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第35回日本リーグ
2010-2011 Season
試合結果
JHL戦況報告 第10週
第1日・2010/12/11(土)
第2日・2010/12/12(日)
◆ 男 子 ◆
大崎電気 37 (16-14, 21-21) 35 豊田合成
『大崎、合成を振り切り10勝目、宮﨑は通算600得点達成』
豊田合成の高い3-2-1ディフェンスに対して大崎電気が個人技で対抗し、得点を決めて試合が始まった。攻めあぐむ大崎電気に合成が9番中島の切れのあるシュートで追いかける攻防が5分過ぎまで続く。相手の反則から8番東長濱が7mスローを決め攻撃のリズムをつかんだ大崎が、11分過ぎに7-3とリードした。合成も9番中島のミドルシュートが連続して決まり、前半を16-14と追い上げて終る。
後半は合成の気迫あふれる攻撃で幕を開けた。13番今村のミドルシュート、6番大橋のサイドシュートが決まり、17-17の同点とする。一方大崎も、16分過ぎに77番宮﨑が速攻を決めるなど28-25と再びリードした。宮﨑のこの得点が日本リーグ600得点となり、会場は大いにわいた。試合の流れを戻したい合成は、タイムアウト後、粘り強いディフェンスで相手のミスをさそい、25分過ぎに34-33と大崎を追撃する。接戦を制したのは大崎のコンビプレーである。13番森のポストを起点に得点をあげ、追いすがる合成を37-35で振り切った。合成の9番中島の力感あふれるミドルシュート、大崎13番森の確実なシュートが光った。
湧永製薬 26 (16-13, 10-13) 26 トヨタ紡織九州
『紡織、湧永を追い上げ引き分けに持ち込む!』
紡織はスローオフのボールを呉がミドルシュートで決め先取点を奪った。それに対して湧永は新のサイドシュートでたちまち追いつく。その後も湧永は攻撃の手を緩めることなく、紡織のミスを速攻につなげ5点連取する。試合の流れはこのまま一方的に湧永に流れるかと思われたが、紡織は湧永の足が止まったのを見て、プレス気味のディフェンスからボールを奪い速攻でじわりじわりと追い上げていく。16分過ぎに9-8の1点差まで紡織が迫ると湧永はたまらずタイムアウトを取る。その後も一進一退の展開が続くが、前半25分過ぎから立て続けに紡織に退場が出たことからやや湧永に流れが傾き16-13の湧永3点リードで前半を折り返した。
後半はセットオフェンスよりも相手のミスを速攻で得点する展開となった。湧永は新,山中,東長濱の得点で、13分22-16と6点差をつける。中盤は一進一退の攻防が続き、23分過ぎに25-20と湧永が5点のリードを保っていたが、ここから紡織が猛反撃、27分過ぎに26-25の1点差まで迫る。湧永はキーパー松村の2回連続の好守で逃げ切りを図るが、紡織は湧永に退場が出た終了間際に村上が同点のサイドシュートを決め引き分けた。
大同特殊鋼 32 (14-13, 18-11) 24 琉球コラソン
『大同、プレーオフ進出を決める!』
大同のスローオフで始まったこの試合、コラソン村山の速攻、大同岸川のカットインで幕を開けた。コラソンが高田、内山、村山の速攻やカットインで得点を重ねるのに対し、大同も野村、末松、武田などのサイドシュートや速攻で対抗する。前半20分までは、9対8と大同が1点リードしていたが、コラソンが21分にタイムアウトを取ると、高めのアグレッシブなディフェンスで大同の攻撃を止め、前半27分に13対13の同点に追いつく。しかし、大同山城がパスカットから速攻にもちこむと、コラソンがそこでファールを犯し7mスローを与えてしまう。これを大同末松がしっかりと決め、前半を14対13の大同1点リードで折り返す。
後半は、スタート10分で大同が末松や武田らで4連続を含む8得点で一気にコラソンをつき放し、22対16と点差を広げていく。コラソンも池田や村山の得点でくいさがるが、大同の勢いを止めることができず、32対24でタイムアップ。大同が勝利を収めた。
◆ 男 子 ◆
トヨタ車体 32 (15-11, 17- 8) 19 北陸電力
『トヨタ車体が力の差を見せつけ圧勝!』
北陸電力のスローオフで始まった試合は、№2髙橋のインターセプトで北陸電力が先取点を奪ったものの、序盤、体格に優るトヨタ車体が、堅いディフェンスと№22門山のロングなどで主導権を握る。北陸電力は№9落合のポストなどで得点するもののトヨタ車体に連取を許し、前半18分11対4と7点差をつけられたところで、タイムアウト請求。北陸電力は、ディフェンスを5-1にシステムチェンジし、No.5桜井のミドル、No.7高田サイドなどで反撃、徐々に差をつめ15対11のトヨタ車体の4点リードで前半を終える。
後半立ち上がり、トヨタ車体№22門山、北陸電力№3神田などの得点で一進一退の攻防が続いたが、No.8藤田、No.10木切倉の7mスローなどでトヨタ車体が徐々に差を広げる。後半22分26対18となったところで北陸電力はタイムアウトを請求するものの、No.14光増のサイド、№19銘苅のミドルなどトヨタ車体の勢いは止まらず、32対19でトヨタ車体が力の差を見せ付けた試合となった。
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