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第34回日本リーグ
2009-2010 Season
試合結果
JHL戦況報告 第20週
第1日・2010/02/20(土)
◆ 女 子 ◆
北國銀行 24 (12-10, 12-14) 24 オムロン
『首位決戦、上町11得点も白熱のドロー!』
開始早々、7番藤井のミドルでオムロンが先制する。北國も直後に9番横嶋の速攻で追い着く。北國は横嶋の連続速攻、4番上町の7mスローで着実に加点する。一方のオムロンも北國のアグレッシブなディフェンスに対して11番洪、17番東濱の高さを活かした攻撃で応戦。前半序盤は両チームのチームカラーが見られ、また、北國12番田代、オムロン12番藤間の両GKの好守もあって、一進一退の展開が続く。20分過ぎからは両チームのディフェンスがラフになり、退場者を出し始めた。ここで北國は4番上町の連続7mスローと17番八十島の連続サイドで抜け出し、前半は地元の声援をバックに北國2点リードで折り返す。
後半に入っても北國のスピードは衰えず、エース4番上町を中心に確実に加点する。一方、オムロンも17番東濱の3連続得点などで必死に反撃するも、ディフェンスにラフプレーが続き、退場者を出す苦しい展開になる。これにより、北國は4番上町が7mスロー、8番中村のサイドで得点。北國GK12番田代も攻守を連発、このまま逃げ切るかと思われたが、最後にオムロンも底力を発揮、ラスト1秒、7番藤井の速攻からのミドルが決まり、終了間際で同点に追いつく。首位決戦に相応しい試合で観衆を魅了した。
ソニーセミコンダクタ九州 31 (13-15, 18-10) 25 三重バイオレットアイリス
『ソニー、後半三重を突き放し、プレーオフへ弾みつける!』
ソニーはプレーオフに向けて調子を上げたいところ。一方三重は、来シーズンをみすえて戦術や選手起用を試したいところで試合はスタートした。ソニーはたて続けに長野のミドルシュートで先制したが、三重は相手のミスを速攻につなげて6連取し、試合の流れをつかんだ。ソニーは焦りから無理な態勢からのシュートが多くなかなか追いつけない。三重は相手の焦りにつけ込み、橋本の切れのあるミドルシュートやGK毛利のキーピングがさえ、ソニーの追撃をかわす。ソニーは郭のパワフルなロングシュートで追いすがるが、追いつくことができず、前半は15-13の三重2点リードで折り返す。
後半開始早々三重に退場者が出たところにソニーがつけ込み、2分過ぎに同点に追いつく。その後ソニーは三重のディフェンスの足が止まったところを見逃さず、ペナルティスロ-を誘い点差を広げる。さらに要所要所で郭のシュートが決まり、完全に主導権を握る。三重は伊藤のロングシュートで2点差まで詰め寄る粘りをみせたが、ソニーのスピードある攻撃についていくことができず、結局31-25の6点差でソニーが勝利を収めた。
広島メイプルレッズ 32 (16- 8, 16-10) 18 HC名古屋
『メイプル、地元最終戦を飾る!』
試合前半は、両チームともよく走りスピーディーな展開だったが、ともに最後の場面でのミスが目立ち、大味な試合展開となった。前半中盤あたりから名古屋は、メイプルの高いディフェンスに手こずり、その隙をついたメイプルの速攻が立て続けに決まり、一気に12-4とリードした。
16-8のスコアで折り返した後半も両チームともに全員で動こうという意識は高く、躍動感あふれるゲームとなったが、名古屋は前半と同じようなミスから逆速攻での失点という流れを止めることができず、なかなか波に乗り切れなかった。メイプルは、地元観衆の熱い応援を背に徐々に点差を広げ、最終的には32-18の大差で地元最終戦を勝利で飾った。
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