第45回日本リーグ
2020-2021 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第8週

第1日・2020/10/22(木)
 
第2日・2020/10/24(土)
 
第3日・2020/10/25(日)

　◆　男　子　◆

大崎電気　　　　34 (17-14, 17-12) 26　北陸電力

  • 　『若手の躍動で、大崎が5勝目』
  • 　北陸電力のスローオフで試合が始まる。高森のサイドシュートやゴールキーパー岩永の７ｍスロー阻止により、幸先の良いスタートを切ったようにも思えたが、大崎電気の柴山が立て続けに得点し、大崎が先行する。一方、北電も久保のサイドシュートや藤坂のミドルシュートで応戦し一時は、逆転に成功するも、ポストへのパスミスを速攻につなげられ、17－14で大崎が3点リードで前半を終える。
    　後半3分大崎は、小室・植垣の連続得点でリードを5点にひろげる。後半4分に大崎が退場者を出し、北電は数的有利の間に松浦のミドルシュートなどで加点するも、その後ミスが続き思うように点差を縮めることができない。北電はメンバーを交代しながらなんとか反撃を試みるも、大崎の松岡や高間など若手が着実に加点し、リードを広げられ34－26で大崎が勝利した。

　◆　男　子　◆

北陸電力　　　　31 (18-10, 13-18) 28　トヨタ自動車東日本

  • 　『粘り強いデフェンスで北陸電力が勝利』
  • 　東日本2番濱口のシュートで先制するも、5分過ぎから30番川島の連続得点などで4連取し北陸電力がリードを広げた。10分過ぎにも27番竹内のポストなどで得点を重ね、東日本10番玉井のミドルで反撃するも、終盤退場者を出す間に4連取し北陸電力が8点リードして折り返した。
    　後半に入り、北陸電力は5番久保のサイドや速攻で得点すると東日本も19番堤のミドルなどで応戦、一進一退の攻防が続いた。途中交代した東日本ゴールキーパー16番西出の好セーブで流れを掴み残り5分で3点差まで追い上げたが、あと一歩及ばず北陸電力が逃げ切った。

豊田合成　　　　27 (13-11, 14-14) 25　トヨタ車体

  • 　『無敗同士の頂上決戦、豊田合成が制す！』
  • 　現在1位と2位の首位対決、豊田合成のスローオフで幕を開ける。先制点は合成21小塩のシュート。しかし車体も20渡部や7藤本の速攻など連続得点でリードする。その後ノーマークチャンスを何度も作る車体だが、合成12中村の連続ファインセーブに阻まれる間に合成が逆転しリードを広げ13-11合成のリードで前半終了。
    　後半立ち上がり両チームともシュートまでいくが車体12加藤、合成12中村の好セーブが続きなかなか点数が入らない。試合が動いたのは8分水町と橋本の退場の間に車体が追いつく。しかし合成は車体のディフェンスを崩し再びリードを広げ17分23-19。この試合を落としたくない両チームは一進一退の攻防を繰り広げ、車体が点差を縮めるが最後まで追い付かず。合成がリードを守り27-25で首位対決を制した。

トヨタ紡織九州　31 (17-13, 14- 9) 22　ゴールデンウルヴス福岡

  • 　『要所を守ったトヨタ紡織九州の快勝』
  • 　出だしから一進一退の好ゲームを展開する両チームだったが、18分過ぎから、紡織のディフェンスが堅くなり福岡の攻撃を完全に防いだ。攻撃もよくなり5連続得点で福岡を突き放し主導権を握るり、紡織が17－13の4点リードで前半を終わる。
    　前半同様20分まで一進一退のシーソーゲームの様相であったが、そこから、紡織が3連続得点で完全に福岡を突き放し31－22で快勝した。紡織14梅本のクイックスタートの速さが目立った。また紡織12岩下の好セーブも光っていた。

　◆　女　子　◆

北國銀行　　　　28 (14- 9, 14- 8) 17　オムロン

  • 　『北國、アウェーで快勝！』
  • 　立ち上がり両チーム硬さがみられる中、先にリズムを掴んだのは北國。No.4角南、No.11秋山のパスカットからの速攻などで3連取。一方オムロンはNo.1宮川の好守からNo.7岩渕、No.4吉田らで加点し一進一退の展開。13分過ぎから再び北國が多彩な攻撃で4連取。14-9で前半終了。
    　後半さらにペースを上げた北國はNo.12馬場の好守からNo.10佐々木、No.14河田らで確実に点を重ねオムロンの追撃を許さない。オムロンもNo.12白石の粘りのキーピングからNo.4吉田の得点などで粘りをみせるも28-17で北國の快勝で試合終了。

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング　26 (12-12, 14- 9) 21　ＨＣ名古屋

  • 　『ソニー、後半ディフェンスを立て直し、失点を1桁に抑えて勝利』
  • 　ソニーのスローオフで開始された試合は、ソニーがNo.24角南のポストシュートで先制。名古屋もNo.15山本のシュートですぐに取り返す。中盤は名古屋ディフェンスの足がよく動き、ソニーオフェンスのミスを誘い名古屋がリードを奪う展開となる。追いつきたいソニーは、ゴールキーパー No.16大沢のナイスセーブからNo.6川村の3連続得点で12 -12の同点に追いつき前半終了。
    　後半、名古屋がNo.9高宮の速攻で得点するが、ソニーがオフェンスを立て直し8分でソニーが17-14と3点リードをしたところで名古屋がタイムアウトを請求。その後は一進一退の攻防が続くが、好セーブを連発したソニーゴールキーパー No.16大沢、後半だけで6得点をあげたNo.4田村などの活躍で、26－21と引き離し3勝目をあげた。

　◆　女　子　◆

大阪ラヴィッツ　30 (15-18, 15-11) 29　プレステージ・インターナショナル　アランマーレ

  • 　『アウェーで大阪ラヴィッツが勝利する！』
  • 　アランマーレのスローオフで試合がスタートし、大阪ラヴィッツの得点から終始一進一退の攻防が続く。両チーム退場者を出すもののお互い譲らず、25分を過ぎアランマーレの3連続得点で勢いに乗り、18対15でアランマーレが3点リードで前半を折り返す。
    　後半開始早々、アランマーレが退場者を出すが、後半10分まで試合を優位に進める。徐々に大阪ラヴィッツが点差を縮め、17分過ぎからの大阪ラヴィッツ6連続得点で勢いに乗り、同点に追いつく。29分に大阪ラヴィッツがタイムアウトを取り、残り20秒で大阪14番が得点を決め、1点リードとする。アランマーレが最後まで攻撃を続けるが、29対30で大阪ラヴィッツが勝利する。

イズミメイプルレッズ　22 (12- 6, 10- 8) 14　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『 メイルプ5連勝、ブルズホーム戦初勝利ならず』
  • 　序盤メイプルは28番斗米のロングシュートを皮切りに堅いディフェンスからの速攻で怒涛の10連続得点を上げる。12番板野のノーマークファインセーブも目立った。しかしブルズは、17分すぎの11番柴田のサイドシュートから反撃。6番中島のカットインなどで粘りを見せ前半を6対12で折り返した。
    　後半スタートも、メイプルのディフェンスは安定していて流れを逃さない。堅いディフェンスからの速攻でブルズをつき離し、点差を広げる。中盤の14番高橋のサイドシュートから、ブルズは反撃を見せるがホーム戦で初勝利を掴むことができず、メイプルの開幕からの5連勝を許した。

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