第46回日本リーグ2021-2022 Season
試合結果
RESULTS
JHL戦況報告 第24週
第1日・3/1(火)
第2日・3/2(水)
第3日・3/5(土)
第4日・3/6(日)
第5日・3/7(月)
第6日・3/9(水)
◆ 女 子 ◆
オムロン 34 (16- 5, 18-11) 16 ザ・テラスホテルズ
- 『オムロン快勝でプレーオフ進出を決める!』
- ホームでの勝利を集まったファンに見せたいテラスは、プレーオフ進出を本日決めたい現在3位オムロンを迎えての一戦。テラスのスローオフで始まった試合は、オムロン7番岩渕の7メートルスローで幕が開く。オムロン24番李が巧みなゲームコントロールで7番岩渕のロング、11番尾崎のサイドシュートなど次々と得点を演出していく。12分、2番勝連の速攻で5点差がつくとテラスはたまらずタイムアウトを申請。何とか打開したいテラスだったが、オムロンの強固なディフェンスを攻めあぐみ、苦し紛れのシュートを1番ゴールキーパー宮川にシャットアウトされ続けた。5対16の11点差で折り返す。
後半、テラスは2番佐藤をトップに置く高めのディフェンスを敷き積極的に仕掛ける。18番田口の好セーブから20番樋口の7メートルスロー、2番佐藤のポスト、6番比嘉のエンプティゴールで立ち上がりから3連取し会場が盛り上がる。序盤は相手のミスを誘い流れがテラスに傾きかけたが、対応しだしたオムロンは多彩な攻撃で得点を重ねていく。10番クレアの11得点の活躍もあり、終盤はベンチメンバー全員が出場する余裕を見せた。16対34でオムロンが勝利を収め、プレーオフ進出を決めた。テラスは敗戦したものの、最後まで勝負を捨てない姿勢を会場のファンに見せた。
◆ 男 子 ◆
トヨタ車体 30 (14- 7, 16- 8) 15 トヨタ紡織九州
- 『トヨタ車体鉄壁のディフェンスで勝利を奪取!』
- プレーオフへ向け順位を一つでも上げたいホームのトヨタ車体、先取点は紡織No20八巻の得点で幕を開ける。序盤は互いに点を取り合い様子を伺う展開となるが徐々に紡織は車体のゴールキーパー加藤を中心とした堅いディフェンスに攻撃を阻まれ得点が止まる。車体はその間に渡部・吉野・木切倉などで8連取し17分10-4と差を広げる。その後、紡織はNo14梅本のシュートなどで反撃するが、なかなか車体の加藤からゴールを決めきれない。車体はその後も着実に得点を重ね14-7の7点リードで前半を折り返す。
勝つためには早く点差を縮めたい紡織だが、車体のディフェンスをなかなか崩せない。時折、シュートまで持ってくがそこも車体ゴールキーパー加藤と岡本のファインセーブにより得点を阻まれる。車体は8分から18分の間に8連取し26-11と更に差を広げる。紡織はNo22酒井のポストシュート、No17松井のミドルシュートなどで一矢報いるが、点差を縮めるまでには至らない。攻めては本日10得点を挙げリーグ通算600得点を達成した吉野の活躍などで最終スコア30-15で車体が勝利し、プレーオフに繋がる貴重な勝ち点を獲得した。トヨタ車体の前節に続き安定したディフェンスが光る試合だった。
◆ 男 子 ◆
ジークスター東京 29 (14-16, 15-10) 26 トヨタ自動車東日本
- 『トヨタ自動車東日本がホーム戦を勝利で飾れず。』
- ホーム戦を勝利で飾りたい東日本は前回敗北しているジークスターとの対決。ジークスターのスローでゲームが始まる。ジークスター33番信太のシュートで先制。東日本は17番中川、ルーキーの15番藤川の活躍もあり終始リードを保つことができ、前半最後には東日本12番関口の好セーブもあり2点リードで折り返す。
後半はジークスター22番蔦谷の得点で幕が開けジークスター77番東江や33番信太の活躍により後半5分で逆転に成功した。東日本も15番藤川や27番浅川の連続得点で反撃を見せるが一歩及ばず、26対29でジークスターが勝利を収め、東日本はホーム戦を勝利で飾ることができなかった。
トヨタ車体 32 (13-15, 19-14) 29 大同特殊鋼
- 『トヨタ車体厳しい接戦を制し貴重な勝ち点をあげる!』
- 車体の攻撃からの立ち上がりNo20渡部のロングシュートで幕を上げる。その後、大同No39アニッチのポストプレーで7mスローを与えるが車体o16岡本がこれをファインセーブし序盤のペースを掴む。大同はNo4藤江、No39アニッチがシュートを放つが、車体No12加藤が連続セーブし得点を許さない。一方、大同No16堀田も車体のロングシュートによく反応しゴールを守り20分8-8とどちらも主導権を渡さない。22分車体の退場の間に12-9と大同がリード、車体はNo8富永をトップに5-1ディフェンスに変更し効果を出すが速攻で失点し15-13大同リードで前半を終える。
両チーム退場者が出た状態で後半がスタート、2分の間に車体が確実に得点し15-15と追いつく。互いに守の意識が高く一点を争う展開になる。大同はNo39アニッチ、No25ヤーニマーを中心に、車体はNo20渡部、No23吉野を中心に攻撃を組み立てる。17分車体がNo4伊舎堂の連続シュートで点差を広げるが、大同もそれを許さず緊迫したゲームが続く。しかし徐々に点差が開きだし24分29-26車体リードで大同タイムアウト。それでも車体の勢いは止まらずNo23吉野の速攻、No11津屋のカットインなどで得点を重ね最終スコア32-29でトヨタ車体が白熱した試合を勝ちきった。
琉球コラソン 34 (13-12, 21-14) 26 北陸電力
- 『コラソン今季最終戦を勝利で飾る!』
- 琉球コラソンの今季最終戦はホームに北陸電力を迎えての対戦。今日も応援に駆け付けてくれた、たくさんのファミリアと今シーズン限りでユニフォームを脱ぐ4選手のためにも負けられない戦い。北陸電力のスローオフで試合開始。27番竹内のステップシュートで北陸電力が先制するも、コラソン23番佐藤がステップシュートですぐさまお返し。コラソンは34番東江のゲームコントロールから3番中川、19番美並、13番峰岸などで満遍なく得点していく。対する北陸電力は20番山城のゲームコントロールから27番竹内、18番前田、33番西片などで得点し一進一退の攻防が続いた。両チームのゴールキーパーが要所でセーブし、お互いなかなか連続得点が奪えないまま13対12のコラソン1点リードで折り返す。
後半コラソンは19番美並のサイドシュート2本、2番村田の2得点、7番石川などの得点で開始5分で5点のリードを奪うと、北陸電力はたまらずタイムアウトを請求。その後、コラソンは15番松信とゴールキーパー16番内田の守備の連携から23番佐藤、24番依田、13番峰岸などの得点でリズムを掴む。14分過ぎからの5連取で試合を有利に進めていく。対する北陸電力も7人攻撃や高めのディフェンスで応戦するもコラソンの勢いは止まらず、34対26の快勝でホーム最終戦の勝利をファミリアへ届けるとともに、引退する4選手へ花を添えた。
◆ 女 子 ◆
北國銀行 33 (19- 7, 14- 8) 15 HC名古屋
- 『北國銀行が圧巻の勝利』
- 富山県での開催となったHC名古屋と北國銀行との一戦はHC名古屋のスローオフで試合開始。名古屋は15番山本選手のロングシュートで先制。その後も小気味良いパスワークでゴールを狙うも12番馬場選手を中心とした北國銀行の固い守備の前に得点を奪えない。北國銀行は7番相澤選手中心に素早い攻撃と多彩なパスワークで名古屋を翻弄。19-7で前半を終える。
北國銀行のスローオフで後半開始。20番中山選手のパスから8番永田選手が得点。後半は互いにディフエンスが機能し、素早いオフェンスでゴールを狙う展開に。その後も北國銀行は中山選手のカットイン、ロングシュートなど多彩な攻撃で得点を重ねる。名古屋は9番髙宮選手のステップシュートなどで得点を奪うもの、反撃及ばず33-15で北國銀行が勝利した。
プレステージ・インターナショナル アランマーレ 27 (12-12, 15- 8) 20 ザ・テラスホテルズ
- 『アランマーレが最終戦を勝利で飾る。』
- アランマーレのホーム最終戦はテラスホテルズのスローオフで試合開始。アランマーレは前半オフェンスでのミスが続き思うように得点を取れない展開が続く。テラスホテルズは相手のミスから8番中山選手を中心に速攻で得点を奪っていく。対するアランマーレも5番佐々木選手のサイドシュートを速攻で攻め切るなど徐々にペースを取り戻し12-12で前半を終える。
アランマーレのスローオフで後半開始。立ち上がりアランマーレは10番横嶋彩選手を中心に得点を重ねる。波に乗るアランマーレは22番高木選手の速攻での連続得点で突き放す。対するテラスホテルズは思うように得点を奪えない。終盤には9番横嶋遥選手が日本リーグ通算200得点をあげるなど後半はアランマーレが試合を有利に進め、27-20でアランマ ーレがホーム最終戦を勝利で飾った。
イズミメイプルレッズ 30 (11-11, 19-11) 22 三重バイオレットアイリス
- 『メイプルレッズ後半ペースをつかんでプレーオフ進出に価値ある勝利』
- プレーオフ出場を目指す両チームの直接対決。前半立ち上がり、メイプルは29番河原畑で先制すると、6番堀川、18番南らで3分4-1とリズムをつかむ。しかし三重バイオレットも6番近藤、23番森本、13番島居らで追い上げ、13分には5-5の同点。その後もメイプルは8番三田、22番石川、三重は27番熊崎、25番林らで点を取り合って、11-11の同点で前半を終了。
後半に入っても1点を争う接戦が続く。三重は10分16-15と1点をリードする場面も作ったが、メイプルは14分から6番堀川、3番石川らで6点を連取して完全にペースをつかみ、25番林、19番万谷らで粘る三重を振り切って、大きな1勝を挙げた。
飛騨高山ブラックブルズ岐阜 16 ( 中止 ) 0 大阪ラヴィッツ
(開催中止)
オムロン 23 (14-11, 9- 8) 19 ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング
- 『オムロン堅守でつかんだ価値ある1勝』
- 出だしソニーのシュートを宮川が3連続で阻止し、攻撃もリズムよく李と岩渕の連続得点で流れをつかむ。その後ソニーの反撃で3対4と逆転されるが7分過ぎから5連続得点で8対4再逆転し主導権を握る。17分過ぎからソニーも3連続得点で追いすがるが、オムロンの堅守で14対11の3点差で前半を折り返す。
後半両チーム堅守で相手の攻撃を阻止する場面が多くあった。その中、ソニーが3分と4分半に連続得点し1点差に詰め寄るが、オムロンも必死に攻撃得点し一度もリードされることなく23対19の4点差で勝利し、11連勝した。12分から23分までソニーにフイールドゴールを与えない堅守が光った。
◆ 女 子 ◆
プレステージ・インターナショナル アランマーレ 21 (10- 8, 11-12) 20 HC名古屋
- 『アランマーレ2日間連戦の激戦を制す。』
- アランマーレのスローオフで開始。ゆっくりとしたパス回しからアラン3番行本のカットインから先制。続けて10番横嶋彩がミドルシュートを決めるも、前日も好調だった名古屋9番髙宮が連続得点し点差を広げさせない。アランは多彩な攻撃でシュートチャンスを量産するも、名古屋ゴールキーパー12番瀧澤の好セーブ連続で、両チーム2日連戦の疲れを感じさせない走る展開が続く。負けじとアラン新加入ゴールキーパー12番笠野のスカイプレー阻止からアラン13番松浦が決め、リードを3点に広げる。追いつきたい名古屋はゴールキーパーを下げ7人攻撃を仕掛けるもアラン19番檜木の好守などでシュートチャンスを与えず8対10で前半を折り返す。
後半は名古屋からスローオフ。15番山本の得点から3連続得点、中央の守備も機能し11対10と逆転に成功。流れを変えたいアランは長身の17番大松澤、18番兼子を投入し、大松澤のロングシュート2点で1点差に追いつく。その後も終了間際まで一進一退の攻防が続き、名古屋9番髙宮らの得点で後半29分に再び同点に追いつく。試合時間残り22秒でアランがタイムアウトを取り、最後のチャンスをアラン4番キャプテン飯塚が堅守を抜き去り値千金のゴールを決め試合終了。アランマーレが20対21で激戦を制した。
◆ 男 子 ◆
トヨタ車体 30 (15-15, 15- 9) 24 豊田合成
- 『プレーオフを目指す両チームの熱い戦い!!』
- 共にプレーオフを目指す両チームの戦い。最初の得点は合成のNO.9趙のロングシュートで試合の幕が上がった。続いてNO.7バラスケス、NO.17古屋のシュートで合成が試合のリズムを掴むが、車体もNO.10木切倉、NO.9杉岡がシュートを決めて反撃にかかる。前半20分までは合成リードの試合展開であったが、車体も29分に追いつく。前半からお互い退場者を3名ずつ出す熱い試合となり、前半は15対15の同点で試合を折り返した。
後半は車体のNO.23吉野、NO.20渡部がシュートを決め、車体が終始リードする展開。15分まで車体が2点リード。16分車体のNO.9杉岡の速攻が決まり、車体が3点リードすると合成はたまらずタイムアウトをとる。その後合成はNO.21小塩、NO.19徳田で得点するも攻めのミス、車体のNO.12加藤のファインセーブにより得点できず。その後車体のNO.23吉野が本領を発揮し、合成はそれを止められず、30対24の6点差で車体が勝利を収めた。この試合で車体のNO.9杉岡選手は見事、通算500ゴールを達成した。
◆ 男 子 ◆
豊田合成 31 (16- 8, 15-10) 18 トヨタ自動車東日本
- 『豊田合成が力の差を見せつける。』
- 最初の得点は豊田合成のNO.2山口のポストシュートで試合の幕が上がった。東日本も負けじとすぐに2点を返すも、退場が重なり苦しい展開となる。ここで東日本のタイムアウト。東日本NO.18藤原のサイドシュートから反撃するも、豊田合成NO.20出村から6連続得点で、8対16で前半を終了した。
後半、豊田合成のNO.14田中、NO.20出村の連続得点とゴールキーパー中村の連続セーブで始まる。豊田合成の堅守で東日本にペースを渡さず大きく点差を離す。中盤以降、東日本もディフェンスから速攻で意地を見せるが、結果18対31で試合終了した。この試合で豊田合成は3/12(土)大同特殊鋼戦に引き分け以上でリーグ1位通過が決まることとなった。