第45回日本リーグ
2020-2021 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第7週

第1日・2020/10/17(土)
 
第2日・2020/10/18(日)

　◆　男　子　◆

トヨタ紡織九州　29 (14- 7, 15-18) 25　ジークスター東京

  • 　『紡織、ジークスターの追撃をかわして勝利。』
  • 　ジーク信太の豪快なカットインで試合が始まる。その後、紡織は素早い球回しからのカットイン、ジークは豊本と信太の連携でそれぞれ得点を重ね、開始12分まで一進一退の攻防が続く。先に均衡を破ったのは、紡織。酒井の速攻、ポストシュートで点差を広げ、さらに三重のペナルティシュートが決まり5対10となったところで、ジークがタイムアウト。ここからジークは、加藤のミドルや細川のサイドシュートなどで反撃するも、ゴールキーパー岩下の活躍も有り点差は詰まらず、7対14で前半終了。
    　後半、三輪の速攻や?橋のポストシュートでジークが反撃を開始する。中盤、紡織は2度の退場があり数的不利の時間を作るが、梅本のパスカットや酒井の迫力あるポストシュートで流れを渡さない。ジークは4連続得点で残り3分3点差まで詰め、プレスをかけたディフェンスで逆転を狙う。しかし、紡織キャプテン荒川が冷静にカットインを決め、25対29で試合終了。

トヨタ車体　　　45 (22-11, 23-14) 25　北陸電力

  • 　『トヨタ車体、堅守猛攻で危なげない勝利』
  • 　トヨタ車体のスローオフで試合開始。序盤は両チーム堅さが見えたが、トヨタ車体18吉野による7mスローからの3連続得点で試合の主導権を握る。北陸電力も15松浦のミドルシュートで反撃するも3回の退場者を出し、点差を詰めることができない。その後もトヨタ車体が堅守から着実に得点を重ね、トヨタ車体の11点リードで前半が終了。
    　トヨタ車体は、後半も集中したディフェンスを見せ、堅守から着実に得点を重ね、更に点差を広げる。北陸電力も中盤、30川島のパスから9宮田のサイドシュートで反撃するもトヨタ車体の勢いが勝り、点差を詰めることができない。終始、トヨタ車体は堅守から多彩な攻撃を見せ、20点差をつけてトヨタ車体が勝利した。

　◆　女　子　◆

イズミメイプルレッズ　24 (14-12, 10- 4) 16　ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング

  • 　『上位対決！記録達成は！？』
  • 　ソニーのスローオフで試合開始。北原のカットインをイズミ板野がナイスセーブ。その後も再三のソニーのチャンスを板野が阻止して流れを作り、イズミが門谷、秋山を中心に点差を広げていく。たまらずソニーは2度目のチームタイムアウトで流れを引き戻そうとし、その後、イズミに2人の退場者が出たチャンスも活かして徐々に点差を詰め、2点差で前半終了。
    　立ち上がりからイズミが3連取でリードを広げ、ゴールキーパー板野はフィールドシュート阻止通算1000本を達成。残り10分、イズミ門谷のシュートが決まり5点差となったところでソニーはタイムアウトを申請し勝負に出るが、逆に怪我から復帰した石川の通算200得点となる速攻などで点差を広げられる。イズミは固いディフェンスで後半わずか4失点。無傷の4勝目を手にした。

オムロン　　　　25 (13- 8, 12- 8) 16　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『オムロン4勝目を手中に収める』
  • 　オムロンのスローオフで試合開始。オムロン4番吉田選手のミドルシュートで先制する。対するブルスも2番金選手、6番中島選手等の得点で序盤は一進一退の攻防を繰り広げる。10分を過ぎ、オムロンは、7番岩渕選手のサイドシュートから6連続得点を重ね、一気にリードを広げ、13対8で前半を終了した。
    　後半、ブルスは、ゴールキーパー1番中野選手のナイスセーブにより、反撃のきっかけを試み、一進一退の攻防が続く。15分を経過後、オムロンは、5番高杉選手のミドル、11番尾﨑選手の速攻等で5連続得点に成功し、22対13と得点差を一気に9点とした。その後、互いに得点を取り合うも点差は縮まらず、25対16でオムロンが勝利した。

　◆　男　子　◆

大同特殊鋼　　　36 (17-15, 19-17) 32　北陸電力

  • 　『大同、苦しみながらも北電を振り切り、7勝目をあげる！』
  • 　30番川島の連続得点もあり、好スタートをきった北電に対し、20番東江を中心に得点を重ねる大同、序盤10分を過ぎ、6‐6の同点。ここから試合の主導権を握ったのは大同。21番小澤、20番東江による3連取で12‐8とリードを広げ、試合を優位に進める。追いかける展開となった北電も30番川島、8番髙森の得点で大同に食らいつき前半を17‐15で折り返した。
    　大同がリードを広げ、北電が追いかける試合展開、10分を過ぎ23‐20と大同のリードが続く。そんな中、徐々に大同オフェンスに対応してきた北電は、16分過ぎ、15番松浦、8番髙森、5番久保による3連続得点で27‐27とついに同点に追いつく。その後、ここまでに13得点をあげていた大同20番東江が負傷退場。すると次のプレーで北電30番川島が逆転のシュートを決め28‐29と北電がリードする。対する大同はここで踏ん張り3連続得点、31‐29と再びリードを取り戻す。20番東江を欠く形となった大同であったが、終盤、10番鄭が得点を量産、追いすがる北電を振り切り大同が36‐32で勝利を収めた。

湧永製薬　　　　32 (17- 9, 15-14) 23　琉球コラソン

  • 　『湧永、田中のゲームメイクが光り完勝。』
  • 　ホーム連勝でチーム3連勝を狙うコラソンのスローオフで試合開始。開始30秒、コラソンのルーキー左腕No9小川のミドルシュートで先制。対する湧永はセンターバックNo30田中を中心とした速いボール捌きでコラソンディフェンスを翻弄し、No23福田、No30田中、No11矢田などのシュートで着実に加点して行き17-9の湧永8点リードで折り返す。
    　後半から投入されたNo23佐藤、No34東江を軸に点差を縮めたいコラソンだったが、No8小賀野、No5成田を中心とした堅い守りで阻む湧永。攻撃ではNo30田中が巧みなゲームメイクで次々と得点を演出していく。12分過ぎに10点差をつけた湧永は盤石の試合運びでタイムアップを迎え、32-23の9点差で勝利した。コラソンは不正入場2回を含む合計6回の退場が勝敗を左右した。

　◆　女　子　◆

北國銀行　　　　33 (19-10, 14-13) 23　三重バイオレットアイリス

  • 　『両ウィングの活躍で北國快勝』
  • 　ホームの北國はNo.21松本の速攻などで6分6-1とリードに成功した。そこで三重はベテランNo.81石立をコートに送り、カットインで崩して得点をあげるが、肝心のディフェンスが北國をつかまえきれない。北國はセンターバックNo.7大山がポストに入るシステムチェンジが効果的に決まり9点差で前半終了。
    　後半に入ると北國はNo.21松本の速攻などで4分すぎから5連取し試合を決めた。三重はNo.11團の速攻などで追撃を図るが、北國ゴールキーパーNo.12馬場こ攻守に阻まれ敗れた。

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