で、湧永製薬5番成田が通算600得点を達成し、勝利に花を添えた。

ジークスター東京　33 (19-11, 14-19) 30　大同特殊鋼

  • 　『安定した試合運びを見せた東京が、大同の後半の追撃を振り切り勝利』
  • 　東京のスローオフから始まった試合は大型バックプレイヤー陣を擁する東京が巧みにボールを配給して、No11平本のシュートを皮切りに順調に加点し、主導権を握る。大同は2対6と先行された時点で、早めのタイムアウトを取り巻き返しを図るが、東京ゴールキーパーNo66甲斐の好セーブもありリズムに乗れない。終了間際に大同No10.鄭がシュートを放つもゴールポストに阻まれ、11対19と大同が8点のビハインドで前半を終了する。
    　大同のスローオフから始まる後半も、No88東長濱のシュートから加点は東京から。5分過ぎより大同がディフェンスを1-5に変更したことで、東京オフェンスの勢いが収まり、大同No10鄭の連続シュートを挟み巻き返しが始まる。残り10分が見えたところで、大同はオフェンスを7人攻撃に切り替えさらに攻勢をかける。しかしながら前半のビハインドは大きく、ターンオーバーから確実に加点するなど、終始安定した試合運びをしたアウェーの東京が30対33で勝利した。

トヨタ紡織九州　29 (14- 7, 15- 8) 15　ゴールデンウルヴス福岡

  • 　『トヨタ紡織、2020年を安定の勝利で締めくくる』
  • 　序盤は五分五分であった得点差を、着実に広げていったトヨタ紡織。オフェンスはもちろん手堅いディフェンスかつ、防御数における記録達成を果たしたゴールキーパーの岩下の鉄壁の守りでウルヴスの攻撃を防いだ。退場を二名出しながらも14対7という大差で前半を終える。
    　後半にディフェンスの陣形を変えたウルヴス。ディフェンスの合間をついたトヨタ紡織9番の岡町に大量得点を許し、大きく点差を広げられる。15対29の安定した得点差でトヨタ紡織が勝利し、両チーム年内最後の試合を終えた。

　◆　男　子　◆

豊田合成　　　　33 (15-12, 18-17) 29　大崎電気

  • 　『豊田合成が首位対決を制す。』
  • 　日本選手権から1週間、リーグ戦で再び顔を合わせた両チーム。大崎のスローオフで試合開始。合成がNo23橋本とキャプテン小塩のゴールで序盤からリードを奪う。大崎もNo5柴山とNo25元木のゴールで同点に追いつく。その後合成は2人退場者を出しながらも小塩が7mスローを確実に決め、前半15-12で合成リードで折り返す。
    　後半は、互いに一進一退の攻防。合成はNo10水町とNo19徳田のフェイントを中心に得点を重ねる。対する大崎はNo22小山のカットインを起点にゴールを奪い合成に食らいつく。一時1点差まで縮まるも合成は途中出場のNo14田中のスカイプレーとNo8津波古の得点で大崎に流れを与えず、最後は徳田のスカイプレーで得点を挙げリードを広げた。合成はNo12中村の好セーブもありリードを守り切り日本選手権に続いて大崎から白星をあげた。

　◆　男　子　◆

豊田合成　　　　36 (19-12, 17-18) 30　ジークスター東京

  • 　『豊田合成が勝利で年内最後の試合を終える』
  • 　豊田合成のスローオフで試合開始。序盤ジークスターのNo88東長濱の7mスローが連続で決まりペースを掴む。その後は、互いのキーパーの好セーブもあり僅差での展開が続く。終盤合成は相手選手の退場で数的有利の間にNo7バラスケスとNo19徳田のゴールでリードを広げ前半は19-12の合成リードで折り返す。
    　後半も合成はバラスケスのシュートにNo23橋本のポストから得点が決まりリードを広げる。ジークスターも中盤から東長濱とNo22蔦谷のゴールで追い上げるも同点に持ち込むことは出来なかった。前半のリードを活かした合成が年内最後の試合を勝利で終えた。この試合で、豊田合成のNo21小塩が通算700得点、ジークスターのNo66甲斐がフィールドシュート阻止通算1600本を達成した。

　◆　男　子　◆

トヨタ自動車東日本　28 (12-13, 16-14) 27　琉球コラソン

  • 　『トヨタ自動車東日本が終了間際に決勝点』
  • 　雪が降る寒さの中スタートしたが、立ち上がりから東日本12番関口、琉球16番内田が好セーブを見せ5分過ぎまで両チーム無得点。琉球が23番佐藤のカットインで先制するも東日本が14番佐藤のサイドを皮切りに4連取し逆転。琉球も10分過ぎから2番村田のカットインなどで4連取し再逆転。その後は一進一退の攻防が続き、琉球が1点リードで前半を折り返した。
    　後半に入り、東日本が11番楳木のポストや琉球デフェンスがポストを守り切れず与えられた7メートルスローを確実に決めリードを広げた。琉球は20分過ぎから19番美並のサイドなどで追い上げ、残り30秒に3番中川のポストで同点に追いついた。東日本は残り20秒にタイムアウトを取り、再開後終了間際に19番堤のミドルシュートで劇的な勝利を収めた。

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