第46回日本リーグ2021-2022 Season
試合結果
RESULTS
JHL戦況報告 第8週
第1日・2021/10/15(金)
第2日・2021/10/16(土)
第3日・2021/10/17(日)
◆ 女 子 ◆
北國銀行 26 (13- 7, 13- 4) 11 ザ・テラスホテルズ
- 『北國銀行の貫禄勝ち!』
- 今期より日本リーグ参戦のテラスホテルズのホーム初戦はリーグ7連覇中の絶対王者北國銀行。スタートから7人攻撃を仕掛けるテラスホテルズは5番坂本の7メートルスローで先制。対する北國銀行は、早いパス回しから8番永田のポスト、21番松本のサイド、11番秋山のエンプティゴールなどで一気に逆転した。地力に勝る北國銀行が徐々に差を広げるかに思われたが、テラスゴールキーパー18番田口が再三の好セーブでチームを鼓舞。11番秋山、20番中山らで得点する北國銀行に対し、23番江藤のサイド、4番内藤の7メートルスローなどで食らい付くテラス。7番相澤のカットイン、8番永田のポストなどで得点を重ねる北國銀行に23番江藤、22番上地、8番中山らで得点し北國銀行のリズムにさせない。7対13の北國銀行6点リードで折り返す。
後半に入っても7人攻撃を続けるテラスは8番中山のポストで得点するも、単調になり始めた攻撃を北國銀行ディフェンスに読まれ始める。7人攻撃の諸刃の剣であるエンプティゴールを後半だけで6点も与えてしまう。13分過ぎまで北國銀行はエンプティゴールを含む7連続得点で一気に12点差を付ける。テラスはシュートチャンスも北國銀行ゴールキーパー12番馬場の好セーブに阻まれなかなか得点できない。13分過ぎようやく14番塩田のポストで1点を返す。中盤以降は北國銀行12番馬場、テラス18番田口の両ゴールキーパーの好セーブが光った試合だった。テラスは7人攻撃で一歩も引かない試合を展開し、北國銀行に本来の力を発揮させなかったものの、最終的には11対26で北國銀行が勝利を収めた。
◆ 男 子 ◆
豊田合成 36 (17-13, 19-17) 30 トヨタ車体
- 『破壊力の合成が追い上げる車体を撃破』
- 合成No.9趙の豪快なロングシュートで始まり車体が追う展開となったが9分41秒に車体タイムアウト後、5連取し8:3から同点に追いつく。合成もNo.21小塩の終了間際のエンプティゴールを含む6点の活躍により4点差とし前半を終える。
追う車体はNo.23吉野を中心に攻めるが、合成の硬いディフェンスと単純なミスも多く合成No.7バラスケスのサイドハンドからのミドルシュートなどで点差を広げられる。車体も残り5分から4連取し意地を見せるが反撃届かず合成の逃げ切りとなった。
大同特殊鋼 24 (10-13, 14-11) 24 湧永製薬
- 『最後まで続いたシーソーゲーム、結果は同点』
- 湧永からのスローオフ。大同22番康本が先制点を決め、湧永6番小武も得点し応戦する。湧永が3点リードするが、序盤は両チームスロースタート。13分大同のタイムアウト以降、両チームとも、徐々にペースが上がっていく。大同16番堀田ゴールキーパーからのダイレクトシュートを湧永12番伊藤がファインセーブするなど盛り上がりをみせるが、試合は湧永3点リードのまま前半を折り返す。
後半は大同18番吉田の2連続得点からスタートする。一進一退の激しい攻防戦が繰り広げられ、同点のまま残り時間1分。湧永5番成田が得点し、このまま逃げ切るかと思ったが、大同13番池辺が決めきり、24対24で試合終了となった。
ジークスター東京 27 (14- 9, 13-13) 22 トヨタ紡織九州
- 『個の力に勝るジークスター東京が勝利』
- トヨタ紡織3番田中選手のスカイプレーで先取点を取ったトヨタ紡織であったが、ジークスター東京の多彩な攻撃で5分過ぎには2対5と3点差をつけられ、その後は一進一退の試合であったが、前半終盤にも連続得点を許し、9対14で前半を終了した。
後半7人攻撃で徐々に差を詰めるトヨタ紡織に対し、20分過ぎにタイムアウトをとったジークスター東京はキーパー甲斐選手の連続セーブもあり、4連続得点で一気に突き放すと22対27で試合終了した。
◆ 女 子 ◆
三重バイオレットアイリス 30 (15- 8, 15-11) 19 飛騨高山ブラックブルズ岐阜
- 『バイオレットに挑戦 ブルズ、ホーム戦で勝利なるか』
- 序盤、両チーム共に良い立ち上がりを見せ、一進一退の攻防の中、飛騨ブラックブルズ岐阜のゴールキーパー神谷の好セーブなどで、11分5-5となる。しかし、高さのある三重バイオレットアイリスのディフェンスが、シュートをカットし、ポストパスも固く守られ、ジリジリと点差が開き始めた。28:09にはバイオレットアイリスのスカイプレーも飛び出し、15-8で三重バイオレットアイリスのリードで前半を終了した。
後半、三重バイオレットアイリスは堅いディフェンスからパスカット等で加点していく。一方、飛騨ブラックブルズ岐阜は、13:20No.14高橋のサイドジュートが決まるまで、苦しい展開となった。その後、調子を取り戻し、一進一退となったが、10点差を縮めることができず、地力に勝る三重バイオレットアイリスが19-30で勝利した。
◆ 男 子 ◆
大崎電気 36 (18-17, 18- 9) 26 トヨタ自動車東日本
- 『トヨタ自動車東日本、ホームで連勝ならず』
- No.20藤村のポストシュートで東日本が先制した。その後、両チーム互いに点を取り合うシーソーゲームの展開が続いた。3度の退場によりピンチの多い東日本であったが、No.12関口のファインセーブもあり、大崎電気1点リードで折り返した。
立ち上がり追いつきたい東日本であったが、No.5柴山のミドルシュートやNo.20高間の速攻などで大崎電気がリードを広げる。11分過ぎのタイムアウト後、7人攻撃を仕掛ける東日本であったが、攻撃が噛み合わず、ターンオーバーが増え、No.30川島のエンプティーゴールなどでさらに大崎電気がリード広げた。東日本No.9廣川の速攻などで追い上げを見せるが届かず、大崎電気が勝利した。
北陸電力 43 (21-14, 22-21) 35 ゴールデンウルヴス福岡
- 『地元の声援を力に変え、北陸電力がホームで快勝』
- 試合開始早々、北陸電力3番藤坂のミドルで得点をする。流れを掴もうとシュートを狙うが、ウルヴスゴールキーパー33番伊計のファインセーブでなかなか得点できない。その後は、一進一退の攻防で試合が進むが前半9分、北陸電力6番松島、5番久保、8番高森の連続得点で7-4とリードする。ウルヴスも23番鈴木、46番庄司が得点し反撃するが北陸電力ゴールキーパー24番山﨑の好セーブが光り、ウルヴスに主導権を握らせることなく前半22分北陸電力が14-11でリードをする。さらに、北陸電力は攻守から速攻で一気に点差を広げ、前半残り5秒、北陸電力34番大谷のスカイプレーで得点し21-14で前半を折り返す。
後半開始も北陸電力の得点で始まるが、ウルヴスもゴールキーパー33番伊計を中心としたディフェンスから得点を重ね、後半6分24-21と3点差とする。ここからはお互い一歩も譲らない攻防で点を取り合うが、後半10分すぎから北陸電力8番高森の連続得点などで流れを引き戻し、後半17分に33-26とする。ウルヴスは流れを変えようとタイムアウトを要求するが、なかなか得点できない。しかしウルヴスの気迫あふれるプレーに北陸電力はたまらず退場者を出す。ウルヴス5番赤塚を中心にゲームメイクし得点をするも、守って速攻の展開で終始走り切った北陸電力が43-35で勝利した。
◆ 女 子 ◆
HC名古屋 25 (10-10, 15-11) 21 プレステージ・インターナショナル アランマーレ
- 『接戦をものにした名古屋がアウェイで勝利』
- HC名古屋のスローオフで始まった前半は通算700得点を狙う10番横嶋彩選手のカットインで先制。その後もロングシュート、ペナルティースローを決め通算700得点を達成。その後も横嶋選手を中心にアランマーレは得点を重ねる。対する名古屋は21番福地選手を中心に速攻などをおりまぜた攻撃で両者譲らず10-10で前半を終える。
アランマーレのスローオフで始まった後半は名古屋が速攻で得点を重ねペースを握る。アランマーレも退場者が出ている間に追いつくなど一進一退の攻防続くも、名古屋6番杜氏選手を中心とした速攻で終盤に点差を一挙に突き放し25-21で名古屋が好ゲームを制した。
北國銀行 38 (19-13, 19- 7) 20 大阪ラヴィッツ
- 『北國銀行 総合力で開幕3連勝』
- 開始早々北國20番中山のカットインシュートが決まるが即座にラヴィッツ17番藤井がロングシュートで反撃。序盤は一進一退の攻防が続く。中盤も退場者が続き苦戦する北國と藤井を中心に展開するラヴィッツのシーソーゲームが続く。終盤ようやく北國14番河田、17番吉留を中心に得点を重ね19-13で折り返した。
開始30秒北國は20番中山のポストシュートを皮切りに7連続得点する。北國ペースではあるがラヴィッツも引き下がってはいない、が、北國の高さに苦労する。終盤は北國のスピードに太刀打ちできず加点を許し北國の勝利となった。