第45回日本リーグ2020-2021 Season
試合結果
RESULTS
JHL戦況報告 第6週
第1日・2020/10/03(土)
第2日・2020/10/04(日)
第3日・2020/10/10(土)
第4日・2020/10/11(日)
◆ 女 子 ◆
HC名古屋 23 (13-10, 10- 6) 16 大阪ラヴィッツ
- 『ゴールキーパーの好守が光りHC名古屋が勝利』
- 前半2分藤井選手が通算900得点を上げ流れに乗りたいラヴィッツだったが、攻撃のリズムがかみ合わず苦しい展開、一方HC名古屋は、No.15山本選手のロングシュートを中心に得点を上げ一進一退の攻防、前半26分にNo.14吉岡選手のパスカットからの速攻にて2点差へ、HC名古屋はラスト1分退場者を出すも粘りのディフェンスで、13対10の3点リードで後半へ。
後半ラヴィッツが激しく攻め立てるもHC名古屋ゴールキーパー瀧澤選手が立ちふさがり得点を許さず、HC名古屋が着実に得点を重ね、23対16にて白星を飾った。
◆ 男 子 ◆
大同特殊鋼 38 (19-14, 19-18) 32 大崎電気
- 『攻撃力勝る大同、勝利』
- 大同のスローオフでゲームが開始する。前半32秒、大同24番杉本の先制点を皮切りに、大同20番東江、24番杉本、18番吉田が連続得点し、4連取と好スタートをきる。一方、大崎は前半3分過ぎ、キャプテン小澤のシュートで得点し、1点を返す。その後は、一進一退の攻防が続くが、前半17分過ぎ、地元函館出身の大同21番小澤が連続得点で大崎を突き放す。前半終了間際、大崎15番安平がロングシュートを決めるも、19対14で大同が5点リードで折り返す。
後半は、大崎23番時村の得点から始まった。点の取り合いが続く中、本ゲーム好調の大同18番吉田のサイドシュートがネットを揺らし続け、10得点の大活躍。大崎もゴールキーパー16番村上に変え、好セーブを見せるも、大同の攻撃を止めることができず、最終スコアは38対32で大同が勝利を収めた。
◆ 男 子 ◆
琉球コラソン 30 (14-12, 16-15) 27 北陸電力
- 『琉球コラソン・石川のミドルシュートが光り、今シーズン2勝目。』
- 北電のスローオフで試合開始。両チームともボールが手になじまないのかミスが続く展開。その中で、コラソンはクロスからの石川のミドルシュート、北電は速攻を中心に加点し一進一退の攻防が続く。13分にコラソンが退場者を出す。北電は久保・高森のサイドシュートで加点し、突き放しにかかるも東江・赤塚のミドルシュートを止め切れず歯がゆい展開が続く。前半終盤にコラソンは北電のミスやパスカットを速攻に繋げ12-14とコラソンが2点リードで前半を終える。
後半7分、石川のミドルシュートや村田のカットインなどで15-20とリードを広げたところで北電はたまらずタイムアウト要求。北電は、久保の速攻やディフェンスの要である須坂を投入し反撃を試みるも、コラソンの内田・衣笠両キーパの好セーブに阻まれ、流れに乗り切れない。コラソンは終始自分たちの雰囲気で試合を運び、クロスを中心としたオフェンスで加点しリードを守り切り27-30で今シーズン2勝目をあげた。また、石川はこの試合12点を決め、大車輪の活躍であった。
トヨタ車体 38 (14-18, 24-16) 34 大同特殊鋼
- 『無敗同士の対戦、接戦を制したのは車体!』
- 立ち上がり、車体18番吉野の2連取で始まった試合であったが、主導権を握ったのは大同。20番東江を起点とした攻撃が機能し、24番杉本、18番吉田が速攻、サイドから得点を重ねると、12番ゴールキーパー久保も好守を連発、11分を過ぎ、10‐4と車体を引き離す。リードを許し、追いかける立場となった車体は、メンバーの入れ替え、ディフェンスシステムを変更しながら徐々に反撃。13番岡元、18番吉野、24番北詰による得点で、26分には13‐14と1点差にまで迫る。しかしここから大同が3連取に成功、再びリードを広げると、前半を18‐14の4点リードで折り返した。
4点を追いかける車体は、後半開始直後の2連続得点で16‐18とする。その後も17番杉岡がパスカットから得点を重ねると、ディフェンスも安定、じわりじわりと試合の流れを自分たちのものにしていく。そして11分にはついに25‐25の同点に追いつく。その後は互いに譲らず一進一退の攻防が続く。後半ラスト10分を切り、32‐31大同リードの状況から、車体は20番渡部が3連続、さらに18番吉野の連取で5連続得点、32‐36と大同を一気に引き離す。大事な時間帯で流れをつかんだ車体はその後もリードを守ってタイムアップ。34‐38、車体が逆転勝利で無敗対決を制した。
トヨタ自動車東日本 27 (10- 9, 17-13) 22 ゴールデンウルヴス福岡
- 『レガロッソ2勝目。ウルヴス惜敗。』
- レガロッソ2番濱口のミドルで先制すると、7分までレガロッソが4点先取。対するウルヴスは9番森がチーム初得点をあげると、続く46番庄司のカットインで連取する。対するレガロッソも10分までに19番堤がミドルを決め5-3とリードするが、そこからウルヴスは、庄司、佐藤、伊藤らで4連取し6-5と逆転に成功する。再び流れを取り戻したいレガロッソは、前半終了間際に17番中川のロングが決まり、レガロッソが1点リードして折り返す。ウルヴスはゴールキーパー16番畑が安定した好セーブを続け、チームも勢いがある。
ウルヴス28番三浦のカットインで同点に追いつくと、一進一退の展開となる。レガロッソ玉井、ウルヴス庄司のカットインで12分まで16-15僅差でウルヴスがリードする。その後、レガロッソは西山、濱口、玉井の3連取で3点差になるが、ウルヴスは伊藤の連取で22分まで20-18と食らいつくが、27-22の5点差でレガロッソが勝利した。
◆ 女 子 ◆
イズミメイプルレッズ 25 (14- 7, 11-10) 17 プレステージ・インターナショナル アランマーレ
- 『メイプル攻守に安定感』
- メイプルをホームに迎えたアランマーレは前半攻撃のリズムを掴めず得点を奪えない。一方メイプルは12番板野選手を中心とした堅実なディフェンスから確実に得点を重ねる。アランマーレは4番飯塚選手を中心に攻撃を組み立てるも退場者を出してもメイプルのディフェンスを崩せず7-14で前半を終える。
後半、アランマーレは持ち味の速い攻撃や12番安田選手の7mスローのセーブなど好プレーが続くも点差を詰めることができない。メイプルは後半も26番山根選手、21番近藤選手を中心に確実に得点を重ね、17-25でメイプルの勝利となった。
ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング 33 (13-12, 20- 5) 17 飛騨高山ブラックブルズ岐阜
- 『角南選手通算200得点達成』
- 先制したのは、ソニーNo,24角南のカットイン。続けて攻守ともに動きのいいNo,4田村らで3連取。対するブルズは、8分過ぎからNo,9丸山の速攻やポストで4連取し8-6と逆転に成功する。15分過ぎ、ソニーはNo,27河嶋を投入し,さらにNo,14谷が要所で得点を確実に決め接戦を展開する。終盤、ソニーNo,6川村の鮮やかなカットインが決まり、ソニーが1点リードで前半を折り返す。
後半立ち上がり、ソニーは角南、谷、No,7服部らで5連取すると、流れを変えたいブルズは5分50秒岐阜はタイムを請求する。しかし、ソニーは攻撃の手を緩めず田村、岩崎、青で再び3連取する。ブルズは9分40秒に後半初めて得点を決めるが、その後もソニーはディフェンスから速攻を仕掛け点差を広げたソニーが、33-17で今シーズン2勝目を挙げた。
◆ 男 子 ◆
豊田合成 32 (14-11, 18-10) 21 トヨタ紡織九州
- 『豊田合成 新会場の柿落としを勝利で飾る。』
- 合成スローオフで試合開始。出だしは静かな立ち上がり。合成19徳田の手が相手の顔面に当たり退場。そこから紡織が先制し、試合が動き出す。4分7分に合成はポストを守りきれず退場者を出すがしぶとく守り、離されずついていく。19分合成タイムアウトの後連続得点で逆転する。一旦追いつかれるが、紡織退場をきっかけに3連取し、3点差で折り返す。
立ち上がり合成10水町のパスカットから速攻で得点。退場者を出すもののしっかり守り連続得点で6点差とする。紡織タイムアウトをとるが、合成はディフェンスが機能し12中村の好セーブ、速攻も出て点差を広げる。紡織はディフェンスを高めに変えるが合成は落ち着いて攻め得点を重ねた。合成は新しい会場の柿落としを勝利で飾った。
湧永製薬 30 (16-11, 14- 8) 19 ジークスター東京
- 『古豪湧永に挑む新星ジークスター勝敗は?』
- 前半5分、お互い相手の出方を伺う展開。7分過ぎから湧永が相手ミスからの速攻で連続得点。ジークスターは、15番土田の退場の劣勢をはね返し2点差位つめよるが、その後湧永エース5番成田のシュートなどでジリジリと点差を広げ、湧永が5点リードで前半終了。
後半、ジークスターは再三のチャンスを湧永ゴールキーパー12番伊藤に阻まれ、点差をつめることができない。11分6秒、ジークスター15番土田が2回目の退場。その後、湧永はジリジリとリードを広げ、30-19で勝利をものにした。
◆ 女 子 ◆
三重バイオレットアイリス 24 ( 8- 9, 16-10) 19 HC名古屋
- 『三重バイオレット、ホーム初戦を逆転勝利。3勝目をあげる。』
- 前半立ち上がり両チーム共やや攻撃に生彩を欠き、9分2-2、14分4-4とロースコアの接戦となった。しかしHC名古屋は18分すぎ、19番宇野の2本のポストシュートでこのゲーム初めて2点のリードを奪い、その後互いに点を取り合うも9-8と1点のリードで前半を終了する。
後半に入り、HC名古屋は21番福地、8番平松、4番綿引らで9分には14-10と4点差をつける。しかしタイムアウトで落ち着きを取り戻した三重はここから23番森本、81番石立、11番團らで連続6点をゲットしてついに逆転に成功。19番宇野、4番綿引らで食い下る名古屋を振り切って、苦しみながらも勝利を収めた。
北國銀行 39 (22-12, 17-12) 24 大阪ラヴィッツ
- 『昨年の覇者 北國銀行にラヴィッツは一矢報いることはできるか!』
- 前半7分まで両チーム一歩も譲らず互角の展開。その後、北國が11番秋山のサイドシュートや多彩な攻めで連続得点で、ラヴィッツは、たまらずタイムアウト。
しかし、その後も北國は堅い守りから着々と加点し、22-12で前半終了。後半も北國のスピードは衰えず、ラヴィッツは健闘を見せるも北國が王者の貫禄を見せ39-24で勝利した!