第46回日本リーグ
2021-2022 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第10週

第1日・2021/10/30(土)
 
第2日・2021/10/31(日)
 
第3日・2021/11/03(水)

　◆　女　子　◆

プレステージ・インターナショナル　アランマーレ　29 (12-15, 17- 9) 24　大阪ラヴィッツ

  • 　『アランマーレ飯塚通算得点200点を勝利で飾る』
  • 　アランマーレのスローオフで試合開始し、アランマーレNo.19檜木のカットインシュートを決めてゲームが動き出す。ラヴィッツは果敢な攻撃で6連続得点し試合を優位に進めると思われたが、アランマーレも4連続得点して15-12大阪で試合を切り返した。
    　後半開始早々にアランマレーレは速攻で得点を繰り返し、同点に追いついた。ラヴィッツはNo.17藤井を中心に攻撃をするが、アランマーレNo.1鈴木の好セーブからの速攻で得点を積み重ねて26-23でアランマーレが勝利した。アランマーレNo.4飯塚は通算得点200点を達成した。

北國銀行　　　　37 (17-15, 20-12) 27　イズミメイプルレッズ

  • 　『イズミ、女王北國を迎え撃つ』
  • 　両チームともでだしからエンジン全開、激しい攻防を繰り広げる。13分過ぎには7-7と一進一退、最初に主導権を握ったのは北國、堅い守りからの速攻で徐々に抜け出し一時5点差をつける。メイプルも諦めずについていく、前半17-15北國2点差で折り返す。
    　後半でだしは再び北國ペース、4連取で21-15と一気に6点差に。その後も北國はポストを絡めた効果的な攻撃で得点を重ね。15分には9点差に。粘り強く攻めるメイプルにゴールキーパー馬場がたちはだかり、追いつくことができず、後半22得点をあげた北國が37－27で勝利した。

オムロン　　　　33 (16- 8, 17-13) 21　ザ・テラスホテルズ

  • 　『オムロン、ホーム初戦で今季初勝利。』
  • 　今シーズン、勝ち星が欲しい両チームの対戦となったこの試合、オムロンのスローオフで試合開始。オムロンNo.10グレイ、No.6石井のカットインで2連取、テラスもNo.5坂本のカットインなどで応戦するが、リズムを掴んだのはオムロン。No.11尾﨑のサイド、No.10グレイのポストなどで主導権を握る。テラスはNo.22上地で応戦するも点差は広がり16対8とオムロンリードで前半を終了。
    　後半立ち上がりテラスはNo.8中山のサイドなどで4連取。一方オムロンも5分過ぎから4連取。テラスに返されるもすぐさま、No.2勝連の速攻などで5連取し、点差を広げる。テラスはNo.5坂本の巧みなプレーで加点するも、オムロンNo.12下屋の好セーブなどもあり得点を許さず。オムロンは地元の熱い声援を受け、最後まで走り続け、33対21で今シーズン初勝利を飾った。

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング　25 (13- 9, 12-14) 23　三重バイオレットアイリス

  • 　『ソニーが集中切らさず、ホーム戦勝利』
  • 　試合開始、三重のセンター・林のミドルシュートで先行する。対するソニーもゴールキーパー・飛田、大沢を中心とした堅い守りから両サイド・服部､田村の速攻で13分過ぎまで一進一退の攻防を見せる。その後ソニーはポストとの2対2から谷のカットインなどで、23分までに4連続得点に成功する。三重は原、万谷を中心としたアグレッシブなディフェンスがよく機能しソニーをパッシブまで追い込むが、ソニーのポスト・角南がディフェンスの裏を取るなど得点チャンスを見逃さず13-9のソニーリードで前半を終了する。
    　後半、7分までにソニーはポストを絡めたパス回しから谷、北原が確実にロングシュートを決め3連続得点などで5点差とする。離されたくない三重は7人攻撃を仕掛けたのをきっかけに中田、森本など5連続得点に成功し15分には1点差までつめよる。その後一進一退の攻防を続けるが、ソニーは途中出場の藤田・徳永などが活躍を見せ、2点差で逃げ切りホーム戦を勝利で飾った。

　◆　女　子　◆

北國銀行　　　　34 (19- 9, 15-17) 26　プレステージ・インターナショナル　アランマーレ

  • 　『北國銀行、連勝！』
  • 　前日に続く勝利を狙う両チームの対戦は、北國12番馬場、アランマーレ1番鈴木の好守の連続で緊迫した立ち上がりとなった。そこから北興は多彩なパスワークからのシュートで点差を広げにかかるがアランマーレも粘り強く追い掛けるも、26分過ぎの連続退場もあって19-9で前半を終えた。
    　後半に入って北國の小さなミスが相次ぎ、アランマーレの連続得点を許すなどゲームの雰囲気が一転した。アランマーレは7番相澤へのマンツーマンを仕掛けるなど懸命に抵抗するが前半のリードがものをいい、34-26の最終スコアで北國銀行が連勝を飾った。

イズミメイプルレッズ　32 (15-13, 17-12) 25　大阪ラヴィッツ

  • 　『イズミ、地元で3勝目。』
  • 　立ち上がり大阪は7番喜田のサイドシュートなどで4連取。イズミは2分39秒早くもタイムアウトを申請し立て直しを図り、12分ついに6番堀川の得点で7-6と逆転した。ここから引き離したいところであったが、大阪も粘り、前半を15-13のイズミ2点リードで終了した。
    　後半はじわじわとイズミがリードを広げる展開となり、15分には26-17と9点差を付けたが、大阪は諦めず追い掛け、ミスに乗じた17分過ぎの3連取で6点差に迫るも最後まで追いつくことが出来ず、32－25でイズミが逃げ切り3勝目をあげた。

オムロン　　　　23 (10- 7, 13-10) 17　ＨＣ名古屋

  • 　『ホームで2連勝のオムロン』
  • 　オムロンのスローオフで試合開始。HC名古屋のディフェンスは、高めトップの5-1でプレッシャーをかける。一方のオムロンは低めの3-2-1。先制点は、HC名古屋NO15山本のロングシュート。オムロンは、NO7岩渕の連続得点やNO11尾﨑の速攻で3連続得点し、3対1でオムロンがリードする展開の出だしとなった。オムロンの硬いディフェンスに苦しみ、レフリーのパッシブ予告が多くなるHC名古屋。13分、5対5の同点と緊迫した試合展開。18分過ぎから25分にかけて、NO7岩渕の7ｍスローやロングシュート、No8西尾のロング、NO11尾﨑のサイドシュート、No9永田のポストシュートでオムロンの5連続得点。4点差となったHC名古屋は26分過ぎ、タイムアウトを申請。7人攻撃を試みるも、オムロンNO1宮川の好セーブに阻まれる。3点差をつくオムロンがリードし前半を終える。
    　後半立ち上がり、HC名古屋はオムロンのゴールキーパー宮川の好守もあり得点につながらず、逆にNO10グレイの回転しながらのバックシュートなどで3連続失点し6点差の苦しい展開。1点取り返すが10分過ぎ7点差をつけられタイムアウトを申請。オムロンNO11尾﨑の連続得点で8点差とされ3回目のタイムアウトを申請。7人攻撃や高いディフェンスシステムを仕掛けるHC名古屋だが、取り合いとなり、なかなか追いつけない。終始リードしたオムロン23対17でがホーム2連勝。オムロンNO1宮川がプレーヤーオブザマッチを受賞。

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング　30 (14- 7, 16-12) 19　ザ・テラスホテルズ

  • 　『ソニーホームで開幕5連勝を飾る！』
  • 　試合開始、ソニー初見のポストシュートで先行する。その後、谷、伊地知のロングシュート、北原の速攻で5-0とする。反撃したいテラスホテルズは7分すぎから7人攻撃を仕掛けるも歯車が噛み合わず、失点を重ね、13分には10-2とソニーが大きくリード。しかし、ここからテラスホテルズは23番江藤のロングシュートをきっかけに中山のポストシュート、ゴールキーパー桑原の好セーブでじわじわと点差を詰める。ソニーは慌てず服部、河嶋のサイドシュートなどで加点し、14-7のソニーリードで前半を終了する。
    　後半もソニーは田村のサイドシュート、谷のロングシュートなどで7分までにリードを10点差とする。その後もテラスホテルズは7人攻撃を仕掛け、くらいつこうとするもソニーの積極的なディフェンスに苦しみ、点差は縮まらない。その後も谷のロングシュート、角南のポストシュート、途中出場の川上のリーグ初得点などで大きくリードを広げ、リーグ開幕5連勝を飾った。

　◆　男　子　◆

ジークスター東京　33 (16-12, 17-17) 29　トヨタ車体

  • 　『信太10得点の活躍。ジークスターが好ゲームを制す。』
  • 　車体のスローオフで始まったリーグ上位チーム同士の戦い。序盤、ジークスターの堅いディフェンスを攻めあぐむ車体に対して、着実に得点するジークスター。10分過ぎに6対2と4点差がついたところで、車体がたまらずタイムアウト。その後、両チームともバックプレーヤー陣を中心とした多彩な攻撃で得点の奪い合い。21分過ぎに車体が1点差に追い上げるも、要所でのNo.66甲斐の好セーブもあり、ジークスター4点リードで前半を終えた。
    　後半に入っても流れは変わらない。No.20渡部、No.23吉野を中心に得点を重ねる車体に対して、ジークスターはNo.33信太、No.77東江、No.88東長濱が中心となって得点を重ね、主導権を渡さない。最終的には、この日10得点のNo.33信太の活躍もあり、ジークスターが33対29で勝利した。強力なバックプレーヤー陣を擁する両チームの戦いは見ごたえのある好ゲームであった。

　◆　女　子　◆

イズミメイプルレッズ　29 (17-10, 12-12) 22　プレステージ・インターナショナル　アランマーレ

  • 　『メイプル快勝　アランマーレホームで惜しくも連敗』
  • 　アランマーレは立ち上がりからメイプルのディフェンスにシュートを阻まれ流れをつかめず。その間にメイプルは得点を重ね、前半を7点差で折り返す。
    　後半、アランマーレは巻き返しを図るが、5分過ぎまで得点出来ず。メイプルは10番秋山、29番河原畑のロングシュートで得点を重ねる。アランマーレは速攻からの得点で点差を縮めるが、前半の得点差を詰めきることが出来ず、メイプルが29-22で勝利した。

北國銀行　　　　26 (16-11, 10-14) 25　オムロン

  • 　『縺れた戦いは北國に軍配』
  • 　北國によるスローオフで開始。2分ようやく北國No.21松本が速攻を決める。序盤両チームともに攻撃の流れが悪く得点に結びつかない。中盤、依然決め手に欠く攻防が続く中、20分過ぎ北國No.14河田による粘り強いシュートと速攻の2連取から北國ペースになる。オムロンNo.7岩渕を中心に反撃するも5点差で終了した。
    　開始2分北國No.11秋山が速攻で得点。その後オムロンが4連取する。早い攻撃展開を見せ点の取り合いが続く。23分オムロンが同点に追いつくと北國が1分間のタイムを申請。28分北國No.4角南のカットインシュートにより1点リードした。最後まで気の抜けない攻撃戦であった。

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング　23 (12-12, 11- 8) 20　ＨＣ名古屋

  • 　『ＨＣ名古屋　髙宮咲　7ｍスロー通算100得点達成！ ソニー、苦戦するも名古屋を退け全勝をキープ。』
  • 　悲願のプレーオフ進出へ向けて、現在5連勝中のソニーを迎え撃つ名古屋。アグレッシブなディフェンスの名古屋に対してソニーは攻めあぐむ。対する名古屋はNo.9髙宮が4本の7ｍスローをすべて決めるなど、前半だけで7得点の活躍。守ってはNo.12瀧澤のファインセーブなどで失点を抑える。ソニーにリードされてはすぐに名古屋が追いつく展開が続く。終了間際に髙宮のステップシュートが決まり、12対12の同点で折り返した。
    　後半に入っても同様の展開が続く。常に追いつく展開の名古屋はリードを奪いたいが、2本の7ｍスローを阻止されるなど、要所でソニーNo.16大沢にファインセーブされ逆転できない。しかし、16分、No.6杜氏のサイドシュートが決まり17対16と遂に名古屋が逆転。その後一進一退の攻防が続くが、23分名古屋に退場者が出たところをソニーが確実に得点し、2点差にする。そのリードを保ったソニーが23対20で名古屋を下した。

三重バイオレットアイリス　20 (13- 6, 7-11) 17　ザ・テラスホテルズ

  • 　『テラスの猛追をかわし三重が逃げ切り勝利』
  • 　開始30秒、三重19番万谷のステップシュートで先制。テラスは7人攻撃を仕掛けるもミスが続き、リズムをつかむことができない。テラスは前半16分のタイムアウト後、サイドシュートやスカイプレーで応戦するも三重ゴールキーパー榎の好セーブに阻まれ得点が伸びず、6-13で前半を折り返す。
    　後半に入り、テラスはディフェンスシステムを高めに変更しリズムを掴む。ゴールキーパー田口の好セーブが連発し、会場のボルテージも本日最高に。その後、6番比嘉や20番樋口の活躍もあり後半10分過ぎには無失点で13‐13の同点に追いつく。その後、一進一退の攻防が続くが、三重は残り時間6分を切って20番原の3連続得点でテラスの猛追をかわし、17‐20で三重の勝利となった。

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