第45回日本リーグ
2020-2021 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第14週

第1日・2021/01/09(土)
 
第2日・2021/01/11(月)

　◆　女　子　◆

北國銀行　　　　28 (12-13, 16-10) 23　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『北國銀行 新年を白星で飾る』
  • 　高山9番丸山のサイドシュートで先制。北國は秋山のシュートで追いつく。両チームともに退場者を出す中、1点差の攻防をくり広げる。中盤、北國7番大山の退場の間に高山は同点に追いつき高山2番金のシュートで逆転に成功する。北國は拙攻が目立ち、1点ビハインドで前半を折り返す。
    　後半立ち上がり北國11番秋山のサイドシュート、速攻で逆転。ディフェンスから速攻の形が出始め主導権を握り、徐々に点差を広げる。北國は8番永田をトップに出すディフェンスシステムの変更が功を奏し新年白星で飾った。

イズミメイプルレッズ　22 (12-11, 10-10) 21　大阪ラヴィッツ

  • 　『イズミ、辛勝。』
  • 　2ヶ月ぶりに再開したリーグ戦。イズミが大阪を地元に迎えた一戦。両チームとも久しぶりの実戦で動きが硬く9分で3-3とロースコアゲームとなった。8分､10分と両チーム退場者を出しゲームが動き出すかに思われたがその後も膠着状態が続いた。15分大阪、田中の退場に乗じ8-6と抜け出すかに見えたが、大阪も粘り強くついて行き、12-11の僅差で前半を終えた。
    　後半も前半と同じような一進一退の展開が続いた。21分すぎに大阪が二度目の逆転としたが、そこからイズミが21番近藤、9番門谷、17番三橋、10番秋山の4連取で25分この試合初めて3点差を付けた。最後まで大阪も粘りを見せ、食らいついたが最終的に22－21の1点差でイズミが逃げ切った。

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング　22 (13-10, 9- 9) 19　オムロン

  • 　『ソニー後半戦、粘り強く白星スタート！！』
  • 　オムロンのスローオフで試合開始。開始30秒でオムロン9番永田が先制点を決める。オムロン1番宮川の好セーブから流れを掴むも、ソニー6番川村がミドルシュートで得点する。その後、両チームともは堅い守備から速攻を狙うも得点に繋がらず、一進一退の攻守が続く。オムロンは、18番伊地知がランニングシュートを決め、9番永田のポストを使った攻撃から７メートルスローを得ると、4番吉田が得点し流れを掴む。中盤以降、ソニーの堅い守備から6番川村の速攻の走りでリードすると、両者とも堅い守備でリードを許さない。前半残り3分、11対9とソニーが2点リードしたところでオムロンがタイムアウトを請求。しかし、ソニー7番服部のボールカットから走りで合わせた4番田村が得点を決め、ソニーが3点リードしたところで前半終了。
    　開始1分半、ソニー15番青、27番河嶋が連続で得点する。オムロン11番尾崎がサイドシュートを2点連続で決め、守備でGK1番宮川が好セーブを見せるも、ソニーが攻めの守備からリードを許さない。ソニー27番河嶋が速攻で得点し、続けてソニー4番田村がサイドシュートを決め勢いをつける。後半15分、オムロン8番西尾が得点するも、攻撃の波にのることができない。しかし、その後オムロン5番高杉のカットインでの得点からオムロン2番勝連の得点により流れを掴み、オムロン4番吉田の7メートルスローで6点差から２点差まで縮めるも、ソニー24番角南がポストシュートで点を重ね、勢いを落とさない。守備では、ソニー16番大沢が7メートルスローとノーマークシュートの好セーブで波に乗り、後半もソニーが勢いをつける。後半残り5分、オムロン11番尾崎がサイドシュートを決め、12番白石が連続好セーブを見せるも、ソニーが堅い守備からの攻撃で点を重ね、22対19で地元鹿児島で白星をあげた。

　◆　女　子　◆

ＨＣ名古屋　　　24 (11- 6, 13-13) 19　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『好調ＨＣ名古屋　飛騨高山ブラックブルズ岐阜に勝利』
  • 　序盤両チームとも固さが見られる中、名古屋がポストを意識した攻撃で中盤過ぎまで若干のリードをする。対する飛騨高山は6番中島らがステップシュートなどを放つも、名古屋の厚いディフェンスに跳ね返される。名古屋は4番綿引のミドルシュートなども決まり、11対6で前半を終える。
    　後半飛騨高山は11番柴田のポストシュート、9番丸山のサイドシュートなどで巻き返しを図るも、名古屋は15番山本らのロングシュートが効果的に決まり点差を広げる。高山は13番田村を3枚目のディフェンスに入れ流れを引き寄せたかに見えたが時すでに遅く、19対24で名古屋が勝利した。

イズミメイプルレッズ　29 (14-12, 15-13) 25　北國銀行

  • 　『イズミが首位奪取！』
  • 　ここまで1,2位のトップ対決。前半立ち上がりから北國は速いパス回しからの得点で5-2としたところでイズミがタイムアウトを請求。それでも北國は11番秋山、10番佐々木の3連取で引き離しにかかるが、イズミは粘り強く攻め北國の退場を誘い、12分10番佐々木の退場に乗じ8番三田の7ｍスローからの4連取などで22分ついに逆転。2点差となったところで北國はたまらずタイムアウト。その後イズミの連取で5点差とするも北國も意地を見せ同様の3連取。14-12イズミリードで折り返す。
    　後半も両チームが素晴らしい戦いを続け、取られれば取り返すという展開が延々と続いたが、25分ついにイズミが6番堀川のサイドシュートで4点差を付けた。北國も懸命に追いかけるも要所で小さなミスが相次ぎ追いつくことが出来なかった。試合を通じて両チームとも気迫に満ちた攻防を続け緊迫した好ゲームだった。両チーム7勝1敗で並ぶもイズミが首位を奪った。

ページトップへ戻る