第46回日本リーグ2021-2022 Season
試合結果
RESULTS
JHL戦況報告 第9週
第1日・10/20(水)
第2日・10/22(金)
第3日・10/23(土)
第4日・10/24(日)
第5日・10/25(月)
◆ 男 子 ◆
豊田合成 38 (20-11, 18-17) 28 大同特殊鋼
- 『大同、善戦するも力及ばず。合成快勝。』
- 終始合成ペースで進んだ前半。合成9番趙のシュートを皮切りに、7番ヨアン、21番小塩とスピード溢れるプレーで得点を重ねる。対する大同もポストシュートを駆使し応戦する。5番石橋のサイドシュートも豪快に決まるが、点差は広がり、20対11と合成9点のリードで前半を折り返す。
両チーム次々と得点を決めるも、点差は縮まぬまま合成リードで後半も展開される。後半15分では、大同が3回目のタイムアウトを要求。大同19番末岡、18番吉田らが得点を重ねるも、前回王者合成が力の差をみせ38対28と勝利した。
◆ 女 子 ◆
北國銀行 40 (23-10, 17-11) 21 大阪ラヴィッツ
- 『北陸の雄、北國にラヴィッツはどれだけ食らいつくか』
- ラヴィッツエース藤井の絶妙なステップシュートで幕開け。10分過ぎまでなんとか食らいつく。しかし北國の速攻を交えた速い攻撃になかなかついていけず、ジリジリとリードを広げられ前半13点差で北國リード。
後半17分タイムアウトを取るまで、北國に互角の戦いをしたラヴィッツであるが、前半の差を埋めるまではいかず、高さのあるディフェンスの攻略や相手の速い攻撃を守るための課題を残す試合であった。
◆ 男 子 ◆
トヨタ車体 36 (17-14, 19- 9) 23 湧永製薬
- 『トヨタ車体 快勝』
- 先制点は、湧永製薬7番川上勝太選手の鮮やかなシュートが決まる。前半20分まで取って取られての展開で10対10の同点。湧永製薬のシュートミスからトヨタ車体の速攻が決まり、22分杉岡尚樹の得点で4点差。その後、両チーム得点を重ね17対14、3点差トヨタ車体リードで前半終了。
開始2分、稲毛隆人の得点で17対15。その後は、杉岡尚樹の3連続得点を含むトヨタ車体の9連続得点で一気に突き放した。湧永製薬稲毛隆人、庄子直志が得点を重ねるもトヨタ車体優位に試合が進む。トヨタ車体岡本大亮が後半終了間際、ノーマークシュートを阻止し、36対23で試合終了。
大崎電気 35 (17-15, 18-19) 34 北陸電力
- 『大崎電気 競り勝つ』
- 先制点は、開始1分、大崎電気安倍竜之介のロングシュート。大崎電気が速攻で得点を重ね、5対0で北陸電力タイムアウト。タイムアウト後、北陸電力の7人攻撃がはまり22分北陸電力竹内功のロングシュートで13対13の同点に追いつく。その後も一進一退の攻防が続き、17対15で大崎電気リードで前半終了。
後半も接戦が続いたが、大崎電気が速攻で流れをつかむ。14分に植垣健人がエンプティゴールにシュートを決め、26対21で大崎電気リード。23分から大崎電気に退場が続き、北陸電力が追い上げたが、35対34で大崎電気の勝利で試合終了。
豊田合成 35 (15-12, 20-15) 27 トヨタ自動車東日本
- 『合成、前半最終戦勝利し9勝』
- 合成17番古屋のシュートで試合が動き出す。東日本の激しい守りに得点できない合成に対し、東日本は9番廣川、14番佐藤、11番楳木の3連取で序盤は東日本が先行する展開に。合成は7番ヨアンの4連取で勢いをつける。その後は逆転につぐ逆転の展開。前半15対12、合成リードで折り返す。
後半安定感の出てきた合成は21番小塩、20番出村、19番徳田の3連取、中盤にも4連取があり、東日本を突き放しにかかる。粘る東日本も26番立花、9番廣川が連続して得点を決めるも、35対27で合成が勝利した。
◆ 女 子 ◆
イズミメイプルレッズ 28 (14-11, 14- 9) 20 オムロン
- 『中断明けの大事な一戦。イズミが勝利!』
- イズミにとっては2カ月ぶりの公式戦ではあったが、立ち上がり30秒10番秋山のミドルシュートで先制したあと12番板野の好セーブもあり、じりじりとリードを広げ13分過ぎには8-4の4点差をつけた。イズミはここから引き離しにかかるが、オムロンも6番石井の得点、1番宮川の好守などで踏ん張り、前半を14-11のイズミ3点差で折り返した。
後半も同様の展開が続くが、イズミは6分29番、8分10番と退場が続いた苦しい時間帯に、逆に21番近藤の連続得点で差を広げ、その後も着実に点差を広げていった。オムロンも懸命に追いかけるが大事な場面でのシュートミスが続くなど追いつくことが出来なかった。最終的に28-20でイズミがリーグ中断明けの大事な一戦をものにした。
◆ 男 子 ◆
トヨタ紡織九州 37 (15-11, 22-10) 21 大同特殊鋼
- 『トヨタ紡織九州 圧勝』
- 紡織三重の引っ張り下へのシュートが決まり試合が動き出す。岩下のナイスキーピングからの素早い速攻で5連続得点。19分に12対6で紡織リード。20分に紡織の退場があり、大同が15対11に差を縮め、紡織リードで前半終了。
開始早々、大同石橋が立て続けにシュートを決め、後半5分17対14で紡織リード。その後は、紡織の堅い守りに大同はなかなかシュートが決まらず。大同の退場も続き、紡織ペースで試合が進み、後半だけで22得点。37対21で紡織勝利。
大崎電気 29 (15-10, 14-14) 24 湧永製薬
- 『大崎電気 連勝』
- 稲毛のロングシュートで湧永製薬が先制。その後、取って取られての展開。試合が動いたのは20分、大崎電気柴山の速攻での得点が湧永製薬原の退場を誘う。大崎電気が流れに乗り、3連続得点。湧永製薬のタイムアウトも流れは変わらず、15対10、大崎電気リードで前半終了。
開始早々、安倍の力強いロングシュートから大崎電気の3連続得点で18対10。稲毛、矢田らが得点を重ね14分に21対18の3点差。24分まで3点差で試合が進んだが、入谷のサイドシュート、植垣のカットインで引き離し、最後は元木のスピンシュートが決まり試合終了。29対24で大崎電気勝利。
ジークスター東京 32 (17-13, 15-16) 29 琉球コラソン
- 『コラソン、スピードで好ゲーム。』
- 両チーム共、それぞれ持ち味を出したスタートであった。コラソンは東江、村田の速攻、ジークは信太のロング、細川のサイド、橋本のポストシュートで得点を重ねた。コラソンはエンプティゴールを仕掛けるも、成果はあがらなかった。ゲーム展開は点差は広がらず、一進一退で進行した。中盤過ぎには、両チーム共退場者を出し、少しゲーム展開が心配された。しかし終盤、ジーク東江のポストパス、東長濱のサイドへのバックパスなど、見所があった。結局、17-13でジークリードで前半終了。6得点の細川のプレーが光った。
後半は、コラソンが村田、石川の3連続得点で着実に加点。一方ジークは、東長濱、信太、土井などで着実に加点した。両チーム共ミスがなく、落ち着いたゲーム展開であった。ジークがコラソンのミスからの速攻で3連続得点をすると、コラソンはここでチームタイムアウトを請求。その後コラソンは、サイドから峰岸、ブレークスルーから依田、と、ジークに追いすがった。ジークに退場者が出ると、ジークのミスから速攻で加点した。コラソンも退場者を出し、苦しい展開であったが、スピードある攻めで、徐々に点差を詰めていき、22分過ぎには村田の連続得点で1点差に迫った。しかし、信太のロングなどで突き放し、32-29でジークの勝利でタイムアップとなった。
◆ 女 子 ◆
ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング 28 (13-12, 15-13) 25 プレステージ・インターナショナル アランマーレ
- 『ソニーが安定したディフェンスで逃げ切った』
- ソニーのスローオフで、ソニーが手堅い守りからアランマーレのミスを誘い得点に繋げる。アランマーレが速攻で初得点、キーパーのナイスセーブから得点を重ね同点に追いつく。アランマーレの11番が退場し、ソニーが突き放しにかかる。終盤以降はソニーが先行し、アランマーレが追いかける展開が続く。27分にアランマーレが同点に追いつき、ソニーがたまらずタイムアウト。残り25秒でソニーが得点し、13対12でソニーが1点差で前半終了。
アランマーレのスローオフで後半が始まり、ソニーの連続速攻、ロングシュートで差を広げたところでアランマーレがタイムアウト。アランマーレはキーパーのナイスセーブから必死に食い下がるが、ソニーが5点差まで広げる。その後アランマーレは、ポスト、速攻で3点差としたところでソニーがタイムアウト。終盤アランマーレがプレスディフェンスを仕掛けるが、それをかいくぐり得点を重ねる。最後はソニーが安定したディフェンスで28対25で逃げ切った。
北國銀行 27 (11-10, 16- 8) 18 三重バイオレットアイリス
- 『北國銀行快勝!』
- 全勝同士の対決で最初に主導権を握ったのは三重。ピボットへのパスを狙いながら北國ディフェンスを中央に寄せ、No.23森本のサイドなどでリードを奪い、守ってはゴールキーパーNo.16花村が好セーブを連発した。しかし北國はNo.11秋山の攻守に渡る活躍で逆転し、11-10で前半終了。
後半は北國ペース。No.7相澤の自在なパスからNo.8永田やNo.21松本が次々とゴールを奪う。守ってもNo.14河田らの素早い寄せからサイドへの決定的なパスを許さず9点差で逃げ切った。
HC名古屋 20 (10- 9, 10-10) 19 ザ・テラスホテルズ
- 『9番髙宮14得点の大活躍!HC名古屋、劇的勝利でリーグ戦3連勝!』
- 立ち上がり、5番坂本、22番上地が積極的に前を狙うオフェンスが機能し、テラスが10分を過ぎ5-4とリードする。その後は互いに得点が伸びず、18分を過ぎ、7-6とテラスのリードが続く。追いかける立場が続いた名古屋であったが、ここから9番髙宮が3連続得点、7-9と逆転に成功する。前半は9-10と名古屋リードで折り返した。
名古屋は9番髙宮の連続得点で9-12とリードを3点に広げ、後半をいい形でスタートする。対するテラスも7人攻撃で応戦し、試合は一進一退の攻防が続く。14分を過ぎ12-15と名古屋のリードは続くも試合の流れは徐々にテラスへ傾く。16分、5番坂本、4番内藤の得点などで5連取したテラスは18-16と一気に試合をひっくり返す。試合時間が進む中、早く追いつきたい名古屋は、27分、9番髙宮の連取で18-18とする。試合残り時間1分、19-19の同点、テラスボール。テラスの放ったポストシュートはバーにはじかれ、名古屋ボールに。名古屋最後の攻撃、決勝ゴールを決めたのは、この日絶好調の9番髙宮。この日14点目となるゴールで19-20とし、接戦を制した名古屋が、リーグ戦3連勝を飾った。
◆ 男 子 ◆
ジークスター東京 29 (14-11, 15-15) 26 トヨタ自動車東日本
- 『大激戦の末ジークが勝利』
- スローオフ、ジーク小山のブレークスルーでゲームが開始した。東日本もすぐさま佐藤で取り返すが、徐々にジークがリードを奪っていく。しかし、東日本は廣川のサイドシュートをきっかけに徐々に追い付き、21分過ぎにはチームタイムアウト後、西山のロングシュートで9-8と1点差にせまる。直後、ジークは小室のバックシュートで会場を沸かせ、また徐々に差をつけていく。東日本は退場者を出し、エンプティゴールを仕掛けるも、逆にジーク細川にボールを奪われ、無人のゴールに得点を許してしまった。前半は結局14-11の3点差でジークリードとなった。
後半は立ち上がりから東日本が勢いづく。中川の2連取から徐々に差を詰め、7Mスローを藤原が決めて1点差とした。ここから大激戦となり、16分過ぎに東日本は中川のブレークスルーでついにリードを奪った。22分過ぎにはジーク東江のブレークスルーで再び同点となる。以降ジークはボールがよく回り、東日本のエンプティゴールを土井が決め、ポストから橋本が決めるなど完全に優位に立った。24分33秒、東日本のチームタイムアウト後は、東江が2連取するなど存在感を示した。大激戦を制したジークが29-26で勝利をおさめた。