第46回日本リーグ
2021-2022 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第25週

第1日・2022/03/10(木)
 
第2日・2022/03/12(土)
 
第3日・2022/03/13(日)

　◆　女　子　◆

北國銀行　　　　30 (18-13, 12-12) 25　オムロン

  • 　『北國銀行　好調オムロンに一度もリードを許さず無敗でリーグ戦終了！』
  • 　北國銀行のスローオフでスタート。立ち上がり1点ずつを入れるが、その後北國のポストを絡めたクロス攻撃のスピードにオムロンの中央ディフェンスが広げられ、徐々に失点を重ねる。オムロンは北國の堅守とゴールキーパー馬場のナイスセーブで点差を詰められない。北國は速攻とバックプレーヤー陣のスピードとスキルあふれる攻撃で得点を重ねる。15分を過ぎるとオムロンのディフェンスが機能し始め、ゴールキーパー渡辺のナイスセーブなどで一進一退の展開へと持ち込んだ。勝連の連続得点、尾﨑のループシュート、永田のポストシュートなどで食らいつき、18-13北國銀行5点リードで前半を折り返した。
    　北國の2連続得点でスタート。オムロンも尾﨑、勝連のウイング陣がシュートを決め、試合の流れを渡さない。オムロンは北國の素早い攻撃を守り、粘り強くマイボールにするが、パスミスなどで速攻につなげない。北國はオムロンに4点差までは何度か追い上げられるものの、その直後に北國河田や中山の強力バックプレーヤー陣の得点で突き放す。オムロンも最後まであきらめないプレーで応戦するものの、30-25で北國銀行が勝利を収めた。

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング　33 (18-10, 15-15) 25　プレステージ・インターナショナル　アランマーレ

  • 　『ソニー、ホーム最終戦を勝利で飾る！』
  • 　プレーオフに上位で進みたいソニーはホームでアランマーレを迎えての一戦。アランマーレが10番横嶋彩のシュートで先制する。対するソニーも服部のサイドですかさず取り返す。ソニーはゴールキーパー飛田を中心とした堅いディフェンスから9番笠井、13番北原の速攻が決まり17分には12-4と大きくリードを広げる。アランマーレも横嶋彩、飯塚のロングで取り返すが、ソニーの攻撃は止まらず、前半を18-10で折り返す。
    　後半もソニーペースでゲームが進み、9点差とリードを広げる。ここからアランマーレが10番横嶋彩、13番松浦の速攻などで猛追。ソニーも角南のポストシュートなどで得点を重ねるがアランマーレの勢いが止まらず、後半17分には5点差まで詰める。しかしソニーは慌てる事なく試合を運び、13番北原のシュートで点差を再び広げ33-25で勝利し、ホーム最終戦を飾った。

ＨＣ名古屋　　　30 (13- 7, 17-12) 19　ザ・テラスホテルズ

  • 　『名古屋が盤石のゲーム展開で完勝。』
  • 　ザ・テラスホテルズの今季最終戦は、ホームでHC名古屋を迎えての一戦。今季よりリーグ参入のテラスは、最終戦でホーム初勝利をファンに見せ有終の美を飾りたいところ。名古屋のスローオフで試合開始。名古屋は19番宇野のゴールで先制。硬さの見えるテラスに対し、名古屋は15番山本、19番宇野、9番髙宮などで得点を重ねていく。12分過ぎ、名古屋が9番髙宮の7メートルスローで2対8の6点差を付けたところでテラスがタイムアウトを申請。メンバーチェンジをして打開したいテラスは、4番内藤のカットイン、23番江藤のサイドシュートなどで応戦するが、なかなかリズムに乗れない。名古屋はディフェンスを大きく横に揺さぶり、セットで確実に得点していく。7対13の名古屋6点リードで折り返す。
    　後半開始早々、23番江藤のサイド、4番内藤のカットインで反撃態勢のテラスだったが、名古屋19番宇野のポスト、8番平松、10番飯島の速攻で3連取し9対17の8点差が付く。テラスタイムアウト後、6番比嘉、22番上地、20番樋口などで追いかけるテラスだったが、名古屋の勢いを止められない。要所でテラスゴールキーパー18番田口が好セーブでチームを鼓舞するも、徐々に点差を広げられ19対30で名古屋が勝利を収めた。参入シーズンで歴史的１勝を収めたザ・テラスホテルズのホーム初勝利は来シーズンへお預けとなった。

　◆　男　子　◆

豊田合成　　　　27 (12-15, 15-12) 27　大同特殊鋼

  • 　『緊迫のホーム最終戦、合成引き分けでリーグ1位通過』
  • 　この試合の結果でリーグ優勝を決めるか3位となるか合成にとっては緊迫のホーム最終戦。大同が左サイドから9番中田へのスカイで試合が動き出す。合成は、9番趙がミドルを決める。大同は39番アニッチのポスト攻撃を絡めて、得点を重ね、11分には3点大同リード。巻き返したい合成だが、大同の厳しい攻めに前半3人の退場者を出し、15対12の大同リードで前半を折り返す。
    　後半、互いに点を取り合う展開に。10分過ぎ合成7番ヨアン、21番小塩、2番山口の3連取もあり、14分過ぎに合成が同点に追いつき、17分過ぎに20番出村のゴールで初めて逆転。大同9番中田にレッドカードが出され、2点差まで広げた合成だったが、残り2分合成7番ヨアンが退場。その間に大同が追い付き、緊迫の最終戦は、引き分けで終了。合成はリーグ1位通過を決めた。なお、この試合で大同5番石橋、7番久保龍、11番平子が引退。試合後に両チームから胴上げが行われた。

　◆　女　子　◆

プレステージ・インターナショナル　アランマーレ　31 (11- 8, 20- 6) 14　大阪ラヴィッツ

  • 　『今期の最終戦を勝利で飾り来期につなげたいラヴィッツは・・・・・』
  • 　今期の最終戦を勝利で終えたいラヴィッツのスローオフ。エンジン全開でまずは25番橋本のミドルシュートで先制。しかし負けじとアランマーレも反撃、一進一退の攻防。ラヴィッツ再三のピンチも守護神12番齋藤が好セーブで救う。しかしラヴィッツは、自らのミスを相手に拾われ、3点ビハインドで前半終了。
    　後半リズムを掴みたいラヴィッツだが、ミスを重ね、ことごとくアランマーレに得点につなげられ、リードを広げられる。ラヴィッツは、ディフェンスの高い位置へのプレスディフェンスに切り替え、再三ボールを奪うが、シュートミスが多く、結局勝利を得ることはできなかった。

イズミメイプルレッズ　32 (17- 7, 15-11) 18　ＨＣ名古屋

  • 　『ホーム最終戦勝利で飾った』
  • 　立ち上がり、お互いシュートが決まらない中、イズミが10番秋山のロング、29番河原畑、18番南のカットインで3点を先取、たまらずHC名古屋はタイムアウトを取るが得点につながらない。HC名古屋は7人攻撃をしかけたが、イズミゴールキーパー板野のファインセーブなどでチャンスをものにできず、2回目のタイムアウトを取得し名古屋は2得点を連取。その後はお互いペースを取り戻し、17-10でイズミ優勢で前半を終了した。
    　後半両チームとも立ち上がりは悪く、イズミ18番南のシュートなどでイズミは得点を重ね、そのままイズミのペースとなると思われたが、名古屋はタイムアウトを取り、勢いを取り戻す。その後は終始イズミペースのゲーム展開で32-18イズミが勝利した。イズミにとって昨年11月以来の有観客ホームゲームは、入場制限を設けながらも収容人数の50％の500人の観客が会場を埋め、レギュラーシーズン最終戦を勝利で飾り、プレーオフへ向けての勢いをつけることが出来た。

　◆　男　子　◆

トヨタ自動車東日本　27 (14- 9, 13-14) 23　湧永製薬

  • 　『東日本が最終戦を勝利で飾る』
  • 　11番楳木のポストで先制した東日本が、アグレッシブなデイフェンスで湧永にチャンスを与えず、中盤まで8対2と大きくリードした。湧永も11番矢田のミドルなどで追い上げを図ろうとするが、15番藤川のステップなどで得点を重ね14対9と東日本が5点リードで前半を折り返した。
    　後半に入り湧永は高いデフェンスで活路を見出そうとしたが、12番関口の好セーブにも阻まれ点差はなかなか詰まらず、逆に10番玉井や7番山田のカットインなどで東日本が着実に得点を重ねた。終盤に連続して退場者が出た東日本に対し、7番川上の連続ゴールなどで3点差まで追い上げたが、東日本が逃げ切り勝利を収めた。

　◆　女　子　◆

ＨＣ名古屋　　　23 (11- 9, 12-11) 20　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『ブルズホーム最終戦、接戦を逃す。連戦続いた名古屋勝利。』
  • 　今シーズン最後のリーグ戦。ホーム、ブルズはディフェンスリーダー2番金を中心に積極的なディフェンスからの速攻で3番平野が先制点を取る。一進一退の攻防が続く中、名古屋6番杜氏のサイド21番福地の速攻で加点。ブルズも4番宮崎のカットインで応戦するも前半11-9と名古屋リードで終了。
    　後半立ち上がりブルズ4番宮崎の切れ味鋭いカットインが決まり、後半5分13-13の同点に追いつく。その後ブルズ16番神谷、名古屋12番瀧澤、両ゴールキーパーと互いのディフェンスの持ち味が続いた。後半残り5分名古屋9番エース髙宮のミドルシュートをきっかけに連続得点した。ブルズも5番和田、6番中島、11番豊島で追撃するも名古屋12番ゴールキーパー瀧澤からゴールを奪えず、23-20で、連戦で苦しい試合であったがＨＣ名古屋が勝利した。

ページトップへ戻る