• 　『トヨタ自動車東日本が最終戦勝利を飾れず』
• 　湧永が10番稲毛のミドルで先制すると東日本も17番中川のミドルや11番楳木の速攻などですかさず逆転した。速いパス回しから10番玉井のミドルなどで得点を重ねる東日本に対し、10番稲毛のサイドを中心に着実に得点した湧永が1点をリードして折り返した。
  　東日本が8番阿部のミドルや17番中川のステップに対し、高いデフェンスを仕掛ける東日本のスペースを上手く使い、7番川上のポストなどで湧永が応戦。中盤に入り東日本が10番玉井の目の覚めるようなステップなどで追い上げるも、3度退場者を出した間に湧永が落ち着いて得点を重ね、3点差で湧永が逃げ切り勝利を収めた。

• 　『最終戦　尻上がりに調子を上げた車体が大崎に勝利』
• 　お互い勝利なら2位となる大事な最終戦。序盤は大崎、17番植垣、5番柴山が得点をする。一方、車体は17番杉岡、18番吉野を中心に得点する。一進一退の攻防は20分まで続く。19分大崎の25番元木が退場した所から試合が動く。車体は、堅実なディフェンスで得点を許さず、7番藤本のスカイプレーなどで得点を重ね、一時4点差とする。最後、車体は退場者を出すが、15-18車体が3点リードで前半が終了。
  　後半序盤も拮抗した戦いが続く。大崎はチーム全員で満遍なく得点を重ね、車体は17番杉岡、20番渡部を中心に得点を上げていく。お互いに退場者が出るがそれでも、15分まで3点差のまま。16分、車体が猛攻を仕掛け、速攻などで6点差とする。しかし大崎もそこから意地を見せ、7人攻撃や25番元木の得点などで3点差とする。終盤、車体は苦しい所で、彗星ジャパンの20番渡部が活躍し得点を重ねる。最終的には車体が29-35で勝利し、2位を確定させた。試合を通じてノーマークシュートを再三止めた車体のゴールキーパー1番岡本、12番加藤の活躍も光った。

• 　『堅守速攻多彩なゴールを演出した首位合成』
• 　ホームでの最終戦を勝利で飾りたいジークと首位の合成との試合は、合成のスローオフから始まる。ジークのミスを確実に速攻へと繋ぎ7分で4対1と合成がリードする展開となる。ジーク66番甲斐の好セーブから速攻へとつなぎ1点差とするも、あと一歩のところで合成12番中村の好セーブに阻まれ追いつくことができない。25分ジークはタイムアウトを取るも、合成20番出村のクロスアタックなど4連続で速攻が決まり合成6点リードで折り返す。
  　合成は退場で一人少ない状態からのスタートとなる。開始早々合成は7メートルスローを獲得するもジーク29番家田の好セーブに阻まれる。合成7番バラスケスの打点の高いロングシュートを繰り出すもジーク66番甲斐が止めて速攻へと繋ぎ、7番細川の二段モーションシュートで1点差とし流れを引き寄せた。対する合成も19番徳田がジーク33番信太へ高めのディフェンスシフトを取るなどセットでの堅守で失点を防ぐ。残り5分を切り、合成19番徳田からのスカイパスを7番バラスケスが豪快に決めるなど多彩なゴールを演出した合成に軍配が上がった。

（開催中止）

• 　『ＨＣ名古屋、ホームでも最終戦を勝利で飾る！』
• 　15番山本で先制した名古屋は4連続得点をあげ、4-0とリードし、好スタートを切る。名古屋に傾いた流れを断ち切りたい岐阜は、ここで16番ゴールキーパー神谷が好守を連発、すると7番佐伯の得点を皮切りに4連続得点に成功、14分を過ぎ、4-4の同点とする。その後、両チームともに我慢の試合展開が続く。24分、10番飯島、4番綿引による3連取で8-5とした名古屋であったが、対する岐阜も3連続得点反撃し、8-8。前半は互いに譲らず同点で折り返した。
  　5番和田の得点で始まった後半戦、8-9とした岐阜はこの試合初めてのリードを奪う。対する名古屋も4番綿引ですぐさま9-9の同点に戻す。10分を過ぎ12-12と同点が続く。ここで両サイド14番吉岡、8番平松のサイドシュートで得点を重ねた名古屋が15-12と試合の主導権を掴む。その後、追撃を狙う岐阜のノーマークシュートを名古屋12番ゴールキーパー瀧澤が何度となくシャットアウト、名古屋リードで試合は進む。試合時間残り4分、16-15名古屋1点リード。次の1点が試合の結果大きく左右する場面、シュートを決めたのは名古屋のキャプテン9番髙宮、17-15と勝利に近づく1点を決める。その後も加点した名古屋は19-15で岐阜を退け、ホームでの最終戦を勝利で締めくくった。

• 　『ソニー堅い守りから多彩な攻撃でホーム戦を勝利で飾る！』
• 　前半、ソニーは堅いディフェンスからNo.6川村のカットイン、No.24角南のポストシュートで5連取に成功する。アランマーレは、ソニーの堅いディフェンスに攻めあぐむも、ゴールキーパー安田の好セーブからリズムを取り戻し、20分No.19檜木のカットイン、No.4飯塚の緩急をつけたステップシュートなどで3連取し食い下がる。24分ソニーはディフェンスがよく機能し、速攻から両サイドNo.7服部、No.27河嶋が確実にシュートを決め5点差をつけ前半終了。
  　後半、ソニーはポストを絡めた2対2から、アランマーレはバックプレイヤー陣のスピードあるパス回しから得点を重ね、10分過ぎまで5点差を保ったまま一進一退の攻防が続く。15分にかけてソニーはNo.7服部がサイドシュート、速攻を確実に決め、この試合最大の7点差をつける。アランマーレはNo.3行本の速攻、No.19檜木のカットインなどで得点を返すが、ソニーはNo.10藤田、No.11徳永の活躍もあり、ホーム戦を勝利で飾った。

• 　『紡織前半のリードを守り逃げ切る！』
• 　ホーム最終戦を勝利で飾りたいコラソンと前回対戦引き分けの決着を付けたい紡織の対戦。コラソンNo2村田のミドルでコラソン先制。対する紡織はNo22酒井、No24朴を中心とした堅い守りから岩下がセーブし、No3田中、No8荒川、No19三重などで得点していく。No3田中にマークが集まり始めるとNo8荒川のサイド、No22酒井のポストヘ散らし、効果的に得点を重ねていき、27分過ぎに8点差を付ける。前半終了間際にコラソンはNo13峰岸、No2村田の2連取で13対19の6点差で折り返す。
  　後半早々お互い退場者を出すも、なかなか点差を広げられない紡織に対し、No12田里をトップに置くディフェンスに変更したコラソンがリズムに乗り出す。12分過ぎNo3中川のポスト2連取で流れを掴みかけたが、要所でのミスと紡織ゴールキーパーNo12岩下の好セーブに阻まれ点差を詰められない。23分過ぎにNo14梅本、No19三重、No23宮城の3連取で一気に9点差とした紡織が26-36の10点差で逃げ切った。

• 　『北國銀行、プレーオフトップ通過！』
• 　プレーオフトップ通過をかけた一戦は北國10番佐々木の得点で幕を開ける。イズミは6番堀川のシュートで追いつき、3分で3-2とハイペースで互いに点を奪い合う。その後は両ゴールキーパーのセーブが続き序盤は5-5と互角の展開となる。中盤抜け出したのは北國。固いディフェンスからの速攻で得点をあげゲームの主導権を握る。対するイズミは門谷、秋山の得点で追いかけ、3番石川の得点で同点に追いつき前半を終える。
  　後半の先制は北國4番角南。続いて11番秋山と得点を奪えば、イズミも10番秋山が得点をあげ前半に続きイズミが追いかける展開となる。5分、イズミ中山監督はここが勝負どころと考えたかタイムアウトをとり戦術を確認。10分で22-20と北國がリードする。中盤は北國は11番秋山のサイドシュート、イズミは21番近藤のブラインドシュートなどで点を奪い合う。残り5分2点差の終盤、トップ通過に向け互いに全力でぶつかり合う中、北國は堅守が光り点差を詰めさせない。最後は地元の応援を背に受けた北國が勝利し、プレーオフトップ通過を決めた。

• 　『三重バイオレット　レギュラーシーズン最終戦を白星で飾れず。』
• 　前半9分まではオムロンは4番吉田、6番石井、三重バイオレットは6番近藤、20番原らで点を取り合い、3-3と互角の立ち上がり。しかし、ここからオムロンは11番尾崎のサイドシュート4番吉田のミドルシュートなどで4点を連取して、ゲームの主導権を握る。その後三重も20番原、81番石立らで追い上げるが、差は縮まらず、12-8とオムロン4点リードのまま前半を終了。
  　後半、追い上げたい三重だが、5分に20番原が7ｍスローを決めた後、オムロンのディフェンスを攻め切れず、15分間近くノーゴール。オムロンは7番岩渕、4番吉田らで着々と加点してリードを広げ、最終ゲームを白星で飾った。

• 　『実力を発揮した高山の勝利！』
• 　立ち上がりから両チームとも粘り強く、かつ激しく守り、両キーパーの素晴らしいキーピングで得点が伸びず、19分過ぎでも6対6の同点。その後、高山2番金のシュートなどで6連取。ラヴィッツ23番橋本が得点するも13対7の高山6点リードで前半終了。
  　後半9分で高山14番高橋の得点と本日で引退するラヴィッツ3番松澤の2得点のみのロースコアーの流れ。ラヴィッツ17番藤井の得点で追い上げるも前半の点差がひびき高山の勝利で試合終了。

• 　『ソニー最終戦を勝利で飾り、プレーオフへ』
• 　ホームでの最終戦を勝利で飾りたいソニーはNo.3初見のポストシュートで先制。その後も堅いディフェンスとNo.1飛田のナイスセーブから速攻がさえ、4連取、3連取と得点を重ね25分までに15-6と9点差をつける。終盤アランマーレもNo.19檜木のロングシュートなどで3連取する粘りを見せ、ソニー6点差で前半終了。
  　後半、ソニーはNo.7服部の連続得点など速攻中心、アランマーレはNo.4飯塚のカットインなど得点を重ね11分まで互角の戦い。18分にかけてソニーはポストを絡めた2対2からNo.3初見が3得点するなど5点を連取しこの試合最大10点差をつける。その後アランマーレの追撃を振り切ったソニーが27-21でホームでの最終戦を勝利で飾った。