• 　『三重が後半一気に突き放し勝利』
• 　三重が23番森本選手のシュートで先制。その後は拮抗した展開が続く。三重は11番團選手の速攻や確率の高いサイドシュートでリードを広げるが、オムロンも7番岩渕選手18番伊地知選手のシュートで食らいつき、14対12で前半を終了した。
  　後半立ち上がりから三重の猛攻が続く。得点差が開き、三重のプレースピードが上がる。オムロンは攻撃の形が作れず、パスミスで速攻を許す。中盤はゴールキーパー宮川の連続セーブが出るものの、得点に結びつかなかった。後半15-8、結果29-20で試合終了した。

• 　『お互いのチャンスを潰し合う好ディフェンスで引き分け』
• 　開始直後、大崎17植垣のミドルで始まり、2入谷、20高間で3連取するが、ジーク7細川、22蔦谷が得点し、ジークが大崎を追いかける展開で試合は進む。両チーム流れが掴めないながらも、地力のある大崎にジークは13中村のコンビネーションからのシュートで食らい付く。終盤、ジーク88東長濱の7mなどで4連取し逆転に成功。14-13ジークリードで前半終了。
  　後半立ち上がり、ジークは平本の得点を含め3連取し、勢いづきたいところだったが、ジーク88東長濱がレッドカードで退場。これを機に大崎は17植垣、10小室のポストなどの3連取で同点にする。お互いの好ディフェンスと的確な判断からのシュートで的を絞らせず一進一退の展開となる。後半29:51で大崎タイムアウトをとり、最後のオフェンスにかけるが得点とはならず、同点でタイムアップ。お互い研究し、得意を潰しあう玄人好みの試合だった。

• 　『大同特殊鋼、大逆転で勝利を収める！』
• 　立ち上がり、27番ゴールキーパー衣笠の好守が光る琉球が、4連取に成功、4‐0とリードし、試合の主導権を握る。その後も琉球の攻勢は続き、24番三村、34番東江の得点で着実に加点すると、11分には10‐2とする。何とか試合の流れを変えたい大同はここから24番杉本の3連続得点で反撃し10‐5とする。早く点差を縮めたい大同に対であったが、琉球の勢いは衰えず、前半は21‐14、琉球の7点リードで折り返した。
  　大同の3連続得点でスタートした後半、琉球のセットオフェンスにも対応し始めた大同は、10番鄭のカットイン、18番吉田の速攻などで一気の反撃に転じると、12分には24‐24と試合を振り出しに戻す。その後は一進一退の攻防が続き、24分を過ぎ互いに譲らず30‐30の同点。残り5分、10番鄭の得点で30‐31とリードした大同。その直後、琉球のノーマークシュートを大同12番ゴールキーパー久保がファインセーブ。その後、追加点に成功した大同が琉球を振り切り31‐33で勝利を収めた。

• 　『湧永が2021年初戦勝利で望みをつなぐ』
• 　代表選手を欠く中での2021年リーグ初戦、車体のスローオフからゲームスタート。高いディフェンスでプレッシャーをかける車体だが、ディフェンスでの退場が続き波に乗れず、対する湧永もノーマークシュートをゴールキーパー岡本に阻まれ中々リードを奪えない。両者オフェンスミスから失点を重ね流れを掴めない中、終了間際に湧永が抜け出し12‐10で前半終了。
  　後半も一進一退の展開でゲームが進む。追い上げたいところでオフェンスミスが出た車体は3点リードを許したところでタイムアウトを取り立て直しを図る。しかし、このタイムアウトを機に勢いを増したのは湧永。矢田、福田の連取で5点差に広げる。終盤ポスト岡本のパワープレーで退場を誘いチャンスを作った車体だが一歩及ばす28‐24で湧永勝利

（開催中止）

• 　『紡織、プレーオフ進出へ痛い1敗』
• 　北電No.15松浦の速攻で始まった試合、序盤の3分過ぎと5分過ぎに北電2度の退場を攻めきれなかった紡織に対し、その危機を乗り越えた北電は勢いに乗り、堅い守りからの6本の速攻などでリードを徐々に広げ、前半を北電の7点リードで終える。
  　後半も北電がリードを保ったまま試合を優位に進める。紡織は流れを変えようと選手を交代させるが、パスの精度に欠け、シュートまでもっていくことができない。紡織は出場できないゴールキーパー岩下の代わりに小峰が北電のノーマークシュートなどをナイスセーブするが、終盤にも北電は4連続得点で紡織を突き放して、リーグ再開後の初戦を勝利で飾った。

• 　『北國銀行、地元で2連勝』
• 　9番古川のシュートで大阪が先制。北國は9横嶋の得点ですぐに追い付き、2番田邊の速攻で逆転する。大阪が攻めあぐねている間に北國11番秋山、2番田邊の得点で徐々に点差を広げていく。大阪は17番藤井を中心に特典を挙げていくが、北國も着実に加点していき、14点差で前半を終える。
  　後半は北國21番松本のサイドシュートで始まる。大阪は北國の固いディフェンスを崩せず、20点差となったところで最後のタイムアウトを取る。中盤、大阪は得点を挙げるも北國は連続得点を許さず、速攻からの得点で加点し、攻撃と守備が噛み合った北國が完勝で地元2連勝を飾った。

• 　『三重バイオレットアイリス、20番原選手リーグ通算400得点、15番多田選手通算500得点達成！』
• 　三重23番森本の先制点で始まった試合、名古屋も4番綿引からの3連続得点で応戦するが、試合は徐々に三重ペース。5分過ぎ、三重は20番原のカットインを皮切りに5連続得点をあげ、6‐3とリードする。食らいついていきたい名古屋だが、サイドからのシュートによる得点が伸びず、三重に点差を広げられていく。21分、10‐6から、15番多田、11番團らによる4連取で得点を伸ばした三重は14‐6とリードを広げる。前半は16‐7、三重が9点リードで折り返した。
  　後半も、試合の主導権は三重。名古屋のセットオフェンスを抑え込むと、7分には20‐7と大きくリードを広げる。対する名古屋は12番ゴールキーパー瀧澤が好守でチームを鼓舞するが、得点が伸びずに反撃の糸口はつかめない。その後も、25番林のボール回しを起点に、サイド、ポストから得点を重ねた三重が29‐17とリードを広げ、20番原のリーグ通算400得点、15番多田の500得点達成を勝利でかざった。

• 　『苦しい立ち上がりもメイプルが地元勝利』
• 　アランマーレのスローオフで試合開始。アランマーレの運動量のあるディフェンスにミスを重ねるメイプルだが、ゴールキーパー板野が度重なるビッグセーブで相手に流れを譲らない。23分アランマーレが2人の退場者を出すと、拮抗が崩れメイプルが一歩リードを広げる。アランマーレは終了間際7ｍを奪うも、またも板野に阻まれ10-7で前半を折り返す。
  　後半、オフェンス展開でゴールを狙うが中盤ミスが増え、点差を縮められない。ボールが回り始めたメイプルがゲーム終盤をコントロールし、ゲームセット。23-16でメイプルが地元勝利を飾った。

• 　『ソニー好調維持して勝利 』
• 　高山のスローオフから試合開始。ソニーは7番服部の速攻、14番谷のミドルなどで4連続得点、高山はソニーのディフェンスに苦しむが中盤4番宮崎のカットインなどで得点を加える、ソニーは退場者を出し好守のリズムが取れず得点が伸びない、終盤高山6番中島のカットインなどで9-12と追い上げる、しかしソニーも7番服部の速攻などで9-14ソニーリードで折り返す。
  　開始ソニーは6番川村のミドルなどで5連続得点、高山はタイムアウトを取り、その後5番和田の得点などで一進一退の攻防が続く中盤まで互角の戦い。しかし終盤ソニーは20番松浦カットイン、8番山口のサイドなどで18-31でソニーが勝利した。