観戦ガイド
ハンドボールって??
ハンドボールは名前の通り、手を使ってボールを投げたり、シュートをします。激しい攻撃・守備でコートを走り、シュート時はジャンプして空中でボールを投げます。このように、ハンドボールは『走る・投げる・跳ぶ』の3要素が揃ったスポーツで、スピード・迫力ある攻防や華麗なシュートが魅力です。
日本ハンドボールリーグとは?
日本ハンドボールリーグは国内最高のリーグで、選手の持つテクニック、スピード溢れる試合内容はトップレベルです。 多くの日本代表選手がこの日本リーグでプレーしています。実際に試合会場で、トップレベルの試合をご覧ください。選手の素晴らしいパフォーマンスにご期待ください。
簡単なルールの説明
ハンドボールは1チーム7人の選手がコート上でプレーします。7人のうち、1人は ゴールを守るゴールキーパー(GK)で、他6人はコートプレーヤー(CP)となります。ハンドボールは相手ゴールにシュートして得点となり、試合時間内(前・後半、各30分)に多く得点したチームが勝ちとなります。
コートは40m×20mの大きさで、ゴールから6mの距離に半円のラインが引かれています。これを6mラインと呼び、6mライン内にはゴールを守るGKのみ入ることができます。攻撃するチームは、6mラインの外からシュートを打たなければなりません。
ハンドボールの主な特徴
ここに注目してハンドボールを観戦してみよう!!
ハンドボールのコート図
ボール
外周 |
重量 |
||
3号球 |
58~60cm |
425~475g |
一般男子・大学男子・高校男子用 |
2号球 |
54~56cm |
325~375g |
一般女子・大学女子・高校女子・中学生用 |
1号球 |
49.5~50.5cm |
255~280g |
小学生用 |
競技時間
★正規時間;日本リーグでは、前半30分-ハーフタイム15分-後半30分。
正規時間内に多く得点を入れたチームが勝利となります (同点の場合は引き分け)。
但し、プレーオフに限り、正規時間で引き分けの場合は、延長戦があります。
チーム
★日本リーグでは、1試合に1チーム最大16名の選手が試合に登録できます。
試合中、コートには7名の選手が出ることができます。
7名のうち、1名はゴールを守るゴールキーパー(GK)、6名がコートプレーヤー(CP)です。
スローオフ
★試合を始める時、センターライン中央からボールをパスして始めます。これをスローオフといいます。
また、相手に得点を決められた後、試合を再開する際も、スローオフで始めます。
試合中の選手交代
★試合中、選手はいつでも何度でも、交代ラインから自由に交代することができます。
交代の際、タイムキーパーやスコアラーに申し出る必要はありません。
ボールの扱い方
★身体の使用部分・・・ひざから上。足で触れることは反則。
★ボールの保有時間・・・3秒まで。
★ステップの範囲・・・ボールを持ったら、3歩まで歩けます。(ボールを持った瞬間は0歩)
得点
★1回につき1点の得点となります。
反則
★オーバータイム・・・3秒より長くボールを保持する
★オーバーステップ・・・ボールを持って4歩以上歩く
★ダブルドリブル・・・ドリブルしたボールを一度持って、再度ドリブルする
★ラインクロス・・・コートプレーヤーがゴールエリアラインを踏んだり、エリア内に入る
★プッシング・・・相手を押したり、突き飛ばす
★キック・・・ゴールキーパー以外のプレーヤーが足でボールを扱う
★パッシブプレー・・・攻撃しよう、あるいはシュートしようという意図を示さないでチームがボールを所持し続ける
罰則
★警告・・・反則や反スポーツマンシップ行為にはイエローカードが提示されます。
提示は、プレーヤーは1人に1回、チームで計3回が限度です。
★退場・・・反則や危険行為が繰り返された時は、2分間の退場となります。
その選手は退場時間中プレーすることはできず、その選手のチームは、
他の選手をコート内に補充することができません。
例:Aチームの№2の選手が退場 → №2の選手は2分間試合に出ることはできません。
またAチームは2分間、1人少ない状態で試合をしなければなりません。
★失格・・・重大な反則、反スポーツマンシップ行為には、レッドカードが提示されます。
また同一選手が3回退場を受けた時も提示されます。
レッドカードが提示された選手は、その試合の残り時間、試合に出ることはできません。